3240円と云う、結構な入場料を払って入館すると、目の前にこんなんが、
長大なエレベーターです。さらに驚くことに、登った先は、なんと、地下3階、
周りの景観を損なわないように、山の中腹をくり抜いて、作られているとの事。
地下3階から、地上2階まで、全5層、順路を全部廻ると、4キロを超える、
巨大な美術館です。
ここ、大塚国際美術館では、先月から、こんなんが開催されていて、
入り口近くには、多数のヒマワリが置かれていました。
右のヒマワリの絵は、火事で焼失してしまって、今は、ここでしか観られません。
このヒマワリもですが、館内の絵画は全て陶板にプリントされて、それに
手を加えて作成されているのですが、実物大に作られてていて、見応えが
あります。
絵に切り込みがあったりして、ホンモノでは無いのは、一目瞭然なのですが、
それでも感動を禁じ得ません。例えて云えば、生演奏の代わりに、
ハイレゾのCDを、高度な再生装置で聴いているような感覚です。
古代から、モダンアートまで、五層の美術館、1000点以上の展示物があって、
3時間では、とても全部は、観て回れません(^_^;)
陶板画、と云うことで、ガラスにも覆われて無く、写真も撮り放題です(^o^)
展示にも、工夫が凝らされていて、例えば、ダ・ヴィンチの例の絵は、
修復前の絵と、修復後の絵が、向かい合わせに並べられていて、
両方を一度に、鑑賞することが可能だったりします。
が、この美術館の目玉は、なんと云ってもこれ、
実物大に再現された、システィーナ礼拝堂でしょう。
いずれ、ヴァチカンでホンモノを観たい、と思いますが、今のところは
これが精一杯だったりします。で、ここには、本家には無い工夫が
凝らされていて、
二階のコーラス席(?)からも、眺められたりします。
と、見どころ満載の大塚国際美術館ですが、続きはまた明日。