村上ユカ・ユカフェ、はてなダイアリーログ

村上ユカ・ユカフェ、はてなダイアリーの2001年4/6〜2016年2/5のログです

2012年・3月のできごと


今年の冬は本当に寒かったけれど、やっと春の足音が聴こえてきましたね。
こちらのブログも本当に久しぶりにデザインを変えてみました。いかがでしょうか〜。


時の過ぎるのが年々早く感じてしまうのですけど、ここにこうやって今月の出来事を振り返って書く、という行為をしてみますと、自分はあるテーマで延々考えている事に気づきます。
で、今月のテーマは食べ物の依存について。


今現在カフェインとお酒とお砂糖を控えています。
カフェインは1年半ほど、お酒は3ヶ月、お砂糖はまだ3週間ぐらい。
とはいえカフェインと砂糖は一週間に一度ぐらい解禁しています。
長く続けたいので、無理のないように。
それぞれ体におもしろい変化があったので、参考になるか分からないけれど書いてみます。


【カフェイン】
〈やめる前の量〉毎日コーヒー3杯程。期間は10年くらい。その前は紅茶のみ。これも一日3杯程。
離脱症状〉鎮痛剤の効かないぼんやりとした頭痛、激しいイライラが一週間
〈その後の変化〉頭がスッキリ、持病ともいえた頭痛解消、PMSのイライラ解消。
【アルコール】
〈やめる前の量〉10年ほどやめたりのんだり。やめる直前は発泡酒(500ml+350ml缶)をほぼ毎日と、たまにワイン。これを一年半位。
離脱症状〉お酒を呑んじゃう夢をよく見た。気持ちの落ち込み、不眠。
〈その後の変化〉頭がスッキリし、集中力UP、3〜4Kg減量、肩こり減少、PMSの気持ちの落ち込み解消。
【お砂糖】
〈やめる前の量〉一日おきぐらいに和菓子を、たとえば大福なら1~2個位。(お酒をやめるまで甘いもの全般、特に和菓子はもともとあまり受け付けない体質。)
離脱症状〉特にない。
〈その後の変化〉頭がスッキリ、PMSのむくみ解消。



カフェインに関しては、一昨年胃を悪くしたのですが、その時にカフェインやめたらいいかも?と思ったのきっかけ。そしたら、最初の離脱症状の頭痛は酷かったものの、その後持病ともいえた頭痛が、スッキリなくなりました。小さい頃から頭痛持ちで、ひどくなると吐いたりもしていた。気圧の変化やストレスに大変弱くて、頭痛薬をいつも箱で持ち歩いていました。頭痛で予定をキャンセルする事もたびたび。それはスッキリなくなったのは、自分にとって大変大きいものでした。推測ですけど、カフェインって血流をよくする働きがあるから、肩こりなどで凝り固まった部分にどっと血が流れると、痛みが起こるのかなと思っています。血管って神経があるみたいだし。


お酒はこれも体調不良。あとやせたい(笑)。おつまみをたくさん食べてしまうので。それとのんでる時間がもったいない。やめてみると買い物の荷物は軽くなるし、お金のムダ使いもなくなるし、夜の時間を有効に本読んだり、ヨガしたり、ゆっくり眠ったり、良いことだらけでした。楽しみがなくなる!と思ったのですが、お酒で作られている楽しみは虚構のもの。そんなことより実際に自分ががんばって楽しくなる方がいいでしょ。


お砂糖はまだ3週間ほどで、まだよくわかりませんが、お砂糖のたくさん入ったものを食べると気持ちが落ち込みます。それから異常に眠くなる。上のふたつに比べたら依存性が高い、とは言いがたいかもしれません。でも、疲れたりした時に摂るとあきらかに脳がトランス状態になりませんか…?それがちょっと怖かった。昔の人はここまではお砂糖はとっておらず、薬のように慎重に扱ったのだそうです。貴重品だったからかもしれませんけれどね。


どれにも共通するのは頭がすっきりする。もうこれは体感でしかないのですが、もやがかかっていたのがすっと晴れて行く感覚がありました。それからPMS月経前症候群)。これは女性の多くが悩みを抱えていると思います。私はカフェインをやめたら「イライラ」が、お酒をやめたら「気持ちの落ち込み」が、お砂糖は特にお腹まわりの「むくみ」がなくなりました。これはかなり快適です。考えてみると、お酒も元々のめる体質ではなかったし、コーヒーもしかり、お砂糖、特にやめる前に好きだった和菓子も大嫌いだった。本来自分の体が素直に「必要ないよ」といっていたものを、なんとなくまわりに流されて摂っているうちに、それに依存傾向があるものだから、脳がカンチガイしてしまったのだなあと思います。アルコールもカフェインもお砂糖ももともと体には必要ないもの。「お砂糖が唯一の脳の栄養」と言うけれど、あれはウソで、ブドウ糖の間違いなんです。


前に糸井重里さんがタバコに関して「ニコチンがニコチンを呼ぶ」状態と言っていたのだけど、アルコールもカフェインもきっとそうです。「その人」がそれらの薬物を欲しているわけではなく、脳が勝手に欲しているのであって、その「脳にいる誰かさん」(と仮定します)に薬物を与えなければ「誰かさん」は出て行ってくれます。よく「風邪なのにタバコ吸って・・」って人いますが、あれは「脳にいる誰かさん」がニコチン依存症なのです。


と、ずいぶん長くなってしまいましたが、依存しているものをやめると自由になれますよ、っていうお話でした。
体質は人それぞれです。おんなじようにやっても他の効果が出る人もいるでしょう。でも、一人でも何かの形で楽になってくれたらいいなあと思いまして。私もここまで長く続けられるとは思わなかったので。それほど根性があるわけじゃないのですが、あまりにいい事が多かったりしたのですよね。


そして、今月は念願の井波陽子さんのライブへ。
手紙、素敵なアルバムです。盤面にはサインしてもらっちゃったのです。へへ。

ライブの余韻にひたりながら毎日聴いています。風の織りなす景色を眺めているような清々しい音楽です。
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そして、自分のアルバムのこと、ある方と少しずつ話し合っています。
信じられないけれど、デビューして15年も経ってしまいました。
一つ前の記事でも書きましたが、本当に聴いて下さったみなさんのおかげです。
そして、見いだしてくれた当時のシンクシンクのスタッフ、私がデモテープを送ったラジオのDJだった村重さんをはじめ、関わって下さった方々に感謝の心でいっぱいです。
なので、なんとしてもその15年の節目にアルバムを出したいのです。
いまここででうろうろしている事もきっと無駄ではないと信じて。進むのです。