2010-01-22
トヨタ、欧州でもリコール検討
トヨタ自動車が米国で販売した乗用車約230万台のリコール(回収・無償修理)を届け出た問題で、同社が欧州などで販売した車にも事故の原因となり得る同じ部品が使われていることが22日、分かりました。同社は対象車種や台数を明らかにしていませんが、各国政府との間でリコールを含めた対応を協議しているといいます。これまで主に米国内にとどまっていた品質問題が拡大する恐れが出てきました。
同社は21日、米国で製造・販売した小型車「カローラ」やスポーツ用多目的車(SUV)「RAV4」など8車種について、アクセルペダルが元の位置に戻らなかったり、戻るのに時間がかかったりして事故につながる恐れがあると発表。日本では問題の部品を組み込んだ車は販売していませんが、欧州などでは既に市場に投入したといいます。
2009-12-20
「攻略本」ネット販売、うつ病患者「2級」狙い
障害年金は、厚生年金が1〜3級、国民年金が1、2級に分かれています。厚生年金の場合、平均標準報酬月額と加入月数によりますが、平均支給額は月額で1級約16万円▽2級約12万円▽3級約7万円。国民年金の場合、年額で1級約99万円▽2級約79万円で、さらに子どもがいれば人数に応じて加算されます。申請には医師の診断書が必要です。
ウェブサイト上で販売されているマニュアルは少なくとも6種類あり、数十〜100ページで販売価格はほとんどが1万円前後。
あるマニュアルでは、1級は寝たきり状態でなければ認定されにくいとして、2級を目指すことを提案。認定されやすい診断書を書いてもらうポイントを紹介しています。
例えば、診断書には食事を自分で取れるかや、お金を管理できるかなど日常生活能力を尋ねる六つの設問があり、「自発的(適切)にできる」「自発的に(おおむね)できるが援助が必要」「自発的にはできないが援助があればできる」「できない」という内容の四つの選択肢があります。マニュアルは、6問のうち3〜4問で「自発的にはできないが援助があればできる」との選択肢にマルをつけてもらうことが望ましいとしています。
さらに、こうした診断書を書いてもらうため、医師に過去の受診歴や症状などを書いた書類を提出することが重要と指摘。作成の際には「もちろんウソは書けません」と断りながら、2級の基準を満たすような表現になるよう「多少オーバーに」「医師を誘導する感じに」書けばよいとしています。
別のマニュアルを作製・販売している40代の男性は「年金の受給経験があったので、うつ病患者のため、他のマニュアルを参考にしながら作った。悪用は想定していない」と説明しています。
元東京都精神保健福祉課長で「まいんずたわーメンタルクリニック」(渋谷区)の仮屋暢聡(のぶとし)院長は「マニュアルは違和感を感じる。年金制度を詳しく知らない医師もおり、不正を招きかねない」と指摘します。社会保険庁年金保険課は「マニュアルによる不正請求の例は聞いたことがないが、攻略本のようで好ましくない」と話しています。
2009-12-19
裁判員裁判、初の死刑求刑か
鳥取県米子市の会計事務所社長ら2人が殺害された事件で、鳥取地裁は18日、強盗殺人などの罪に問われた事務所役員、影山博司被告(55)の裁判員裁判の初公判を来年2月23日と決めました。裁判員裁判で初の死刑求刑事件になる可能性があります。
この日の公判前整理手続きで期日が決まりました。2月23日〜26日に連続開廷し、判決は3月2日に言い渡す予定です。
2009-12-09
阿久根市長、張り紙はがした元係長ボーナスゼロ
鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が、庁舎内に掲示していた職員人件費の張り紙をはがした係長の男性(45)を懲戒免職処分にした問題で、市は男性に期末・勤勉手当(ボーナス)を支給しない方針を決めました。
市条例の規定では、市は男性が処分前に勤務した約60日と、鹿児島地裁が処分の効力停止を決定した後の約40日の計約100日分について、支払い義務があります。男性の代理人弁護士は「行政の長が法律を無視している。法治国家にあるまじき行為」と非難しています。
2009-12-06
4割が「子ども必要ない」
内閣府は5日、男女共同参画に関する世論調査の結果を発表しました。それによると、結婚しても必ずしも子どもを持つ必要はないと考える人は、2年前の前回調査ニ比ベ6.0ポイント増の42.8%となり、1992年の調査開始以来最高となりました。持つ必要があるとする人は同6.5ポイント減の52.9%でした。少子化の背景に、国民の家庭に対する意識変化があることを示した結果と言え、内閣府の担当者は「生き方の多様化が進んでいる」としています。
子どもを持つ必要はないとした人は、男性が38.7%、女性が46.4%。年齢別では、20歳代が63.0%、30歳代が59.0%と高く、若い世代ほど子どもを持つことにこだわらない傾向が浮き彫りになりました。