お手軽ホットワイン

燃えるホットワインを見せびらかされてイライラした方、別にそんなんうらやましくもないわという方、どなた様にもお気軽に作ってもらえる簡単ホットワインレシピをご紹介します。ドイツの人は風邪引いたときにも飲むって言うけど、玉子酒のほうが栄養ありそうだね。

前回、前々回でご紹介したのはFeuerzangenbowle(フォイアー・ツァンゲン・ボウル)と言って、大きな砂糖の塊にラム酒をかけて、それに火をつけて砂糖をとかしながら温めたワインに落としていくという、デモンストレーション的にも面白くもちろんおいしいホットワインです。

燃え上がるホットワイン 1/2
燃え上がるホットワイン 2/2

しかしコレは火をつけたりして危険だったり、ドイツでしか売ってない円錐型の砂糖のかたまりが必要だったりしてなかなか手軽に楽しめないので、今回はご家庭で簡単にできるホットワインのレシピをご紹介します。

ホットワインはグリューヴァイン(gluewein)と言われて、レシピは日本のお雑煮くらいにさまざまです。基本は赤ワインにオレンジ、シナモン、グローブを加えて甘みをつけて温めるのですが、そこにお手軽さと求めるアルコール度数の高低でレシピに手加減を加えていきます。アルコールに弱い人はオレンジジュースを足してみるといいですよ。

大人数でパーティなら
ちょっと手間がかかってもいいからおいしく、そしてできれば何がしかの演出をしたいときに。
材料

  • 赤ワイン 2本
  • スライスしたオレンジ 2個分 (レモンのスライスを入れるレシピもありますが、すっぱくなって私は好きじゃないです)
  • シナモンスティック 1本
  • クローブ 10個程度
  • 砂糖
  • 好みの強めのアルコール(ラムやブランデーが定番ですが、高くてもいいならグランマニエもおいしいです)

作り方

大きな鍋にワイン、スライスしたオレンジ、シナモン、クローブ、好みの量の砂糖をいれ、沸騰させないように温めます。写真のようにクローブはオレンジに刺してスライスするといいですよー。


オレンジのスライスやシナモンスティックがワインに浮いているのを見ると、ちょっぴりご馳走風な感じが演出できませんか?あとは各自の好みでアルコールを足しながらいただきます。この材料だと6-7人分くらいかなー。このレシピでいいところは、足りなかったらワインと砂糖を足して簡単に作り足せちゃうことです。


今すぐ飲みたい
見てくれとかどうでもいい!今すぐ飲みたいの!というときに。
材料

  • 赤ワイン カップ1杯
  • オレンジのスライス 1,2枚 (オレンジ切るのもめんどくせえ!と言うときにはオレンジジュースでよしとしてください)
  • シナモンパウダー 少々
  • クローブ 2、3個
  • 砂糖 お好みの量
  • 好みの強めのアルコール

作り方

マグカップにワイン、シナモン、クローブ、オレンジ、砂糖をいれ、電子レンジで温めます。味見をして好みのアルコールを足します。

ドイツではティーバッグみたいなグリューヴァイン用のスパイスが売っていて、コレを温めたワインに入れて手軽に飲むそうです。写真はウチにあったものですが、中にはオレンジピール、シナモン、クローブなんかが入っているみたいです。


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