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極北からの声―フルメタル・パニック!サイドアームズ〈2〉 (富士見ファンタジア文庫)

ただのファンサービスかと思いきや、
現実世界とフルメタの世界の分岐点について語られていたので
なかなか興味深かった。
３編じゃ物足りないけど。

不確定世界の探偵物語 鏡明

不確定世界の探偵物語 (創元SF文庫)

これはおもしろい。
現在が変わり続ける世界で探偵をやっていくということ。
わりと良い結末が用意されていたのが意外だった。
ただこの作品はSFとして、ハードボイルドとしておもしろいのであって
ミステリとしてのおもしろさには物足りなさを感じた。*1
謎の解かれ方にキレがない。
別にマイナス要素ではないのだけれど、楽しみ方の問題。

*1:ハードボイルドもミステリだろうというツッコミは無しで