ザワークラウトとソーセージとハム 1/2
いかにもドイツ!って感じの食事っていったらやっぱり焼きソーセージに厚切りグリルハムにザワークラウトにじゃがいもを大きなお皿にドン!って出したアレだよね!
日本人では「ザワークラウトってあのスッパいやつ?ウマイと思えなかったわ」という人が多いんだけど、おいしいザワークラウトを出すお店ってドイツでもけっこう少ないのですよ(自社調査)。でもアレは上手に作るととってもおいしくて、ソーセージやハムとじゃがいもと一緒に食べると味の玉手箱や〜♪と言う感じになります。スッパさを抑える工夫をしたレシピをお教えしますのでぜひお試しください。
材料 大体4人分
- ザワークラウト 1缶(400から500グラム)
- ポークハム 500-600グラムの大きさのかたまりひとつ
- グリル用ソーセージ 大4本もしくは小8本 (重さで400から500グラムくらい)
- たまねぎ 1-2個
- 白ワイン カップ2杯
- キャラウェイ 小さじ1
- ローリエの葉 2枚
- バター 適量
- 塩、こしょう
- じゃがいも 5-6個 (付け合せにこふき芋にしてください)
材料について
ザワークラウト
ザワークラウトってキャベツの酢漬けだと思ってる人がいるけど、ほんとは塩漬けを乳酸発酵させてスッパくさせてるものです。もともとは保存が目的だったんだろうけど発酵食品だから体にいいし、ドイツのキャベツってすんごい硬いからこうでもしないと食べにくかったんだろうね。アメリカのキャベツも固くて、包丁を入れたときの手ごたえは「カボチャか、コレは!」くらいですよ。
私は普段はデルモンテの缶詰を使いますが(411グラムで$1.29)、今日はドテラが散歩の途中で買ってきてくれた上等のザワークラウト(Hengstenbergというドイツのメーカーの、白ワインも使っているというもの。550グラムで$2.95)があるからソレを使います。
ソーセージ
ソーセージは、アメリカなどにお住まいの方なら、できれば肉屋で売ってるガッチリした、肉以外の材料が極力入っていないソーセージを使って欲しいところです。ドイツで言う Bratwurst(グリルもしくは焼き用ソーセージ)が最適ですが、茹でて食べたり冷たいまま食べたりするものでなければ大体OKです。アメリカ国内ならGerman Deli.com などのサイトでオンラインで買えたりしますが、厳密にジャーマンなものでなくてもイタリアンでもブラジリアンでもいいと思います。アメリカでスーパーなどに売ってて手軽に手に入るものの中では Hillshire Farm と言うメーカーのソーセージがおいしいと思います。6本入ってて1パウンド(450グラムくらい)のパックが4ドルくらいです。
日本にお住まいの方ならシャウエッセンとかよりもふたまわりくらい大きなサイズのソーセージ、とサイズを目安に探すといいかもしれません。ナントカ牧場のナントカ豚を使用した上等のソーセージとかである必要は全然ありません。魚肉はダメー!
←アタシのお気に入り
ハム
ハムも出来るだけ加水されていない、ポークのロースのかたまりとかがベストです。ホントはドイツに行くとカスラーというお料理用に加工されたハムみたいな豚のかたまりがあってソレがベストなんですが、手に入りにくいので今回私は近所のスーパーで売ってたブラジリアン系のハムのかたまりを使いました。けっこうおいしかったですよ!1ポンド(約450グラム)で$4.79でした。
キャラウェイ
ドイツの料理、特にザワークラウトを使ったものにはキャラウェイはぜひ欲しいところです。ちょっぴり入れると本格的な香りになります。入れすぎ注意。
作り方は次回でご紹介。冷やしたビールもしくは白ワインをご用意しておいてください。