『こころ』2,570目


本日早朝 新潟市近郊阿賀野川河川敷フィールド 天候曇り 気温3℃ 微風。絶好のコンディション。

千葉組 組長からまわってきた 英国 Retriver Campionship 2009 DVD。
限定版 KIRIN 氷結 STRONG "佐藤錦" いただきつつ 犬勉学にいそしむ 日曜の午後。
いい休日っす。



ドリブン 基本練 30〜40m 3ヶ所 x 3
本日1セット目は 最近よくやる ドリブン基本練。中央、右、左 に各3本ずつ ダミー放り投げを スタート位置でアヤツにメモリーマーキングさせたうえ、 その後 的を絞らせないよう(回収順を読まれないに) 指示担当の指令とうりにダミーを確保する内容。 回収送り出し9連発になります。 今日の設定はいつもよりスタート直後 25mほどは丈の低いフィールドエリアでの走行となり 少なくともこのエリアに関しては ハザードとなるボサや切り株 立ち木等はなく、 指し示された方向へ ぶれなく一直線に走りこんでいくことを アヤツは求められています。 ターゲットポイント直前のエリアは 数mから15m程度の ボサや 丈の高いハザード帯を越えていくように 各ポイントとも 設定されています。そういったハザードの状況からすると 真っ直ぐピンポイントでアクセスする難易度としては 中央 > 左 > 右 というカンジになっています。特に中央のポイント直前 奥行き幅15mほどのハザード帯に関しては 、 スタートからポイントまで一直線上に 雪の重みで寝てしまっている太い枯れ木などの群生や切り株等 、アヤツが走る上で 迂回を選択せざる負えない要素が存在しないことを コース設定時に確認してあり、アヤツに ハザード帯を突破させるポイントの位置と方向について 実は走らせる前から 明確に決めてありました。 この中央ハザード帯を突破させるポイントは 次の本日の練習 2セット目 マーキング + ブラインド 練(下動画) でも共通にしてあり 昨日の練習では不首尾に終わった ハザード帯を 指示されたポイントから 一直線に真っ直ぐ突破させる動きを 今日の練習2セットを通して アヤツに積み重ねさせることを意識しています。
 それともうひとつ これは先週日常の日々の中から アヤツと歩くときに常に意識してアヤツに伝えてきたことなのですが 共に緩やかな脚側で歩いていて トウチャンが止まった瞬間、回収一連の流れで言えば スタートで 送り出し方向を指し示される直前に該当するのですが、アヤツと私の位置関係を 正しくアヤツに意識させるように 促してきました。 改めてトレーニング積み重ねたというより 日常のサンポの中で 褒美のピンクのボールなどを常にアヤツに意識させながら 促してきたのですが… アヤツ トウチャンが止まってもまだ オートマッチックに 正しい位置に静止するには至っていません。ただその場で 「アレ…どうすんだっけ」…と私がアヤツを見ながら つぶやくと 我に返って あわてて位置を修正している動きが 今日の練習全般で見られるようになってきました。 「アレ…どうすんだっけ」で自ら修正(ホントはそれでは自ら修正したとは言えないんですが) するってことは 少なくても トウチャンにその場で求められていること (正しい位置で静止すること。前へズルズル出るのはダメダメ) と ソレが出来てないと 走らせてもらえないってこと はアヤツ徐々に理解してきたように思います。
9本の回収いずれも 指し示された方向への送り出しと ハザード帯越えの走行経路に関して まずまずだったように思います。中央1本目の回収で ポイントをオーバーランした結果 送り込みへのリカバリーで四苦八苦していますが 意識していた ハザード帯の一直線突破はしょっぱなからよく出来ていたと思います。
一番効いていたのは やっぱり スタートで 私が方向を指し示したときに 正しい位置でアヤツが静止できていたことかなあ。 正しい位置で 方向指示を受けるということが アヤツの中で 自ら先読み的な意識に頭の中支配されることなく フラットでニュートラルな状態で 指示に沿って 動く意識につながっているように 私は感じました。
犬ってのは(少なくともアヤツに関してはですが) ホントにメンタルな生き物で ハンドリングってのは ソコをコントロールすることなのカモ…。



マーキング 85m x 2 + ブラインド 50m
本日2セット目は 85mのマーキング ⇒ 発砲音だけあって 50mブラインド(85mの位置に意識が残っているアヤツの走行を ストップコントロール) ⇒ 85mのマーキング (1本目と同じ) のトリプル回収設定。 中央ハザード帯を突破させるポイントについて は 先ほどの1セット目と意識して同じにしてあります。
3本の走行での 中央ハザード帯の越え方についてなのですが マーキングできていた1本目はあえて 送り出し方向を指し示さず ゲトン声符だけで送り出しました。 この1本目はアヤツ 中央ハザード帯を突破するポイントが  1セット目に 首尾よく 直進突破できていたポイントより 左へ2mほど ずれているのが動画でハッキリ確認できます。その結果 ハザード帯内部の障害状況から アヤツ スラローム競技のように左右体を振って蛇行しながらハザード帯を突破していきました。2本目3本目は ハザード帯突破の位置と方向を 明確に指し示したうえ送り出しました。アヤツ指示どうりの位置から きれいにハザード帯一直線突破できています。
  左右体を振った結果だと私は思いますが 問題の1本目は走り出したときはマーキングできていたダミー落下ポイントから目が切れてしまったため ハザード帯突破直後から 走りこむべきマーキングポイントをアヤツ 見失ってしまったように思います。 こうなればアヤツ もうダミー確保に向けて スロアー位置を基準アンカーに走りこみ、 その後は トウチャン連携でナントかするという 合理的な次善の選択をしたこと 完全に動きに現れてますね。それでもダミー落下ポイント至近を通過できていれば トウチャンの笛が入るのですが (スロアーから 半径2mでのサーチホイッスルのタイミングについては 逐一無線で サゼッションが入ってきます。笛を入れるかどうかの判断は 犬の動きが私から見えているうちは あくまで私のほうでしていますが) 若干ポイントから外れていましたので ハンドリング関与なく アヤツ勢いあまって大きくオーバーラン。その後 カムフォアードコントロールの笛で アヤツ 距離を戻してきますが ダミー落下点から外れた スロアー左手前のボサ側へ吸い寄せられてしまいます。 ここで犬をいったん止めて 方向指示コントロールリカバリー ダミー確保。
どのタイミングで犬を止めるべきだったかというと、たぶん往路最初の オーバーランしてスロアー後方へ走りこんでしまう直前、ダミーポイントと距離が合った瞬間に止めて 方向指示コントロールするのが今回のケースでは無難だったと思います。ただ今回右往左往した根本の原因は ハザード帯を突破する際に 左右に振られて マーキングポイントから目が切れてしまったことにあり、ソレを考慮すれば スタート時に 2本目3本目の送り出しと同じように 明確に ハザード帯を突破していく位置と方向について 指し示して送り出す必要があったんだと思います。
 1本目右往左往の本当の原因は ヘボなハンドラーがきちんと仕事をしなかったことが 積み重なった結果であること 私としては痛感するわけです。
やはり 練習後動画を見返しての反省会は重要。

今週のダミー練も楽しかった!



Angel / Sarah McLachlan 1997年
 カナダの女性シンガー サラ・マクラクラン の「Angel」。 事務所業務ギリギリ状態 半分夜なべ明け にもかかわらず 未明まだ真っ暗な5:00すぎから ダミー練(娯楽) に向かう懲りない私… この曲 そんな睡眠不足とボケた私に どこまでもやさしいです。 ただこの曲 実は クスリ(麻薬) 過剰摂取で亡くなった サラ・マクラクラン のミュージシャン仲間への鎮魂歌なんだって。ホントはすごい悲しみの歌なんです。
 Google Play Music のメロー系癒しチャンネルで この手の曲 かけ流されていて いつもお世話になってます。