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2017-04-11

件、豹/内田百けん

冥途・旅順入城式 (岩波文庫)

冥途・旅順入城式 (岩波文庫)



読書メーター
↑こちらが紹介されていたtwitterの投稿を読んで、何年も読んでは放置していた『冥途・旅順入場式』を再読したくなり、読書後ブログに感想を書きました。

時は4月。
入学・入社して間もない人々(既に在学在勤し数年経っている人も)の期待と不安が高まる季節ですね。そこで、
本書のうち、テーマが活かせそうな「件」と「豹」を取り上げました。

まず、「件」を。
何処か知らない場所の広野で新たな生を受けた件。
以前は人間だったようなのに、奇っ怪な化け物に生まれ不安で一杯になります。
夜が明け烏合の衆のような見物人が近づいてきます。
捧げる水を拒否し、倅の声に反応して前足を上げると、恐ろしい予言をすると聴衆は勝手に判断、恐ろしさの余り散りぢりに去ってゆく。
件は期限とされる三日を前にしても死にそうに無く、(自信もついたのか)欠伸が出る。

これは、馴染み難い学校や会社で無闇に力み、(強迫的な)不安に対処できる解決法ではと思います。
周囲の意に反する行動(拒否、行動)がポイントです(あくまでさりげなく)。
『どんな場所でも三日経てば慣れる』という事も学べますね。


次に「豹」。
以前は小鳥屋だったのに、鷲の隣に豹の檻があり、そこから逃げ出す豹。
逃げても逃げても追いかけてくる(豹に見覚えがある、鷲を狙うのは策略との意見あり)。
逃げ遅れた周囲の人が無残にも喰われてしまう。
他の人と逃げ込んだ家屋に迫る豹(妙な顔、周囲は落ち着いている)。
主人公は怖くて泣けてきたが、いつのまにか中に入り込み、一緒に笑っている豹。

抗えない敵のように見なしていた人間(または物事)は、実は何とも無い存在であった。
百けん(文字化けするのでひらがなで失礼)先生、場面展開とユーモアのセンスが抜群です^^b

パニック障害や対人恐怖などの日常に起きる身体的または心理的困難には心療内科や精神科を受診するのも一法ですが、このような名著で処し方を知るのも良いですね。




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ありがとうございます。

随筆百鬼園先生も購入し読んでみたものの(失礼ながら)あまり記憶に残らず、手放してしまいました。読書メーターによると評価が高いようなので、機会があれば再読してみます。
本書は一種の和風恐怖短編集なのでしょうが、不思議と何度も読み易く、肌に馴染みますね。

2017-03-15

三百人委員会/ジョン・コールマン博士


カテを日常雑記としてましたが、ここで一応読了としたく題名を変えました。
第2章80pに、反撃する唯一の方法と小見出しがあります。
この箇所は、内容が少ないので是非読んで頂きたいですね^^b
本書で挙げられた人物や機関名は暗唱できる位覚えて損はないでしょう。
最初、なるべく情報過疎になる方が良いのかと思っていましたが、どうやら知識を蓄えた方が実戦に適するようです。
著者のコールマン博士のように、人間を愛し祖国を愛する人生を送りたいと心に誓いました(^o^)/



何せ情報が多すぎて、纏まった理解(どうすべきか)を超えています^^;
書籍よりも、現在進行形の出来事(内外の報道、政変)を判断するほうが先決かもしれません。

巻末に関連機関や語句の索引、参考文献注記、そして謎の位階図(!)がありますが、これでも本編より相当な知識になる筈です。その索引中で誤植なのか、金融会社名で(多分)スペル間違いがあるのを見つけました。SC→SG(ウォーバーグ)

ユダヤ金融の日々
偶然見つけたネットの記事ですが、80年代の上記企業に関する人種の所見が興味深いです。
今後、世界が期待すべきは、外見が洗練されたアシュケナージより中東系のスファラディーでしょうかね。

『伏見顕正の時を斬るブログ』の最近投稿に、本著(300人委員会)の内容に関する超重要な情報がUpされてました。
彼のファンならずとも、是非閲覧すべきですね。

追記 タヴィストック研究所 wiki
コールマン博士の著書にも。Amazon
最近、不眠やうつで調べた国内のクリニックに、此処出身の職員がいて驚きました。洗脳など無く、普通に優秀で面倒見のよい人なのかもしれないけど、用心に越したことはないかもしれません。
精神的に悩んだからと病院に掛かることは、却って回復を遅らす事だと、(急性疾患でなければ)診療を控えるようにとの文章も医療系サイトで読んで納得。





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2017-01-28

総員起シ/吉村昭

総員起シ (1980年) (文春文庫)

総員起シ (1980年) (文春文庫)



昨年暮れより読み進めている本ですが、まだ読了に至らず。
読書を終え一段落したら、改めて更に文章を追記する予定です。

ネットで感想書くには、かなり重めの戦争短編が五話。

実話ゆえ、生き残った或いは亡くなった乗組員及び関係者の方々には申し訳ないけど、唯々長期に渡る遺体保存への興味本位で先に『総員起シ』を読んでみた。

筆者が見た、六葉の生けるが如き写真。
特に一人は縊死してもなお身体(の一部が)がたくましく隆々とした写真。

何故そのような状態が保たれ、年月が過ぎていったのか。

生き残った僅か二名のうち小西氏が語る事故前後の潜水艦の状況が一読者までその場を共にしているような何とも息苦しくなる思いである。
後に書かれている引き挙げ作業もまた、関わった方々や残った御遺体双方の壮絶な忍耐や苦労が偲ばれる。

他、四つの短編もまた実話を元にしており軽々しく語れぬ内容ではあるが、是非余暇に一読を薦めたい。

追記:
先日読了しました \(^▽^)/
どの短編も現実に起こった話なので悲惨極まりない事実を知るのは非常に苦痛でしたが、それに耐えて読み進めると自分は体験してないのに大東亜戦争を登場人物と何か一緒に乗り越えた気がします。

本書のうち、印象に残ったのは『総員起シ』が断トツでしたが、他には「海の柩」「手首の記憶」でしょうか。
私がかの時代に生き、もし戦争被害に遭ったとしても運命と割り切り、敵国および大本営への恨み、というのは無いですね。
未来に万一類似体験するとしても、その気持ちを忘れないようにします。




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ありがとうございます。

Amazonで購入可能な『総員起シ』は、新装版、旧版は80年と72年版がありますね。
私は80年旧版を他の古書サイトで求めましたが、この表紙の絵が結構気に入っています。
赤錆びた骸骨と現役の黒々とした威容を併せ持った潜水艦が、まさに本書において描かれていると思います。

2017-01-01

謹賀新年


f:id:yuka7rin12:20170101170056j:image
あけましておめでとうございます。
今年も我流の記事の予定ですが、よろしくお付き合いお願いいたします。
2017年元旦


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2016-12-21

クリスマスはなぜ危険か?

Yahoo!知恵袋より
クリスマスはなぜ危険か?

巷で賑やかに催されている「クリスマス」に疑問を持つようになったのは、結構前からですね。

疑問を感じてからは検索したり調べたりしてましたが、先日URLが分かり、明確な記述があるのは、上記のYahoo!知恵袋です。
詳しくは、下記URLの文章を読んで頂けると判ると思います。
h ttp://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/detail.php?note_id=133788 ←hをtに付けて入力

文中、北欧のヤドリギのくだり、人智学者ルドルフ・シュタイナーの書籍でもクリスマスそのものではないのですが、それと繋がるような文章がありました。
そのすべてが全部邪な意味ではありませんが、光と闇の中立的存在であり、どちらかというと闇の神々と関係あるようです。

f:id:yuka7rin12:20161221184116j:image:small
宿木 コトバンク
源氏物語の巻名でもある。
ゆめゆめ、この木の下でキスなどなさらぬように。


YouTubeでも関連動画があります。

クリスマスの起源
https://youtu.be/_sGeLVBL__U
サンタクロース 怖い で検索しても解説動画があります。

過去に基督教系大学の社会人聖書講座に参加したことがあるので、しばしば聖書の内容にも疑問を感じてましたが、なかなか質問の機会が得られず(かなり改革派の大学教授である神父様は他所へ移転してしまいました…)そのままになっています。

キリスト教に問う―65のQ&A

キリスト教に問う―65のQ&A

かつて教えを賜った著者とは合わない点も多いのですが、テイヤール・ド・シャルダンは支持したい。

私自身子供がいないので聖夜に凝った飾りつけをしませんし、弟の家や姪にしても相当地味な家庭なので華やかな宴とは無縁です。
実際、証明は困難でしょうがイエスはおられたと信じていますし、大地の収穫をじっくり味わい、おおいに感謝する日である程度で良いのでは、と思います。

はやし浩司氏のYouTubeチャンネル
解放の象徴としての赤いフリジア帽+サンタクロースの赤い帽子 
https://youtu.be/R_tss_RVZlQ?list=LLewnL1z5inWu6bmBcXQh2kQ 
覚醒を促す学識深い動画、いつもながら緻密な作りに敬服します。



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ありがとうございます。

普段当たり前に行動していることに疑問を感じる切欠が、今回の本題、クリスマスですね。
他の動画の解説かコメント欄にあった、西洋版なまはげ の記述は的を得ていると思います。
ハロウィンが12月にもある!!”認識で行きたいですね^^b

この一年、ご訪問ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。