レッグ釘キックて。(週刊少年ジャンプ30号感想)

暗殺教室

どうも最近、対象年齢をグイグイ下げてきてるなーという印象です。殺せんせー、ちびっこ人気ありそうですからね。「こどもでも描きやすいキャラデザ」は大事なポイントだと思います。小学生のころ、悟空のツンツン頭が描けない私でもラッキーマンは描けた。

以前登場したマッチョ先生の「無茶な時間割」あたりで初めて「小学生ウケしそうなネタだ!」と思い、今回でいえば殺せんせーの弱点が「泳げない」ってのはとても身近に感じられそう。で、ストーリーも少年向けにシフトしてきてるなと。「ネウロ」に比べて若干薄味でわかりやすい教訓を織り交ぜているので退屈に感じてしまう時もありますけど。殺せんせーに萌える「触手萌え」漫画として読むぶんにはいいかなーと。

トリコ

レッグ釘キックて。そりゃあレッグだろうよ……。単語ひとつでしばらく笑える力がありますよレッグ釘キック。何この凄まじくアメリカへ渡米してる名前。トリコの技名は最近完全にゲシュタルト崩壊していて日本語でも英語でもなくなんか独自の何かです……。サイコロ転がして、適当に単語組み合わせて決めてるんじゃないのこれ。

ワールドトリガー

ウヒョーめがねっ娘スゲーカワイイウヒョー! しかも17歳。一般企業にこの若さの事務がいる事は普通ありえないので、ボーダーってもしかして凄く恵まれた職場なんじゃないですか。戦闘要員もなんかやたら若いし。ちょっと死んじゃうかもしれないのがネックですが、命くらい天秤にかけていいってコレは。マジで。

ソウルキャッチャーズ

この漫画には"力"がある……ただキャラクターが会話してるだけでも、胸が詰まるような、緊張感と必死さと魂と謎のテンションが相乗効果となって……でも! 本当に前半は会話してる"だけ"なんスよ……! 内容だってそんなに特別なドラマじゃない、よくある親子の確執のハズなのに……このオリジナリティ。天才……いや、化物か……!(汗ダラダラ流しながら)

スモーキーBB

そんな毎週毎話、主人公の凄さ解説しなくても……。今後も一球投げるごとにやるんだろうか。
二番打者「あいつ……スモーキーか!」
三番打者「あいつ……スモーキーか!」
四番打者「あいつ……スモーキーか!」

ハイキュー

「あまりにも面白すぎる」「こんなに面白すぎていいのか」「面白さが大変なことになっている」と大評判のハイキューですが、青城戦はホント神かなんか宿ってるとしか思えない。作中最強のライバルの一人であるはずの及川くんが、しかし化物や特殊能力者ではなく地に足のついた選手であり、今週、回想を挟みながらサーブを外してしまった場面では涙腺が緩んでしまった。漫画で泣きそうになったのは本当に久しぶりだ。決着したら彼が泣き崩れるのかと思うと、今から恐ろしい。