yunioshiの日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

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2007-11-13 トンデモ曲とは?? このエントリーを含むブックマーク

神様のような凄いミュージシャンとかアーティストでも、何が悲しゅうてこんな曲をわざわざアルバムに入れとるのじゃ?という変な曲というか、どう考えてもそれまでのキャラとか他の流れとは明らかに違う異質な曲ってありません??僕はそういうのをおバカ曲・トンデモ曲と密かに呼んでいます。

いくつかあるのですが、

次に挙げた3曲が昔からどーしても疑問なのであります。

クリームの2枚目のアルバム『カラフル・クリーム』

カラフル・クリーム

の中の最後の曲マザーズ・ラメント』


伴奏ピアノがちょろちょろ流れるだけで、クリームのあの3人が適当に歌っている。

中年の酔っ払いがパブで盛り上がって歌っちゃった、という感じの曲だ。

ピアノを弾いているのはジャック・ブルース?か、プロデューサーのフェリックス・パパラルディ?か分からないが、民謡だか童謡のような明るい曲なのだが、歌詞は暗い(英国コックニー地域の古い民謡らしく、わざとコックニー訛りで歌っている。歌詞は↓)。

http://www.eric-clapton.co.uk/ecla/lyrics/mothers-lament.html


録音されたのはクリーム初の全米ツアーの終わりの頃で、ニューヨークのアトランティックスタジオで行われた。

エリッククラプトン/レコーディングセッション

↑この本で、エンジニアのトム・ダウドの証言によればアルバム全部を3日間でレコーディングしたという。レコード会社の社長から突然電話がかかってきて「これからイギリスのバンドを寄こすが、彼らの観光ビザがあと3日しかない。日曜には飛行機に乗せねばならないのですぐ取りかかってくれ」と無理やり頼まれたそうだ。


(トム・ダウドについては↓)

http://d.hatena.ne.jp/yunioshi/20061111


このアルバムには後のロックスタンダードになる『サンシャイン・ラブ』やワウワウを使った世界初のレコーディング『英雄ユリシーズ

(ワウワウペダルについて↓)

http://d.hatena.ne.jp/yunioshi/20060602


などの名曲もずらりあるのに、なぜこんな曲をわざわざレコーディングしたのだろう??

カラフル・クリーム+29〈デラックス・エディション〉

には没になった他の曲も入っている。ということはレパートリーが無かったわけでもない。

ヨーロッパ〜全米と長いツアーに疲れて故郷イギリスに早く帰りたい想いだったのかなあ?



次にジェフ・ベック?様のアルバム『ベスト・オブ・ジェフ・ベック

ベスト・オブ・ジェフ・ベック

には『恋は水色』が!

もちろんこれはポール・モーリアのイージー・リスニングの代表作(オリジナルはヴィッキーの歌)で、日本でもバカ売れした曲なのだが、あの、ジェフ・ベック様がギター・インストゥルメントで演奏していらっしゃるのだ!

第一期ジェフ・ベック・グループ結成直前の時期でシングルは結構売れたらしいが、何か特別な理由があったのに違いない!

でなければ、どう間違ったって彼がこの曲を選ぶわけがない!

そんなのはベンチャーズとか寺内タケシとかクロード・チアリに任せとけ!と思う。何故って、「孤高のギタリスト」ですよ。せっかくベックがやるなら超絶技巧のフレーズ見せびらかしでやればいいのに、そんなところは微塵もない。ごくごく普通のアレンジなのだ。音色はもちろんベック節だけど。

僕はこれを聴くたびになんだか悲しい気分になってしまう。発表された当時「もうジェフ・ベックは終わりだ」と感じた人は僕だけじゃないはずだ!

まあ、彼の歌を聴かされるよりはマシかも…。

D

↑なんだか変な映像があったのでこれもお楽しみください。


『恋は水色』の英語題は『Love is blue』。

数年後の大傑作(ギター・インストバイブル)『ワイヤード』の中のバラードは『Love is green』。

ワイアード

こいつは口直しのつもりで。

D



最後に

ザ・ビートルズ?の通称『ホワイトアルバム

ザ・ビートルズ

この傑作アルバムには『ワイルド・ハニー・パイ』という曲があるのだが、これも何だかさっぱりわからん。他に『ハニー・パイ』というデキシーランドスタイルの曲があるのだが、それとも関係がない。

「ハニーパイ〜、ハニーパイ〜」と繰り返し歌っているだけの1分くらいの曲なのだ。

(昔タモリ倶楽部空耳アワー「大仁田〜大仁田〜」って聞こえると紹介されていた)

↓映像は関係ありませんが、何だかカワイイので。

D


これもあの世紀の音楽家ビートルズ(作曲はポールで、歌・ギター・ドラムすべて一人)ともあろうお方が何をやっているのだろうと。昔から疑問の一曲であります。これはスタジオで遊びで作っていたのを、パティ・ボイド(当時ジョージの奥さん)が気に入ってくれたのでアルバムに入れたらしい。

(↓パティについて)

http://d.hatena.ne.jp/yunioshi/20060626


ちょっと下世話だがこれらの曲で彼らにいくらの印税が入ったのだろうか?と思うと、「売れた者勝ち」だなあという気がしますね。

以上、皆様はどうでしょう?

これらの曲には必然性がある!大傑作だ!とか異論はある方もいるかもしれませんが、僕にとってはどうしても疑問であります…。

あと、あのアーティストのアレは変だ!とかありましたらお寄せください!

僕もまだ探してみます。

あ、フランク・ザッパ?はソレ系の宝庫ではありますが。あの方は確信犯なので別格ということで。

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