仙台の山奥で自転車に乗ったり転んだり

愛車の GIOS でサイクリングしたりポタリングしたり、それをブログに記録してみたり。ロードバイクや自転車や坂のことを書いてみたり。ときたまプログラムのことを忘れないようにメモってみたり。

離席している間に Mac がログアウトしようとする

ちょっと離席してる間に、MacBook Pro がスリープして、そのままログアウトする挙動をするようになった。 正確には、iTerm2 とか PhpStorm とかに拒否されて中断しているけど、途中まではログアウトしようとして Safari なんかは終了しちゃっているような感じ。

急な挙動の変化だったので、最近変えたような設定で心当たりがなく、気づかない間のマイナーバージョンアップか常駐アプリによる影響か、原因がよく分からない。

なんとなく常駐アプリによる影響を疑って、環境設定の省エネまわりで Power Nap を Off にしたり、Wi-FiBluetoothバイスからのスリープ解除を Off にしたり、関係ありそうなところを変えてみても改善されず。

数日悩んだけど、「環境設定」→「セキュリティとプライバシー」→「詳細設定」の中に、「使用しない状態が x 分間続いたらログアウト」というそのものズバリな設定を On にしていたという酷いオチ……。

最近変えた設定ではないはずなので、問題が発生する前は何かが原因で機能していなかったのか、実はログアウトしてたけど気づいてなかったのか(さすがにそれはないと思いたいけど)、真相は謎のまま。

よくセキュリティを考えたのなら、10分20分の離席でログアウトするのは正しいような気もするけど、ログアウトからの再ログインは少し面倒だという点だけで今回はスリープとした。(スリープからの解除だけなら Touch ID で一発だから) とは言え今どきはログアウトしても元の状態に復帰するのすぐだし、ターミナルの状態は tmux でセッションを維持するようにとかすれば、再ログインだけ手軽にできる何かがあればログアウトするでもいいのかも。

今日も山を二周11kmのランニング、ぎりぎり5分台のペース。

 

息子が通う数学の塾が今日から再開。

入会した初日に来月いっぱい休むと告げられ、これは入会金と月謝を詐欺られた……と確信。今日はもぬけの殻になった塾の跡か、借金取りのヤクザがいたりしないか、とばかり思っていたら普通に稼働してて拍子抜け。

 

母親に誕生日プレゼントのハムも用意して、明日は母親と姪っ子の誕生日だ。

 

 

今日も山を二周10kmを1時間。

晩飯のカレーを食べ過ぎて腹が重たい、ここ数日は走っていると吹雪いてきて雪の中で走ってたから、風邪をひいたのかケアが悪いのか膝が鈍い。

 

ここ数日は夜な夜な Dead by Daylight ばかりやっていたから、古びた小屋やら林の物音やら廃棄工場の気配やら、夜の山林は雰囲気がたっぷりで恐れおののきながらのランニングだった。

晩飯に牛丼と豚汁を食べたら、腹は重いし苦しいし全然思い通りに走れなかった。山を二周12kmで約1時間12分。

急な飲み会と雷雨と寒波で中2日空いたから、今日は気力も体力も充実かと思いきやまさかの罠。

 

朝から新築のお祝いに、息子を離任式に送って、お役所に寄ってから出社、と珍しく朝早かったから気疲れも足を引っ張ったのかも。

 

しかし相変わらず強風と夜の冷え込みがつらい。もう少しマシなら自転車で通勤できそうなのにな。

 

走った走った。

阿呆のように走った。

 

気持ちよく山を二周12km。獲得標高180m。

夜中で何もなく誰にも会わないからの気持ちよさがある。今日は珍しく野生動物の気配も感じなかった。

 

約1時間10分の5:48/kmペース、ちょっとタイムは落ちている。

 

2月は毎日10kmのペースで月間で250kmくらいは走れてたけど、3月は花粉症と咳で走れない日が多くて、土日も強風で走れなかったから走り込みの問題か。

 

肩の調子も良く天気も暖かくなってきたから自転車も乗りたい。

でも、自転車ばかりで走らないでいると、もっと走れなくなるのかと思うと悩みどころ。

 

蕃山・西風蕃山・蛇台蕃山・萱ヶ崎山の読み方

僕の地元は仙台では割と有名な登山スポットに囲まれているんですが、その存在はポピュラーな割に山の名前を読めない人も多いらしい。 何かの呪文ぽい素敵な響きだと思っているので、ぜひ多くの人に読み方を知ってほしいとところ。

  • 【蕃山】ばんざん
  • 【西風蕃山】ならいばんざん
  • 【蛇台蕃山】じゃだいばんざん
  • 【萱ヶ崎山】かやがさきやま

これをまとめて「蕃山」と呼んでる。(詳しくないけど、ひょっとしたら『萱ヶ崎山』は蕃山に含めないのかも……) 萱ヶ崎山のすぐ南に高田山(そう呼ぶのか謎だけど高田という集落の山)もあるけれど、あそこは亀が森の一部というカウントなのかな?

ちなみに蕃山という名前の小惑星もある。

山頂にお堂があるのが蕃山、鉄塔があるのが西風蕃山、最高峰なのが萱ヶ崎山。 西風蕃山には展望台もあったはず。 蛇台蕃山には黒滝不動尊と白滝不動尊という非常に厨二心をくすぐられるスポットがあって、非常にいい。(とくに白滝はビジュアルもかっこいい) 萱ヶ崎山はもみの木とかぶなの木とか巨木がいっぱいあって、ちょっとした太古の森ぽい感じがある。あと大きい送電線もあったはず。

蕃山には大梅寺の登山道から登れる。 萱ヶ崎山には茂庭台団地の北隣にある梨野集落の消防分団のあたりから登れる。(目印は大きな桜の木) 蛇台蕃山は(たぶん)錦ヶ丘にある白滝不動尊から登れるはず。 西風蕃山は栗生にあるガソリンスタンドのあたりに登り口があったような……。

ちょっと離れて「青葉山(あおばやま)」「太白山(たいはくさん)」もあるけど、何となく青葉山とか太白山のほうが都会的な響きを感じる。

蕃山はギリギリで奥羽山脈の端っこという感じがするけど、蕃山から山続きの青葉山奥羽山脈感が全然しないと思っている。 厳密にどこまでが奥羽山脈なのか、その定義を知らないけれど……。

自転車に乗り始めて乗れなくなるまで

愛車のGIOSを買ったのは2016年の冬、ちょうど2年ほど前。 深い理由はなく、ちょうど奥さんがロードバイクに乗り出したので、一緒に乗れたら楽しいかな程度の理由でした。(羨ましかったというのもある) 高校生時代に通学で乗っていたランドナー(たぶんブリヂストンのクロモリ)のイメージと、なんとなくヨーロッパしかもイタリアが格好いいという印象でGIOSのエントリーモデルに決めました。

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牛とGIOS

それから2年、たまに乗ったり埃を被ったりな不遇をかこって、2018年の夏には猛暑で乗る機会も激減して存在感はゼロでした。

やっと涼しくなってきた10月に転機はやってきた。 奥さんが欲しがっていたビンディング一式を誕生日プレゼントに贈るため、ちょっと遠い自転車屋さんまで二人で遠出したときのこと。 店員さんにクリート調整をお願いしている間、暇つぶしに眺めていたサイコンを衝動買いしたのが切欠です。

サイコンはスピードセンサーとセットで数千円のお買い得な一品。 いままで何も考えずに感覚だけで走っていたのが、自分の出来ること・出来ないこと、今日の限界と昨日からの成長を数値化できることは、とてもとても楽しい!

それからというもの、すっかり自転車が楽しくなってしまったのでした。

週末には奥さんと近場の観光地まで往復30kmのサイクリングに出かけ、翌週は50kmに伸び、車通勤の片道15kmを自転車に替え、ついでに山を登る遠回りをしてみたり……。 サイコンの衝動買いが10月上旬、自転車通勤が10月中旬から、11月には週末のサイクリングが100km……140kmと伸び、気がついたら3ヶ月で走行距離は1600kmを超えていました。

この切欠がサイコンを買った一点だけなので、ごく個人的な感想でサイコンは最高におすすめです。

自転車に乗るのが楽しいと、不思議なもので食事のコントロールも苦にならず、筋トレとジョギングも日課になりました。 20年以上は運動と無関係な夜しか活動できない日陰の肥満プログラマだったのが、信じられないほどの健康な日々です。

そんな楽しい日々も12月となり、東北の中では積雪が少なく温かい仙台にも雪が振り出し、忘年会シーズンで通勤にも自転車が使えない日々が増えてきた。

雪が積もりだすと乗るのはしばらくお預けなので、天気予報で暖かくなりそうだった12/16(日)は気合を入れて朝から準備万端でした。 日中の温度は高めでも最低気温は0度なので、出発は少し遅めに8時まで待ってスタート。 奥羽山脈の麓が出発地点なので、坂の日陰は白っぽく湿って凍結が怪しい下りは慎重に慎重に……ビクビクとびびりながらのサイクリングです。 手足が死ぬほど冷え込むのでホッカイロを買い込み、根白石の田んぼで白鳥を眺め、ちょっと間の抜けた哀れっぽい鳴き声を聞きながら北上、泉ヶ岳を横目に朴沢から宮床に抜け、大和→大衡→大郷と順調に進んで、トラブルなく無事に松島へと到着。

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松島へと至る坂
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松島の桟橋
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五大堂

走行距離は55kmで時間は11時すぎ、昼飯にも少し早く時間もあるので、予定を変えて宮戸島まで足を伸ばして昼飯にしようと欲張った。 奥松島方面にまずは野蒜を目指して出発、快調に坂を登って進んでいたら……ぶっ飛んだ。 気がついたら空を飛び肩から盛大に落車、ヘルメット越しに頭をぶつける音と、路肩に吹っ飛ぶ自分の自転車がすぐに理解できない。 運良く(?)路肩に飛んだので後続の車には迷惑をかけないで済んだ。 突然の出来事に理解が追いつかなかったが、どうも薮から飛び出た枝と蔦の絡まった突起にハンドルをとられてしまった。 このときは分かっていないが右手の鎖骨が折れて3つになってしまっているので、痛みだったり落車の衝撃だったりで全然正常な判断ができていなかった。

それからはてんやわんやで、家族にも会社にも盛大に迷惑をかけつつ、クリスマスには入院して手術してもらえる予定です。 年末にはボルトで固定されて右手も使えるようになっていそうです。

思わぬ出来事で2018年の自転車納めとなってしまいましたが、なんとか順調に回復すれば雪解け前には復帰できそうで一安心。

忘れないよう自転車のことをブログに記していこうかと思いつつ面倒がっていましたが、予想外の骨折をまずは記録しておきます。