欧州選手権(EURO2012)開幕&「イングランド1-1フランス」

4年おきに開催されるワールドカップの、
ちょうど中間の年度に同じく4年おきに開催される
欧州選手権」、今回も始まりましたね。
グループリーグから、欧州の強国同士がぶつかり合い、
見応えのある試合が繰り広げられています。
時差の関係で日本時間では真夜中開始となるため、
生放送で見ようと思うと、寝不足必至となるところが、
しんどいところではありますが…昨日(11日)は、
イングランドvsフランス」戦が開催されましたね。

フランスといえば、前回W杯では最下位で
グループリーグ敗退していたと思います。
前回のEUROでも確かグループリーグ敗退と、
最近は個人的には、もう以前の強いイメージは
無かったりするのですが(^^;)
この日の試合を見ていると、イングランドに対して
押し気味に試合を進めていて、復活の気配が感じられましたね。
一方のイングランド、主力のルーニー選手を
出場停止で欠くこともあり、この日の試合では終始、
守りを固めていましたね。同点に追いつかれてからは特に、
「しっかり守って、確実に勝ち点1を取りに行く」
姿勢が強かったと思います。相手のフランスは、
パスは回すことが出来るのですが、
イングランドの堅い守りを突破するのに、苦労していましたね。
ルーニー選手、国際大会での試合では
強引に思えるようなプレーが、しばしば見られるのですが、
「絶対的なイングランドの支柱」的な存在であることが、
この日の試合から、改めてうかがえました。

前日の10日には、「スペインvsイタリア」戦がありましたね。
スペインといえば、前回10年のW杯の覇者ですね。
フェルナンド・トーレス選手を中心として、
前回W杯では、決勝トーナメントに入ってからの強さが、
圧巻でしたね。一方のイタリアは、
前回W杯ではグループリーグ敗退と、
対照的な結果に終わった両チーム、という感じでした。
しかし、フランスと同じく、イタリアも復活の気配が感じられましたね。
「スペインvsイタリア」戦は、スコア的には、
イングランドvsフランス」戦と同じく、1-1のドローでした。
しかし、「堅く守り切って、ドローに持ち込んだ」イングランドとは違い、
イタリアの試合は、W杯時の強さを維持している
強豪・スペインに対して、「真っ向から勝負を挑み、
堂々と引き分けを勝ち取った」という感がありました。
前回W杯では不振のフランスやイタリアが復活を見せ、
そして前回W杯準優勝のオランダを、デンマークが破るなど、
「レベルの高いチームによるサバイバル合戦に加えて、
侮れない伏兵チームによる番狂わせ」も繰り広げられている
今回の欧州選手権(EURO2012)、目が離せない試合が続きそうです。