「ミツ バルテュスによる四十枚の絵/バルテュス リルケ」

 風診社版、泰流社版に続いて河出書房新社から二度目の復刊です。ぼくが読んだのは泰流社版で装丁は日本オリジナルですが、今度の復刊は仏版の装丁をいかして復刊したようですね。
 批評家ピエール・クロソフスキーを兄に持つ画家のバルテュスが9から10歳の時に書いた猫を巡る40枚の連作絵画。序文を詩人のリルケがフランス語で書いています。奥さんは日本人でまだご存命のジュエリー・デザイナー、去年「徹子の部屋」に出ていたとかウィキペディアで読むと時代感覚がぐらぐらしますね。「ミツ」という名前は日本語の「光」だそうです。このころから日本びいきで、本当に日本人と結婚しちゃうバルテュスは凄いですね。

ミツ バルテュスによる四十枚の絵
ミツ バルテュスによる四十枚の絵バルテュス R・M・リルケ

河出書房新社 2011-05-18
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08月04日のつぶやき

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