上を向いて・・・

ACL敗退
ショックでした。
負けパターンとしては、ここ数試合と同じように体が重くセカンドボールが拾えず押し切られたというものでしたが、ただの敗戦ではなく、目標を一つ失ったのです。
それも、2年前と同じベスト8での敗退という事実が余計にショックでした。
せめて一歩進みたかった。
個人的にも仕事に都合をつけ、試合開始10分前に名古屋は瑞穂陸上競技場にかけつけたので、そんな自分も報われなかったわけです。
負けた後、選手達がゴール裏に挨拶に来てからロッカーに消えるまで、いつもの敗戦のときと同じくフロンターレコールを続けたわけですが、ロッカーに消えるとコールリーダーも声にならず、みんなお葬式のようになってましたね。
フロンターレはそういうシーンばっかりだ・・w


そして日曜、リーグ戦の横浜FM戦を迎えました。(自分は友人の披露宴で観戦できませんでした)
リーグ戦でも2連敗中ですし、ACLでの敗退を受けて、この試合は一年の中でも最重要クラスに勝利が義務づけられる試合だったと思います。
疲れ切ってるので内容は度外視、ただただ勝ってほしい。
そうは言っても、簡単には切り替えて試合には臨めないでしょう。
関塚監督も相当ショックだったようですしね。
そんな中、選手達を出迎えるサポーター

これは、負けが込んだときやったりするけど、今回は過去最大規模だったそうです。

そして、選手達が練習に出てくる前のこれ

選手達のコメントを見てると、どうやらいつもの煽りVと違ってサポーター有志で作られたもののようです。
タイミングも選手紹介前ではなく、練習前だったので、主に選手達に見せるために作られたもののような気がしました。
もちろんサポーター含め、フロンターレに関わる全員で気持ちを共有するのが、一番の狙いかと思いますが、これはほんとに効いたと思います。

試合の方は、横浜FMに決定機を作られる苦しい展開も、耐えきって終盤2点をもぎ取り勝利しました。
ほんとに、ほんとに・・勝ってよかった。

試合後、改めて円陣を組んでました。

リスタートできた、と同時に試合前のサポーター達の気持ちに応える最高のパフォーマンスだったと思います。

負けて得るものもある。
もちろん勝ち続けてタイトルを得たいけども、負けなかったらこういう名シーンには出会えなかっただろう。
負けたときこそ、フロンターレというチームのほんとの良さが見えてくる。そんなシーンだったと思います。

こうやって一つ一つストーリーが積み重なって熟成されていくんだね。
川崎魂再燃です!