京都メディアフォーラム例会記録(2004.7~2011.12)

京都メディアフォーラム例会記録

ゼミがインターンシップと出会うとき3−ラジオ番組の発表だ−

ytsutsui2008-02-03

ラジオ番組を聞く(4分間)

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前回からの続きである。精華大生の発表の終盤に、できあがったばかりのラジオ番組のダイジェスト版が初公開された。BGMも生演奏で、出演者は三名ともゼミ生で、
台本もゼミ生が作った。すべて自前ですませてしまったと言えばそうなのだが、自前でもそれなりの番組を作り上げたゼミ生の素晴らしさに敬意を表したい。

発表終了後に、参加者からの質疑応答がおこなわれた。後の二人の報告とはかなり毛色が違った内容である上に、番組内容の説明が中心だったので、参加者が質問が出しにくそうだった。
その中で、同志社大学の谷口先生、京都工芸繊維大学の山本健太郎先生、そしてキンシ正宗の田中部長さん、ナジックアイサポートさんからも質問を頂いた。それぞれに教務深い質問だったが、その中でも
田中部長さんの指摘が鋭かった。つまり、プロジェクトの目的やこれまでの経過など番組を形作る骨格を報告しないので、わかりにくかったというものである。



この点については、前回書いたとおりであるが、まさに精華大生のプレゼンの弱点を突いた質問であった。返答に困る質問であったが、柏木君以外のゼミ生が自分たちなりの返答をしたのであった。田中部長さんを初めとして参加者の多くは、その説明に納得することはなかったが、それよりは自分なりの返答ができた、ということでゼミ生の場合には成果と見る必要がある。

ゼミがインターンシップと出会うとき4−京都工芸繊維大生の発表−

田中部長のコメントを見る(4分間)

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精華大生の報告の次は、ナジックアイサポートさんのインターンシップに参加した増岡志寿香さんの報告である。テーマは、学生派遣というバイトでもなく、無償のインターンシップでもない、学生による企業への新しい関わり方を提案するものである。発表内容の動画は、本人の許可を得ていないので、公開できない。可能になればアップする。


しかし、私にとっては彼女の報告は二度目であるが、二度目の方がまたストレートになっていて、さらに磨きがかかったと思う。大変な逸材と出会ってしまった。


増岡さんに続いて報告した同じ大学の田中優香さんの報告もすごかった。彼女にとっては、インターン先であるキンシ正宗さんでの報告は、かなり緊張したようだが、そういう環境に左右されない強さを彼女は持っている。コーディネータを担当された山本先生も絶賛されたし、田中部長や谷口先生も、そして、受け入れ先だったナジックアイサポートさんからも驚きの声が上がった。田中優香さんの発表は、内容が公開できないのだが、二つ連続の絶品プレゼンを聞いたゼミ生もさぞかし心に残ったことだと思う。


その後、キンシ正宗さんが、品評会以外では絶対に飲めない大吟醸などをごちそうになった。始まる前にはあれだけ堅かった田中部長さんの顔も、ゼミ生の努力を少しは認めてくれたのか、和やかになっているので、心から安堵した。酔っぱらいおじさんそのままの姿で、ゼミ生には呆れられていたが、大量に飲んでも、まったく二日酔いにならない素晴らしいお酒に酔いしれた。ゼミ生と田中優香・増岡静香さん、そして、田中部長やコーディネータの先生方、ナジックのみなさんも本当にありがとう。

参加者の写真を見る

また、何か考えましょう。