P+M Magazine 04にヤングタンの新曲

ヤングタンのベースのタカノです。


年末あたりからTwitterでレコーディングしている事をTweetしていましたが、そのレコーディングした曲がリリースされました。


僕らが所属するabcdefg recordがP+M MagazineというMP3つきの無料の電子書籍を発刊しており、そちらのコンピレーションに参加させていただきました。iPadiPhoneでも読めます。



ボーナストラック含めて12曲入り。国内外折り混ぜて、すごくいい曲ばかりが詰まってます。ホントに。ヤングタンの曲が完成したときは超名曲だと思ったけど、どのバンドもクオリティ高くてビビった。


で、ヤングタンの曲は11曲目に入ってます。principleという曲です。ソラトネのレコ発ライブでも披露してましたし、スタジオで演奏し始めてから1年くらいは経ってるんじゃないかな。ただ、その1年の中でかなり試行錯誤してこの形になりました(超テンポが早いバージョンとか、ドラムが雷のように鳴っているバージョンなんかもあったな。。。)。


今の季節に合う、優しい曲に仕上がったと思います。でも同時に強さもある。レコーディングはソラトネと同じく、スタジオ一発録りでやりました。僕は曲に勢いを出すために立って弾いてました。一発録りだと丁寧さが若干失われる所はありますが、その分だけ強さや手触り感、人間味などが加わります。2番以降のエモーショナルさなんか、一発録りでなければ出なかっただろうなあ。


今回、ソラトネと違うのは、一発録りしたレコーディングスタジオのエンジニア堀さんにミックスをお手伝いして頂いた所です。ミックスのタイミングで、「このパートのギターをもう少し大きく」とか、「ボーカルの声の響きにこんなエフェクトを」とか成形するのです。「このボーカルの音程のピッチがずれているので正しく聞こえるようにここの音だけをいじって(ry」みたいな技も、実は出来ちゃったりするんです、すごいねミックスって。


一発録りとはいえ音がキレイに分離して聴こえるようにマイクを調節したり、ヤングタンのメンバーが「あ、ピッキングミスした!最初から録音やりなおし!」(一発録りなんで、誰かが間違えると始めから全てがやり直しになります)を繰り返すのにも不平不満も言わずに録音のお手伝いをしてくれたのが、エンジニアの堀さんです。そんなレコーディングの様子を見守ってくれた方に、曲完成と同時にミックスまでお願いしました。


結果、ソラトネのロックなテイストとはまた違った手触りの曲になりました。歌詞もいいですしねー。シンノさんが歌入れをしているとき、僕はレコーディングブースで泣きました。


という訳で、ヤングタンの自信作になりました。無料ですし、ぜひたくさんの人に聴いて欲しいです!ヤングタンのことばっかり書きましたが、コンピ通して、とてもいい作品です。

ダウンロードはこちらのページから
P+M magazine (Free PDFzine + MP3 compilation)