ひだまりの居場所

精神障害者をはじめ、生活困窮者の心に寄り添うブログです。

公務員

しばらくブログをお休みしてしまいました。覗きに来てくださっていた方、本当にごめんなさい。


実は、受験勉強をしていたのです。


中国から帰国して早1年余。いつまでも療養を気取ってプー太郎をしているわけにもいかず、体調も持ち直してきたこともあって、仕事探しをはじめたのです。そんなある日、地元の広報誌で、市役所の一般事務非常勤嘱託職員募集記事を見つけました。年齢制限もなく、一般教養試験(マークシート式)と面接で採用を決定するとあって、即履歴書を提出しました。しかし、マークシート式とはいえ、教養試験があるため、しばらく勉強をしていました。


実際の試験では、もう本当に嫌になるくらい難しい問題の連発で、試験時間内に全問解ききれず、最後の数問はただマークを塗りつぶしてきたというさんざんな結果。周囲の受験生も、なにかこう納得いかないような表情で、ぐったりしていました。非常勤嘱託なのに、一般公務員試験の問題をまちがって配ってしまったのでは? と思うような難問ぞろい。


昨今、市役所も財政難で、正規職員の数を減らし、非常勤や臨時職員で仕事を回しているという現状があるようで、中途半端な人は雇用できないという事情があっての難問出題だった、というわけです。


私は教養試験こそダメダメでしたが、口から先に生まれてきたようなおしゃべりなので、面接でどうにか点を稼げたのか、採用のお知らせが届きました。ほっとしました。配属先は、正規職員の内示といっしょに決まるとのことで、3月末までどの課に配属になるかはまだわかりません。


もともとライターを生業としていて、どちらかといえば自由業者気質の人間なので、果たして公務員として務まるのか不安もありますが、よほどのことが無い限り、向後5年間は市役所で働くことができます。その先のことはそのときに考えれば良いと思っていましたが、5年後の再就職は年齢的にも体力的にももっと難しくなっているはず。それで、働きながら、通信教育で精神保健福祉士の受験資格を取得して、国家試験にチャレンジしてみようと考えています。


今、いろいろな教育機関に資料請求をして、ぞくぞくと届いていますが、大卒の場合、3年次編入で、総額50万円が相場のようです。痛いよなぁ。


以前、「何か一つ大きな事を起こそうとしたとき、必要最低限の金額って50万円だよなぁ」と思ったことがありました。引っ越しとか、ちょっと遠い海外旅行とか、そういう類のことなんですが、まさかここでもまた50万円の壁にぶち当たるとは! とりあえず、公務員として真面目に働いて、月々少しずつお金を貯めて、1年後くらいを目標に資格取得を目指してスタートを切ろうと思っています。