yourou2004-11-09

グロタンディーク 数学を超えて

グロタンディーク 数学を超えて

グロタンディークの伝記は読んでも、肝心の数学はなかなか
はじまらない。今週ははじめるゾ!・・・・たぶん。
「例えば、数学に対する私の寄与が、なんらかのわずかなもの
を作るのに、「役立った」という話を聞いたことがありません。
なにかに役立ったという面では、私には何の功績もありません。
それは確かです。しかしそれで安心できるわけではありません。」
『収穫と蒔いた種と』にはこうある。
正直でよろしい(笑)。

自転車

ももが筋肉痛。
それもそのはず。原付のヘッドランプが壊れたせいで、移動手段が
自転車だけになったのだもの。運動不足といってしまえば、そうな
のだが、日曜にはサッカーをやっているから体を動かしていないわ
けではない。使う筋肉が違うということだろう。
会社の行き帰りの走行時間は、ちんたら漕いで40分ほど。
冬場の冷気にさらされての走行であれば、手はかじかむわ、顔と耳
の皮膚はただれるように凍りつくわで苦痛以外のなにものでもない
のだが、今はまだそこまで冷え込んでないし、幸いにもこのところ
晴天がつづいているから、自転車は気もちいい。
今日は業務を終えたあと、書類をもらう目的で市役所に行った。
これがまた会社と逆方向で遠いのだ。
いったん家に帰って、印鑑だのをカバンに詰め込んで、バタバタと
再出発。おもてはすでに暗くなっている。ランプを付ける。
こぎ出すと、ダイナモがペダルを一段と重たくし、ずっしりと足に
こたえる。
ホイーンホイーンと発電機の素っ頓狂な回転音が耳にまとわりつく。
このホイーンホイーンが好きになれない。疲れてこちらの漕ぐペース
が落ちてくると、合わせてホイーンがペースダウンするわけだが、
煽られてるようで落ち着かないのだ。
速く走ろうが遅く走ろうが、関係なく明るく照らしてほしい。
けれど、願いはかなわない。ホイーーーン・・・ホイーーーン・・・。