シャープな血脈

昨日の朝日の電子版にこのような記事が、

ホンハイによる、シャープの買収の交渉が難航しているようです。
できれば、この際、買収を白紙に戻して、なんとか国内企業の連合で、
再建を果たして欲しいと思うのですが・・・

さて、我が家ではシャープの白物家電とは縁がなかったのですが、
私が最初に入手した、PCと云うより、マイコンはこれ、

シャープのMZー80C、当時は、NECのPCー8001の陰に隠れて、
売れ行きはイマイチでしたが、一部のコアなマニアには、人気がありました。

当時のカタログはこんなんです。下位機種のMZー80Kですが。

が、とても実用に耐えられる代物では無く、もっぱらプログラミングの
学習用として、使われておりました。

実用性と云う点では、こっちの方が上だったかも。

同じシャープの電子手帳です。

用途別に、専用のICカードが用意されていて、なかなか便利に使えていました。

その進化系がこれ、

情報端末、ザウルスです。当時、アップルのニュートンを筆頭とする、
PDA、Personal Digital Assistants が各種発売されていて、
その一つが、このザウルスです。

ザウルスの手書き文字の認識能力は優秀で、私の汚い字でも、そこそこ
認識してくれていました。

で、これらのシャープ製情報端末の技術は今日まで、脈々と受け継がれていて、
その集大成がこれ、

電子辞書です。これも各社から発売されていますが、私は迷わず
シャープ社謹製のブレインを購入しました。もともとシャープの始まりは、
早川式繰り出し鉛筆、いまで云う、シャープペンシルだったりします。