技能教習(2-1) 車の点検とはじめての路上教習

昨日の火曜日に無事修了検定に合格し、第2段階に進むことに。今日は第2段階初めての技能教習。


まず教習コースのはじに車を止め、教官と一緒に車の点検。
方向指示器や前照灯、ナンバープレートのライトなど各種照明がちゃんとつくか、ブレーキ液や冷却水の量は規定の範囲内か、バッテリーの状態やエンジンオイルの状態は問題ないか、タイヤの空気圧や摩耗、予備タイヤの準備は大丈夫かなどを確認。ここに書いたのはいくつか抜粋したもので、本当はもっと点検項目が多い。


点検が終わるといきなり路上に出る。
「じゃ路上に出てみようか」
「え、ちょっと場内一周してからでもいいですか?」
「いやいや、みんないきなりだから大丈夫!」
orz.....
先週の木曜に第1段階の見きわめもらった後は修了検定でちょこっと乗っただけだからとても不安だったんだけど場内練習は許されず路上へ。教習所を出るところが抜け道ルートになっていていつも交通量が多いんだけど、この日は運よく右からも左からも車が来ていなかったので苦も無く路上へ。
「今はたまたま来てなかったからいいけど、車来てるときはちゃんと一時停止してね。」
はい・・・・。


場内と路上の一番の違いはやっぱり歩行者の有無。他の車とかも気になるけど、一応みんな免許持ってるから同じことやったはずで、こっちは教習車だし注意しててくれるからこちらが気をつければ事故になるようなことはそうそうない。やっぱり歩行者が怖い。ただ、つくばはけっこう歩道と車道がはっきり分かれているので少し楽。
しばらく運転して大きな道に。やばい、なんか楽しいw なぜか笑っちゃいそうになってしまう。教習所で出す30km/hは怖いけど、広い道で出す60km/hはそんなに怖くない。教習所で怖かったのはスピードじゃなくて、すぐ終わる直線なのに無理やりスピード出さなきゃいけないからだったんだなと実感。はじめて四速のギアを使った。合図や後方確認も教習所でやるよりも忘れず自然にできてる気がする。もっと怖くて緊張して疲れると思ってたからすごく楽だ。
怖いのはエンストと右折と合流くらいかな。エンストはしなかったけど、したらどうしようっていう不安感?が怖い。交差点での発進とかほんと怖い。合流も、つくばは左折可の交差点が多いから、左折した後の合流が怖い。
ローからセカンド、サードにギアチェンジするタイミングも、教習所ののろのろ運転だとタイミング測りにくいけど、路上運転だと自然にできる気がする。あと車だと遠い距離でも簡単に行けるんだなぁって今更ながら実感。自転車でもここまでは来たことない、ってところまであっという間に行ける。これは便利! 車運転すると、交通事故の加害者になる確率が跳ね上がるからあんまり運転しないつもりでいたけど、この便利さは捨てがたいかも。


教習所に戻ると、フットスタートの練習。いままで坂道発進ハンドブレーキかけてアクセルかけながら、徐々にハンドブレーキを解除して発進してた。これはけっこう得意で、1回も失敗したことなくて教官にも「坂道発進うまいねぇ」って言われるくらいだった。
フットスタートっていうのは、ハンドブレーキを使わずにブレーキペダルからすぐアクセルに踏みかえてクラッチをつなぎながら発進する方法。教本では、勾配が緩い坂道や後続車がいない場合に使うって書いてある。
んでこのフットスタート、超怖い! ブレーキペダルから足を離したとたんに車はバックしていくんだけど、その状況でもあわてずにアクセルを少し踏んでクラッチを徐々につなぎながら発進させる。アクセルを踏むところまではできるんだけど、クラッチを徐々につなぐのに時間がかかって結構バックしてしまう。あんまり急いでクラッチをつなぐとエンストしそうで、でも急いでつながないと車はどんどんバックしていく。
2回目の練習のときは後ろに教習車が待ってたけど、「大丈夫だからやってみ」と言われフットスタート。ぶつかりはしなかったけどけっこう後ろに下がった(気がする)。教官ブレーキ踏まなかったし、そもそも1回目でけっこう下がったの見てる教官がやらせたんだからそこまで危険じゃなかったのかもしれないけど、やっぱり怖い。後ろの教習生どう思ったんだろうか? ヘタクソなヤツだなとか思われてるんだろうなぁorz
「今後も何回かフットスタートの練習するから」と言われ教習終了。

  • 今回のクリア項目
    • 2-1 路上運転に当たっての注意と路上運転前の準備

【第2段階】 技能教習と学科教習の項目 【目次】

  • 技能教習
    1. 路上運転に当たっての注意と路上運転前の準備
    2. 交通の流れに合わせた走行
    3. 適切な通行位置
    4. 進路変更
    5. 信号、標識・標示等に従った運転
    6. 交差点の通行
    7. 歩行者等の保護
    8. 道路及び交通の状況に合わせた運転
    9. 駐・停車
    10. 方向変換縦列駐車
    11. 急ブレーキ
    12. 自主経路設定
    13. 危険を予測した運転
    14. 高速道路での運転
    15. 特別項目
    16. 教習効果の確認(みきわめ)
  • 学科教習
    1. 1危険予測ディスカッション
    2. 2応急救護処置I
    3. 3応急救護処置II
    4. 3応急救護処置III
    5. 4死角と運転
    6. 5適性検査結果に基づく行動分析
    7. 6人間の能力と運転
    8. 7車に働く自然の力と運転
    9. 8悪条件下での運転等
    10. 9特徴的な事故と事故の悲惨さ
    11. 10自動車の保守管理
    12. 11駐車と停車
    13. 12乗車と積載 / 13けん引
    14. 14交通事故のとき / 15自動車の所有者等の心得と保険制度
    15. 16経路の設計
    16. 17高速道路での運転

技能教習(12)

技能教習の12回目。今回もS字、クランク、坂道、ポールに停止、周回コースや交差点、踏切などをひととおりこなす。


やはり停止時にギアをローにするのを忘れてしまう。発進時にローにして発進するのではなく、止まったらすぐローに入れておく癖をつけろと言われた。そうできるようがんばる。
今日もやはり2度ほどセカンドで発進してしまった。エンストはしなかったけど。
これからみきわめまでに、「止まったらギアをローに入れる」という癖をなんとしてでもつけるようにしなければ。

  • 今回のクリア項目
    • 16 交差点の通行(直進)
    • 17 交差点の通行(左折)

やっぱりコレやった内容とあんまり関係なくない?

学科教習7 歩行者の保護等

○自転車と歩行者の事故(余談?)
冒頭に自転車の保険に関するお話。自転車と歩行者の事故で、歩行者が死亡してしまう事故もあるらしい。1千万とか1億とかの賠償金が自転車の運転者にかかる可能性もあるのでぜひ自転車の保険に入った方がいいとのこと。


○子ども
5〜6歳の子供の事故が起こる状況で、「1人」「5〜6人の子供の集団」「母親といっしょ」のうち、一番事故が多いのは母親といっしょの時(東京都の統計)。
母親がいっしょだと子供も安心して気が緩み、周囲の警戒が薄れ事故につながるらしい。


○横断歩道
交通整理の行われていない(≒信号のない)横断歩道で、横断者がいるかどうかわからない時は「すぐに止まれる速度で」通行しなければならない。
※教官は「『すぐに止まれる速度』であって『徐行』ではないから注意するように」って言ってたけど、「徐行」の説明は「車がすぐ停止できるような速度で進むことをいいます。」って書いてあるから同じではないのか?
→今日は次に技能教習が入ってるから聞けなかった。後で聞いてみよう。



あと、学科で見せられるDVDの最初に、「Relax」の文字とともに変なキャラクターが吊り輪する映像が毎回入るんだがあれはいったいなんなんだ?
毎回見せられてそろそろイライラしてくる。教官によっては早送りで飛ばしたりするから、やっぱり教官もあの謎キャラにイラっときてるのか?

技能教習(11)

技能教習11回目。そろそろひととおりうまくできるようになってきた…気がする。


周回コースを回り、S字、クランク、坂道、ポールで停止などひととおりこなす。
自分はどうも一度停止したあと発進するときにギアをローに入れるのを忘れてしまうくせがあるようだ。セカンドのまま発進してしまうことが何度かあった。そのせいで一度エンストしてしまった。必ずローに入れてから発進する癖をつけなければ。
あと、進路変更する時に後方確認を忘れがち。左側に寄るときや右左折する時はきちんと確認するんだけど、進路変更(車線変更)するときはついつい忘れてしまう。気を付けよう。
教官に「必ずローで発信するよう気を付けてね」と言われ終了。

  • 今回のクリア項目
    • 15 信号に従った走行

学科教習6 交差点等の通行、踏切

○左折時

  • 歩道がある場合:車道左端の白線は車道外側線→白線の内側に入って小回り
  • 歩道がない場合:車道左端の白線は路側帯→白線の内側に入らないよう小回り

○右折時

  • 一方通行の場合は、道路の中央ではなく右端に寄って右折


○歩道や路側帯を横切る場合

  • 歩行者の有無にかかわらず必ず一時停止
  • (学科試験で「歩行者がいない場合は徐行して…」という問題がよく出るらしい)

○内輪差

  • 内輪差は車幅の約三分の一?(よく聞き取れなかった)


○交通整理の行われていない(≒信号のない)交差点

  • 交差する道路が優先道路であれば徐行し、優先道路の車などの通行を妨げない
  • 道幅が同じで、優先道路がない場合は自分の左から来る車が優先
  • 交差する道路に「止まれ」の標識があれば自分が優先して通行する
    • 逆三角形の標識は「止まれ」と「徐行」のみなので、裏から見ても自分側が優先であることがわかる

○踏切

  • 踏切は、「踏切信号」と呼ばれる信号機(踏切の遮断警報器ではない)がある場合のみ一時停止せず通過できる
  • 前の車に続いて通過する時も必ず一時停止して安全を確認する
  • 踏切の非常ボタンを押すと、列車に停止信号が送られるとともに線路わきの発煙筒が自動発火し煙があがる
    • なにそれすごい


今日は知らない内容がたくさんあった。
踏切の非常ボタンを押すと列車に停止信号が送られることは知ってたけど、線路脇に発煙筒があってそれが作動するとは知らなかった。一度作動するところを見てみたい……というと不謹慎だろうか。

技能教習(10)

技能教習もいよいよ10回目。順調にいけば15回目のみきわめで良好をもらって修了検定に合格すれば第1段階終了。


今日は踏切コースへ。「まぁ踏切と言われればそう見えないこともないな」程度のクオリティの踏切へ。踏切コースは短いので、コースへ入ると同時にコース後の進路(右折するか左折するか)に合わせて車を寄せる必要がある。
踏切の前で一時停止し、窓を開け音を確認、左右を目で見て確認した後、ローのまま踏切を通過。日本の車はそう簡単には壊れないらしいけど、万が一踏切の途中でギアチェンジしてエンストし、そのままエンジンがかからないと大変なことになるので踏切は必ずローのまま通過しろと言われる。
踏切は特に運転技能を必要とするようなものではないので、一時停止と確認に気を付ければ特に問題はなさそう。
あと、周回コースを左回りしているときに、左に寄りすぎだと言われた。僕はなるべく小回りして、できる限り左側によって曲がるものだと思い込んでいたけど、それだと路肩走行(路肩0.5m以内には入らない)になってしまうらしい。
その後あまり左に寄りすぎないよう注意する。いままでの感覚とずれるので何度かやってみて調整して、体の感覚を修正しなければ。修了検定直前じゃなくて今のうちに言われてよかった。ってか今までの教官ちゃんと言ってよ……

  • 今回のクリア項目
    • 13 障害物への対応
    • 14 標識・標示に従った走行

前々から思ってはいたんだけど、この項目あんまりやったことと関係なくない?