2/7 ビーフケーキ単独ライブ「喋る電キ人ギョウ」

出演:ビーフケーキ、井尻貫太郎

・OPコント


○OPVTR


・「銀行強盗」


・「どストライク」


・「サンダーマスク」


・「FIFAランク


・「美妖院」


・「お受験」


○エンドロール


・EDコント

開演までは会場内は薄暗く元々ワッハホールに付いている提灯に明かりが灯っていました。
客入りのBGMはエリック・サティ「グノシエンヌ」
幕が開くと両サイドに障子の窓、舞台中央上には提灯の形をした窓に人形が首を吊っている影が見えている。
そして黒い箱に杖をついて松尾くんが座っていて、しばらくすると近藤さんが離れて後ろにある黒いドアの前に立ち止まる。OPコントの始まり。


OPVTRの曲は「結ンデ開イテ羅刹ト骸(むすんでひらいてらせつとむくろ)」
見世物小屋の映像を中心に前回の単独「愛の子ゾンキー」からのゾンキーや、  タイトルにある電キ人形=からくり人形の映像がいくつか映っていました。


今回の単独のネタは全部で6本。ブラックネタはなし。私は「どストライク」「FIFAランク」「美妖院」のネタが好きでした!今回は特に松尾くんが近藤さんを振り回すネタが印象に残りましたね。「FIFAランク」の松尾くんのキャラがw しばらくあの言葉が耳から離れられなかったです笑 ああいうネタを見たら久々に代遺書屋のネタが見たくなりましたよ…!「美妖院」のネタのタイトルの付け方や設定がビーフケーキらしくたまらなく好きでした。あと有りネタである「几帳面さん」のネタとの繋がりもありましたね…!


ビーフケーキ単独には欠かせない井尻さんのセット転換。今回も前回同様  見世物小屋なので美女の和装でセット転換をしていました。


6本のネタが終わるとエンドロールと共に「鏡ノ国ノ祀リ(かがみのくにのまつり)」の曲が流れていました。

エンドロールが流れ終わると黒い箱の上に立つ二人。OPコントからの続き。


『今日は来ないが明日は来る。』

『それ、引き戸ですよ。』


スケジュールの関係でいつもより30分短い1時間の単独だったのであっという間でしたね。
ちなみにOP・EDコントで出てきたゴドーの言葉、あれは確かサミュエル・ベケットの 不条理演劇の代表作「ゴドーを待ちながら」が元ですよね。作品を元に近藤さんの世界観に仕上げてしまうのもとても良かったです…!


今回の単独ライブが卒業公演なので5upでやるのもこれで最後になります。
全部の単独ライブに行けたわけではないですが観に行けた単独はネタは勿論、こだわったセットにOP・EDコントの世界観に引き込まれ終わった後には必ず余韻に浸れる単独ライブでした。


これから場所を変えてもビーフケーキらしい単独ライブを続けて観に行けたらと思います…!