里芋とタコの煮っころがし

今年は暖冬な感じのNYですが、それでも寒い時期には煮物が食べたくなりますよね。ブリ大根、ロールキャベツ、チキンのトマト煮、白菜とベーコンのミルク煮・・・こうしてみるとオイシイ煮物って味の出る素材(動物系)と味を吸う素材(野菜系)の組み合わせの妙の一言に尽きるけど、味が出る素材と言ったらアレを忘れてはいけない!
 タコ、里芋と一緒に煮たの食べたかったの。

日本でならゆでたこの足とかも売っていますので作りやすいでしょうね。タコは丸ごと買わなきゃいけない在外居住者さんは過去記事生タコをゆでるをご参照ください。楽しいですョ。


里芋とタコの煮物ですが、材料は適当です。里芋ってむいてみると黒いところがあってチョッピリしか食べるところがなかったとか大きいの小さいので差があったりするので、何個とか何グラムとか言われても困っちゃうしさ。

里芋はNYなら日系、チャイナ系、コリアン系のスーパーなんかに売ってますが、実はインド系のスーパーでも安く売っていたりします。インド料理に里芋ってよく使うんですって。もともと原産はそっちの方なんだろうね。
 上下を切り落としたら側面を6面になるように厚めに皮をむきます。六方むきっていうのかな。まあ料亭じゃないんだから7面でも8面でもいいさ。


皮をむいたら3,4つの厚めの輪切りにして水にさらします。
 よくタワシを使うとか、水でよく洗った後に乾かしてからむくとかいろいろやり方があるけど、フツーに包丁でむくのが一番簡単ジャマイカ?手がかゆくなったら酢を交ぜた水で手を洗うといいよ。


ではぶつ切りにしたタコとーーー
 コレは足のあたり。


あっ!コケ子!ほかいどーのコケ子ちょっとコレ見てーー!!
アメコカ室内飼いの妹コケ子は、スーパーのレジに横入りしてきたおじさんに文句言ったら「なんだよねえちゃん、タコみたいに口とがらかしてよー」と言われてしまったくらいにこんな感じです。


ほんとはタコの口って足の付け根(参考写真↓)にあって、このとがり口みたいなのはろうと(漏斗)という、墨をだしたり呼吸をしたり、逃げるときに勢いよく水を出したりするための器官なんですって。
 


それでは鍋に里芋とタコを入れて水をひたひたに入れて、酒と砂糖を適量加えます。里芋のしたゆでとかは不要だと思います。
今回、あまり大きくない里芋を6つと、小さめタコ1/2匹分で砂糖はおおさじ2、酒はおおさじ3くらい使ったかな。中火でことこと煮ましょう。フタをしないで水分は飛ぶにまかせちゃいます。

箸がすっと通るくらいに里芋に火が通り、汁気がなくなってきたところでしょうゆをまわします。だいたいおおさじ2くらい使ったと思います。
 粉吹きいもを作る要領でざっとあおってハイできあがりー。


材料の分量がちゃんとしてなくてスミマセン。甘辛とか汁気はご家庭の好みで決めてください。

しかしアメリカで売ってる里芋、全然バカにできないよ。まったくジャリジャリしたりしない、ほくほくネットリで肌もきれいなおいしい小芋でした。タコの味がしみてるこんな甘口の煮物が食べたかったの!オイシイーー♪




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