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yuhka-unoの日記 Twitter

2010-08-27

他人に対して気を遣って丁寧に接する母と、それができない私の話

20:18 |

私の母は、私が目上の人と話したり、親戚の集まりで何かと気を回さなければならない場合、細かくダメ出しする人だった。なので私は、プレッシャーがかかるような人付き合いはとにかく苦手になった。「目上の人相手や、人が集まる場では、母のように礼儀正しく気を配って接しなければならない」と思う一方で、「私にはそんなことできない。私は人と上手く付き合えないんだ」と劣等感を抱えるようになった。

なので私は、母と私と目上の人、という取り合わせで話す場合、最初の挨拶と最後の挨拶だけして、あとはなるべく母に喋らせて、私は喋らないようにするという戦術を編み出した。何か言うとダメ出しされたので、これが一番後でダメ出しされない方法だった。

 

そんなわけで、私は母と一緒にいる時にお隣さんに会った時も、なるべく母に喋らせて自分はできるだけ喋らない、という戦法を取っていた。

ある日、たまたま私とお隣さんと二人きりで話す機会があった。私は、母の知り合いということもあり、緊張しながらできるだけ失礼の無いように話そうとしたが、自分が上手く話せているという自信など全くなかった。

しかし、そんな私の心配とは逆に、お隣さんは「お母さんよりあなたのほうが話しやすいわね。あなたのお母さん気を遣う人だから…」と言った。その瞬間、私の目からウロコがものすごい勢いで落ちた。

 

え…こういう場面では、母のほうが絶対上手く立ち回れるだろうと思ってたのに…この人にとっては母より私のほうがいいんだ…

…もしかして、母のようにする必要ないんじゃね?

じゃあ、私このままでいいやん!(゚∀゚)

 

…と、yuhka-unoは何かに目覚めたw

 

母は、心からの優しさや思いやりで他人に接しているというよりは、他人に悪口を言われたり、それによって自分が傷付くことを恐れているという感じだ。なので、母の他人に対する気遣いや親切や善良さというのは、他人から攻撃されないための鎧なのだろう。

母の他人に対する接し方というのは、例えるならば、完璧に掃除され片付けられた家に、完璧にセッティングされたテーブル、完璧な料理に、完璧な気遣いで他人をもてなすような、そんなやり方なのかもしれない。そりゃそんなもてなし方ならば、文句は付けられないだろうけど、招かれた側は緊張するだろうなぁ。

母はそのやり方が「普通」で「常識」で「皆こうしている」のだと思い込んでおり、私に対してもそのやり方を求めたのだが、実は世間の人たちはけっこう適当に生きているものだ。

 

今でも人と接するのは苦手だけど、「母が異常にハードル高かっただけで、私わりと人付き合いできてたんじゃね?」と思えるようになっただけ、随分楽になったもんです( ´ー`)

z1121z1121 2011/09/03 21:42 (((((心からの優しさや思いやりで他人に接しているというよりは、他人に悪口を言われたり、それによって自分が傷付くことを恐れているという感じだ。なので、母の他人に対する気遣いや親切や善良さというのは、他人から攻撃されないための鎧なのだろう)))))
生きている間に是非知りたい考え方ですね。そう考えていくと・・・特別な人というのは幻想で、愛は本来平らでえこひいきのないものなのかもしれませんね。
家族という最小単位は本当に大切ですね。

misaemisae 2016/01/19 17:04 はじめまして。こんな昔の記事にコメント失礼致します。
そして半分自分語りになりますが、申し訳ありません。

この前後の記事、興味深く拝見させて頂きました。
そして私の母の事かと思いました。

私は子どもの発達に関わる仕事をしています。
なのに私は恥ずかしながら、自分がアダルトチルドレンに当たると気付いていませんでした。
そこまで酷くないと思っていました。
私の場合は父が人とコミュニケーションを取れない人で、母の鎧は対姑のものも含まれていましたので、親族以外の大人に認めてもらった自己肯定感を頼りに生きています。

私は今子どもがいます。ありのままを受け止めてくれている夫がいます。義両親も優しくとても幸せです。
しかし実家に帰ると私は息が詰まり、旦那や子どもの一挙一動さえ、母に叱られないよう目を配ります。

私は子どもには私みたいにならないで欲しいと常に思っています。
けれども何に対してそう思うのか、もやもやするけど母の言い分も正しい気がするし何なんだろう、と思っていたものが、今日クリアになりました。
yuhka-uno様の言葉に涙して、その後すっきりとしました。

私自身が楽になれただけではなく、幸いにもそのような子に気付いたら直接支援ができる立場にいる私がこの記事に出会えた事を嬉しく思います。

まとまりがなく申し訳ありませんが、感謝の気持ちが伝わりますように願いをこめて書かせて頂きました。
本当にありがとうございます。