連日の猛暑の中、家から一歩も出ずに、こんなんを読んでいます。最初はこれ、
ハヤカワの、新SFシリーズ、通称『銀背』の最新刊です。なぜか、3巻に分けて
出版されるとのこと。私としては、C・ウィリスの『ブラックアウト』みたいに
分厚い『銀背』で、一気に読みたいのですが、何か大人の事情があるのでしょうか?
2冊目はこれ、
アメリカが、ソ連に対抗して、宇宙開発にしのぎを削っていた頃、ロケットの
弾道計算のために働いていた、女性コンピュータ、人間計算機として、必死に
働かされていた、女性たちの実話です。ページをめくると、
彼女たちが使っていたであろう計算器の写真が載っています。私も大昔、某高専に
入学した頃、PCも電卓も無く、計算尺!が使われていましたが、教授の部屋には
このような手廻しの計算器が置いてあって、羨ましく思ったものです。
で、おそらくこの本がネタ元であろう映画が、来週、WOWOWで放映されます。
上記の『ロケットガールズ』の中でも、アフリカ系の女性たちは、女性蔑視に加えて
人種差別に伴う、様々な圧力にも屈せず、立派な業績を上げ、マーキュリー計画を
成功に導きました。この映画、公開時にも話題になったのですが、見損なって、
放映を心待ちにしていたので、来週の放映が、今から楽しみです。が、その前に、
『ロケットガールの・・・』を読まないと(^_^;)