果物のソルベ、スパークリングワインをそそいで

アメリカでは酒類に関する法規が厳格なのでアルコール飲料の販売も厳しく規制されています。アルコールライセンスを持っていないレストランはもちろん酒を出せないし、ライセンスによっては出せる酒がビールやワインなどの度数の低いものだけだったりします。
一方、ビール国ドイツでは喫茶店とかケーキ屋みたいなお店ですらアイスクリームにベイリーズをまわしかけてくれたり、コーヒーにラムとかブランデーとか入れてくれたりしてくれます。
 とくればドイツ人のドテラが果物ベースのシャリシャリシャーベットにシュワシュワスパークリングワインをかけて食べちゃうのも納得でしょー?


作り方はほんとうに適当。好みの果物をひたひたよりちょっと多いくらいの白ワインと好みの量の砂糖で軟らかく煮て軽くつぶします。味見して酸味が必要と思ったらレモン汁を加え、バットなどに入れて冷凍庫で冷やします。私はワインの香りが強いのが好きなのでワインだけで煮ちゃいますが、好みで水でワインを割るなどしてください。

 上の写真はブラックベリーのソルベですが、こちらは白桃のソルベをつくっているところでございまーす!一貫してなくてごめんなさいねー。

果物はお好きなものを使用すればいいのですが、イチゴ、ブラックベリー、ラズベリーなどのベリー系の果物と桃がウチのお気に入りです。オレンジやレモンも王道ですね。レモンなんかを使うときには水と砂糖を多めに使用します。メロン、キーウィフルーツもおいしく作れます。

 くだものが柔らかく煮えたら、軽くつぶします。私は食感が残るくらいザックリとつぶしますが、一度ミキサーにかけるとなめらかになって上品。

冷めたらバットなどにいれ、ラップで覆ってから冷凍庫に入れます。
数時間ごとににフォークでかき混ぜ、シャリシャリフンワリと空気を抱き込ませるようにします。この作業を怠るとガッチリ一枚岩ができてしまいますョ。冷凍庫には半日から一日入れておく必要があると思います。


それでは冷たく冷やした器に盛り付けてー。

ドテラ 「さあ、それでは・・・」
ゆう 「やりますか。」


シュワシュワーーーー。
よく冷やしたスパークリングワインをそそぎます。ええもうお好きなだけどうぞ。

果物の香りが華やかに立ち上がり、ソルベとワインが殺しあうことなく互いの魅力を最大に引き出し、どんな腹いっぱいステーキやポテトを食べた後でもスルリと食べ終えてしまうフルーティな軽やかさ・・・ハァァァ〜〜〜(腹の底からから満足したため息がもれる)。もうステーキハウスでデザートにバナナクリームパイとかチーズケーキとかチョコレートケーキとかドッシリ系を食う奴の気が知れませんな。まあ食べてみればウマイし残すこともアタシはまずないんだけどな。


スパークリングワインは高いのである必要は全然ありません。プロセッコとかで充分です。あまり甘くないものがよろしいでしょう。ソルベも簡単だし、お客様にお出ししても喜ばれるのでぜひお試しください。


余談ですがスパークリングワインならなんでもシャンパンと呼んでしまうと、「シャンパンというのはフランスのシャンパーニュ地方で生産された瓶内発酵の発泡ワインに限られ、材料はピノノワ、ピノムリエ、・・・」などとドテラの長談義フラグが立ってしまうので我が家にいらした方はお気をつけください♪



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