お父さん、すいませんしてるかねえ

2008-06-04 「映画」「ファミマ、ケンタ、マクド、そんで」「言わせないよ」

映画ミスト 12:14

スタンドバイミー」って、ジャンルは「ホラー」なんですって、知ってました?


あらすじを簡単に

湖のほとりに住むデヴィッドは妻と息子ビリーとの3人暮らし。

ある嵐の日の翌日、湖の向こうに霧が不自然に家の方に向かって流れてくるのを見て、不安になる。

デビッドがビリーとともに買い出しにスーパーへ訪れると、建物ごと深い霧に包まれてしまった。

そこへ男が血を流しながら駆け込んできてこう言うのだ。

「霧の中に何かいる!」



すごい映画なんですよ。

世界の不条理さと人間のおびえ、信仰誕生…。

スーパーの1フロアという限られた空間の中で、創世記をやってしまおうという画期的な作品です。

さすが「ショーシャンクの空に」と「グリーンマイル」という毛色の違うスティーブン・キングを手がけた監督の作品だけのことはあります。



「なぜミストが?」という疑問に対しての答えもこの不条理な回答はさすが「ホラー」ならでは。

怖いという気持ちに対して明確な解説は必要ありませんからね。

むしろ、すっぱり異形の者たちを持ち出したのは、恐怖心をかき立てる意味でありです。



それだけにラストが納得いきません。

というか終盤になり、

「この結末だけはやめてくれ」

と願ったままのラストになってしまいました。

そこまでやる必要があったのか、ただ絶望を描くだけでいいんでしょうか?

描かなかった部分が「死」だと容易に想像できるため、いっそ死んで終わってくれ、という感じです。

そうでないなら「霧の中」で終わらせてやってほしかった…。


これからDVD化もされるでしょうから奥歯にものがはさかったような物言いでもうしわけありませんが、映画にもらったのは悲しみでも喜びでもなく、ただただ「絶望感」だけでした。



金額で評価すると  (標準  ¥1500)


¥1900


です。




ぼくも2児の父親ですから、同じ判断をするかも知れませんし、走るかもしれません。

ですから、デヴィッドの判断には文句を付けることはできません。

公式サイト

http://www.mistmovie.jp/

Connection: close