勉強の計画の立て方
自宅で本を読みながらくつろいでいた時の事です。上の娘が、
「パパ、勉強の計画ってどうやってたてればいいの?」
と聞いてきました。よくよく聞いてみると、夏休み中に塾から出ていた宿題が終わっておらず、9月いっぱいで終わらせないといけないとのこと。そもそも夏休みに出ていた宿題を放置していたことから「あのなぁ」なのですが、小言を言い出すと止まらない予感がしたので、一言、二言にとどめて計画の立て方を説明しました。
簡単なことなのですが、計画を立てたことがない人には難しいことかもしれませんね。
- まず、やらないといけない勉強内容とボリュームを「すべて」書き出します。計画を立てた後に、「実はこれもやらないといけない」というものが出てくると、折角立てた計画の意味が亡くなります。たとえば「xxテキストを20ページ」とかです。
- 期限を確認し、今日からあと何日あるのか確認します。その際、勉強をできない日は差し引きます。期限まで14日あるけど1日終日部活で勉強できない日があるので実質は13日みたいな感じです。
- やらなければならない勉強ボリュームを日数で割ります。上の例だと、20÷13=1あまり7となります。つまり、「13日間は1日1ページ、7日間は1日2ページ」ということになります。
- あとは、何ページを「いつ」やるか、カレンダーに書き込んでいきます。このとき、例えば部活で勉強時間が取れないなどの日がわかっていたら、1日1ページの日を割り当て、時間がとれそうなところには2ページを割り当てるなど工夫します。
- さらにどのページをやるかについて、2ページの日には難しい問題が集中しないよう、実際に問題を見て割り振ります。基本問題のページと発展問題のページを組み合わせるといったような。
- これで、勉強(というか宿題)のスケジュール完成。あとはやるだけです。途中で予定よりもペースを上げることもできます。なんせ、計画は期限に間に合うようたてられてますから。これで心に余裕をもって進めることができます。
こんなことを娘と一緒に話をしながら、娘は計画を立てていました。
もう、ちょっとしたプロジェクト計画の立案ですな。
学校で学んだことは社会に出てから役に立たないとよく言われます。そうですか?こういった計画をたてるという行動は、社会人になってからも求められることです。計画をたてるのが苦手な大人も意外と多いと思います。勉強の科目の中身云々はもちろん大事な事ですが、こういった計画を立てられるという力をつけてくれたら、将来どれだけ社会に貢献できるか。
なんてことを感じたのでした。
今日は台風の影響で外はすごい風雨です。皆様もむりをされませぬよう。
では!
日々感謝 m(_ _)m