ピクニック日和

今日は本当に素晴らしいピクニック日和だった。
京阪出町柳で乗り換えて、叡山電鉄で宝ヶ池へ。電車を降りて10分ほどすると、「子どもの楽園」の看板が見えて、公園に入る。
後ろに比叡山を臨むその公園は、大きな池と、青々と生い茂る新緑でほんとうに美しい。所々にキレイな色の花もたくさん咲いている。
淡い桃色、藤色、黄色…

お弁当を食べて、散策した後に足こぎボートに乗る。約30分、ぐるりと池を一回り。その後、レジャーシートの上でまったりしたり、お菓子を食べたり。。。

…今日はあたしの大好きなボランティアサークルの活動だった。今日は高校1年生の自閉症の男の子があたしの担当だった。彼と手をつないでデート気分。
別の子はしきりにあたしの名前を呼んで「ハットリサン、○○にちゃんと電話しといてな!手ーあげて!」と言っている。そしてあたしは「うん分かった電話しとくわ。ちゃんと分かりました〝ハーイ!〟」と返す。彼は「○○に電話しといて!」というのが口癖で、それが彼なりのコミュニケーション手段の一つ(本当に電話することは決してないし、彼が何を伝えるために誰に電話してほしいのかさえ大抵理解できない場合が多い。自分の要求に対して、理解を示してくれるというだけで彼は満足するらしい。)。だから声が枯れるてもなお喋り続けている。

あたしがこのサークルにいるのも4年目になった。気づけば子どもたちもびっくりするほど大きくなった、心も体も。最初の頃はひっきりなしにパニックを起こしては泣きわめいたり、暴れたりする子も多かったのに。でも今は…あの頃とは比べものにならないほど、みんな落ち着いて活動に参加することができるようになった。

あたしの存在もごく自然にその中に溶け込むようになり、今ではそこであたしの姿を探してくれる子どもたちもいる。ほんと、いっつも元気もらうなぁ〜彼らには。今のあたしにとっては大きな心の居場所で、それがあるからこそ頑張れる!ってことがたくさんある。未熟だからこそもっと努力しよう!って思えるのにも、彼らのお陰。

今日手をつないだ子どもの手のぬくもりが(何故かやけにベタついてて熱い手だったけど:笑)、あたしに笑顔と元気をくれる。

うん、あたし、とってもハッピーだ★☆