すこし落ち着いて、
9:15 所用あり
10:00 おまいり
11:00 帰寺
1:00 ブログを書こう。
2:30 床やさんがあいていたら行こう。
そのあと、
少し落ち着いて、書類整理
4:00 おまいり
6:00 おゆうじ
7:00 おまいり
「国家の品格ついて」
注目の思想家 内田樹氏と、藤原正彦氏とのご両人がくり
広げる論考記事から。
まず藤原氏は、
「愛国心という言葉には、二つの異質なものが含まれている。
その一つが国益主義(ナショナリズム)これは国さえよければ
他国はどうでもいいという、戦争につながりやすい危険な考え
かたであり、私は「不潔な思想」と呼んでいる。
もう一つが祖国愛(パトリオティズム)だ。自分の生まれた
国の自然や文化、伝統、情緒といったものをこよなく愛する考
えかた。祖国を愛する気持ちが深ければ深いほど、相手の同様
の祖国愛もよく分かる。」のだと、たしかにこう言われてみる
と、藤原氏の祖国愛に同調したくなる。
対する内田樹氏は、著書「国家の品格」の内容に同意出来る
点はあるとしながらも、愛国心についての思索には重要な視点
の欠落を指摘している。「私たちの国の格付けをする権利をも
っているのは(中略)その国を共生の場とする在留の外国人だ
ろう。(中略)日本が品格のある国家であることを切望してい
るのは誰よりも彼らであるはずだ。」と。
そして、いま祖国愛を説くこの本がベストセラーになってい
る事に関心を向ける。
藤原氏の説く祖国愛に共鳴してしまう、日本にいるわたしに
注意が向けられる。
しっかり考えることを怠っている自分のすがたがあらわにさ
れる。
この内田氏の指摘を改めて考えてみたい。