今年観た映画ベスト10

ヤングタンのベースのタカノです。

もう、2011年も終わります。今年はヤングタンのライブはできませんでした。
でも、来年1月21日(土)、久しぶりに下北沢モナレコードでライブをやることになりました。
今年作っていた新しい曲を演奏することになりそうです。楽しみだなあ。


さて、今年の振り返りに替えて、今年公開された映画のマイベスト10を書きたいと思います。



10.アンチクライスト
ラース・フォントリアー監督大好きです。
この作品では、監督はますます病んでいった様子がうかがえます。ものすごく不快な映像を圧倒されるほど美しい映像で見せてくれるので、見ているほうはどんな気持ちになればいいというのか!本当に性格が悪い監督です。
とりあえず、映画館で観て体中が痛くてしょうがないシーンばっかりだった。


9.リアルスティール
いろいろと回収していないところはあるにせよ、大作だからこそ見せられる、ロボットアクション、スポーツ、
父と子の愛、つまり興奮から感動までまんべんなく提供してくれる面白い映画でした。


8.ステキな金縛り
いつもの三谷幸喜クオリティ。たくさん笑ってたくさん泣ける、映画と人生が好きになるような映画。


7.白いリボン
ミヒャエル・ハネケ監督も大好きです。
正確には、昨年末の映画か。観終わった後はさっぱりわけわかめでした。ただ、「あれはこういうことだったのか」と腑に落ちるた時、吐きそうになるくらい人間が恐ろしくなる。
映画の中で、わかりやすく語っていない分、わかった時の衝撃がすさまじい。
ハネケの「白いリボン」観ました - youngtonguebass(ヤングタンのベース)の日記



6.「ライブ“アイム・ウィズ・ユー”in シアター」
レッチリの映画です。最高でした。
最初の1,2曲は、ジョンフルシアンテが抜けたレッチリは終わった。。。と思わせる、微妙なライブでした。みんなおじいちゃんになってしまったなあ、と思っていた。ら、ノッてくるに従い、どんどん若返っていくメンバー。
手に汗をかきながら見ました。最高にかっこよかった。


5.孫文の義士団
ジャッキー・チェンは衰えてしまいましたが、香港にはまだドニ・ーイェンというスーパーアクションスターがいます。
今年はドニー祭りでした。イップマンが計2作、日本未公開だった導火線、その他にも計5作公開されていたと記憶しています。
この作品は、ドニーが最も苦戦していた戦いが描かれていました。


4.ブラックスワン
ダーレン・アロノフスキー監督も大好きです。表現する人の孤独、深淵とのギリギリ感が描かれていて面白かったです。


3.ソーシャルネットワーク
ディヴッド・フィンチャー監督も大好物です。前に別ブログで感想を書きましたね。
映画「ソーシャルネットワーク」観てきました - mtakanoの日記



2.塔の上のラプンツェル
ディズニー映画ってこんなに面白いのか!と気づかせてもらいました。それまではただの食わず嫌いで見ていなかったのですが。。。
この映画で描かれている、世界の映像があまりに美しくて涙が出てしまいました。



1.英国王のスピーチ
映画館でボロ泣きしてしまいました。映画っぽい良い映画を観ました。この映画を観たのが、震災の数日後で、映画でも見ないと気分的にどうしようもなかった時でした。
そのタイミングで見たので、結構心が弱っていて、観終わった後しばらく立てないくらい、心を打たれていました。
自分の弱い心を克服してスピーチに向かうジョン王の姿、そしてその必死のスピーチに耳を傾ける英国民。素晴らしい映画でした。



全体的に、震災の影響で暗い映画より、最終的にハッピーエンドになるエンターテイメント作品を求めていたように思います。
映画があってよかった。来年も、たくさんよい映画を見られる良い年にしたいですね。