yukixうろうろ日記

京都在住。関西を中心にうろうろしてます。

楊谷寺あじさい祭り

先週金曜日から出勤再開。
職場の上司や同僚らの顔を見て、ホッとした。家にいたらいたで落ち着かなかったので…。地震以降、滞っていた業務を進める。
施設担当の方々が、応急処置に棚などを修理してくれている。ガスやモノレールの復旧もそうだが、私たちは誰かの仕事によって生かされているんやなぁと思った。


日曜日。長岡京にある柳谷観音こと楊谷寺へ。
年に一度のあじさい祭り。
楊谷寺は、長岡京の山の中にある。皆、シャトルバスや車で参詣することが多い。今日も道が混んでいたら引き返す予定だったが、意外と大丈夫だった。
しかし、駐車場は混み合っており、少し離れた坂の上にある無料の駐車場に停める。

駐車場から楊谷寺に向かう途中にも、紫陽花がたくさん咲いている。

楊谷寺。普段は静かな名刹だが、今日はお祭りということで、地元のお店の露店が並び、参拝客もたくさん。

おっ。猿回し!
らん丸くん。芸達者。

こちらを睥睨するかの如く立つ姿がかわいい。些少ながらご祝儀を納める。

茶屋前のお庭。

山門。

本堂。

「御仏の なびく柳の谷水は くむに老いせぬ 薬なりけり」ご本尊御詠歌。
開創は平安時代806年。東山の清水寺を開山された延鎮僧都が夢のお告げにより、この西山に入り、柳生い茂る渓谷の岩の上に生身の十一面観世音様を見つけられ、堂宇を建てお祀りした。

本堂の左手には「独鈷水(おこうずい)」がある。今日はそちらには行ってませんが、祠があり、なかなか神秘的。
811年、弘法大師空海が度々参詣し、お堂の側の溜まり水で眼を洗っている親子の猿を発見し、祈祷を施したところ満願の日に小猿の目が開いた。空海は更に祈祷を施し、眼病を病む人々のために霊水「独鈷水」にしたとされている。その「独鈷水」は今も汲む事が出来る。

龍の手水舎。
人だかりができていた。紫陽花があしらわれている。うん、これは美しい。


本堂から書院へ。
途中にある手水鉢。

書院のお庭。

上書院に向かう途中にある手水鉢。こちらは青いお花。涼やか。

上書院に向かう階段。

心琴窟。水琴窟のことですね。


奥の院へ続く回廊の階段。階段の脇には紫陽花が咲いている。

途中、明智光秀の衣装の方を見た。「こんにちはー」と挨拶して下さった。参拝客じゃないよね?ゲスト?謎を残したまま上へ。


奥の院

ガクアジサイ

見たことない種類の紫陽花。

奥の院から眺め。

光を受ける紫陽花。


正一位親眼力稲荷社。
こちらの御朱印は、眼と狐の判子で、なかなか個性的。

阿弥陀堂前ステージ。DJお坊さんによる歌。


亀岡の丹山酒造さん。甘酒を試飲。米麹たっぷりで濃厚でした。日本酒を購入。

楽しかったです!


限定「のこ坊」御朱印。オリジナルファイル付き。