開善寺の早梅の精


     開善寺の早梅の精1


http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20080302#p1



「開善寺の早梅の精」は、信州の
伊那谷にある「開善寺」に伝わっ
ている「早梅の精」の話をヒント
にして、みほようこが書いたもの。



  「開善寺の早梅の精」より


「わしは、夢をみていたのだろうか。
美しい上品な女の人、舌がとけて
しまいそうなうまい酒、おいしい
料理。
あれは、夢だったのだろうか。
いや、夢ではない。



わしは、梅香となのる女の人と、
たくさんの歌をよんだ。ほんとに
楽しいひとときだった」
文次は、小声でつぶやきました。



すると・・・。
風もないのに、梅の花びらが、ひ
らひらと文次の上に舞いおりてき
ました。
そして、梅の花の香りが、いちだ
んと強くなりました。

りゅうの俳句1509

・この女神 立っていました 俳句かな


・この花で 約束される 小鳥なり


・その黄金 約束された 俳句かも


・あのみつを くわえています 女神だね


・この鳥を 約束しては 小鳥かも