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2008-02-18

日本没落の原因はガラパゴス島化

「没落する日本」という特集を毎日新聞週刊エコノミスト誌が組んでいる。

没落の原因は「ガラパゴス化」である。

ガラパゴス化現象は以下のプロセスで発生するという。

  1. 高度なニーズに基づいた財・サービス市場が国内に存在
  2. 海外では国内と異なる品質や機能の低い市場が存在
  3. 国内市場が独自の進化を遂げている間に、海外諸国では事実上の標準仕様が決まりつつ拡大発展
  4. 気がついたときには世界の動きから大きく取り残されている

代表例は携帯電話、半導体、パソコン、基本ソフト(OS)、企業会計などである。

このようにガラパゴス島化が進んだ原因には、ガラパゴス諸島の生き物が島外に出ることがほとんどないように、日本の若者が海外に出なくなったことが影響している。

単位人口当たりの海外渡航者数は20代の男性が04年度以降、減少を続けている。また自分や自分の配偶者が海外勤務することに抵抗感を感じる人の割合は、若い人ほど高い。50歳代、60歳代の方が10歳代や20歳代よりも海外勤務への抵抗感が少ない。若い人のが内向きになっている。

「ガラパゴス島化」は去年の5月のブログでも書いた(こちら)。

1人当たりGDPが世界2位から18位になったというようなことをもって没落したと言われるわけだが、だけど2位だった1993年頃って、円が過剰に高くなっていた時期だから、元々それほど上位にいたわけではなく、それこそ過剰に評価されていたのだと思う。それが、18位が適切かどうかはともかく、徐々に修正されてきたのだと思う。今は逆にユーロが過剰に評価されている可能性もあるわけだから、没落したとまでは思わないが、ひと頃の勢いがなくなったのは事実かもしれない。


だけど、国際競争力が落ちたことが没落の原因みたいなことを書いているけど、国際競争力と日本の生活水準は関係がないんですよね。クルーグマンプリンストン大教授がそう解説している。(こちら)。日本の生活水準を決めるのは日本の生産性。日本の生産性を高められるかどうかが問題なわけだ。

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