キャンプ休日だが、、、

 中日・落合博満監督(51)が9日、北谷組・読谷組の選手入れ替え第1弾を断行した。北谷組の休養日となったこの日、北谷組のドラフト7巡目指名の中村一生外野手(22)=国際武道大=と同12巡目指名の普久原淳一外野手(22)=法大=の両ルーキーと、読谷組の幕田賢治外野手(26)と中村公治外野手(23)を、10日から入れ替えることを決定した。

 元々ルーキーは直接落合監督の目で確認するための北谷スタート。昨シーズン一軍で実績を残した二人以上の物を出せなければ早期の入替えは当然だろう。
 内野手は比較的手薄なのでないとは思ったが、朝刊の見出しを見たときは交代要員が鎌田選手でないか確認してしまった。
 鎌田選手にしても育成が妥当と判断されればその瞬間に読谷行きが決定することになるだろう。もし自分が同じ立場に立たされたらと考えるとそれだけで背中に冷たい汗が流れる。
 パンクしない程度に頑張っていただきたい。

 チーム活性化を図るため、落合監督は北谷組2度目の休日となったこの日、前回(4日)に続いて読谷球場を訪れた。この日は午前10時すぎから7時間、メーン球場、サブグラウンドと動き回った。昼食もパンをかじっただけで、わずか5分だった。別メニュー中のドラフト11巡目指名の沢井(東海理化)には「完全に治ってからでも、十分に間に合うから」と声を掛けた。

 という訳で恐らく疲れがたまるキャンプ終盤にはリハビリ明けで体力十分の沢井選手が絶妙なタイミングで飛び出してくる可能性もある。
 レフトと先発投手3枠に隠れているが、二遊間のバックアップの地位争いも負けずに厳しい。しかも椅子を勝ち取ったとしても1年間のベンチ暮らしの可能性が高い。厳しく、切ない世界。