テクニカル選手権中部地区大会

yukizo2009-02-06

昨日、テク戦予選の中部地区大会に行ってきました。もちろんスタッフですけど。
今期は全国大会が久しぶりに本州に戻ってきて、地区予選・全国大会共に黒姫高原で開催されます。

私の仕事はジャッジ。イントラ検定やバッジテストの検定員、ワンメイク大会のジャッジなどは経験がありますが、テク戦のジャッジは初めての仕事。ちょっと不安でした。
前日の公開練習で選手の滑りを見てトレーニング。3審3採なので3名の点数に極端なばらつきがないように目合わせも行います。また既定外の事が起こった場合の減点幅の確認。例えば、回転数違反、大転倒、フィニッシュラインを切らなかった場合、スタートしなかった場合等など。
あとは選手の素晴らしい滑りがあれば完璧!!
競技終了まで、スタートリストはあえて、目を通しませんでした。選手の何分の一かは知り合い、スクールスタッフもエントリーしています。また現役デモンストレーターも何名か居たりするので、採点前にできるだけ先入観を排除したかったからです。
イントラ検定やバッジテストは点数を即時に公表しない為、後で手直しをする場合もありますが、テク戦の場合はフィニッシュとほぼ同時に各ジャッジの点数が公開されます。それゆえにあまりにも離れた点数を出すと致命的。でも点数の幅が少ないと良い選手とそうでない選手の差がつきません。
全種目、無事終了しましたが、そんなに難しい仕事ではなかったです。普段のスクール業務で毎日のようにスノーボードの滑走シーンに対してコメントを考えているので、それに対する点数付けの仕事は日常業務とほとんど同じでした。ただ、ジャッジの背中側で大勢のギャラリーに見つめられてジャッジを遂行するのは結構、プレッシャーはあったけどね。

大会の結果はこちら
http://www.csba.jpn.org/modules/news/article.php?storyid=123