KinKi Kids Party! 〜ありがとう20年〜 DIGEST

これに関しては本当に、映像化していただけて良かった、って心底思いました。
あのイベントのお二人を見せていただけて、そしてお二人が凄く素敵な表情で笑い合ってらして、見ているだけで幸せな気持ちになりました。
あのタイミングのイベントで、こんな気持ちにさせられるとは全く思わなかったので、キンキさんは相変わらず予想がつかないな、と思います。

それから、あの状況にも関わらず、必死さのようなものや、悲壮感みたいなものを感じさせなくて、お二人は本当に強いし、小さい頃から人前に立ってこられた方々なんだよなあ、ってしみじみ感じました。

ということで、ざっくりですが、感想です!

とりあえず、初っ端からアナウンスするイベント名を間違える光一さんに和みました(笑)

剛さんが凄くお美しい・・・!
この髪型がこんなに似合うの、なんだかもう羨ましいくらいです!
と思ったら、光一さんがすぐさま褒めてらっしゃったので、ですよね!!って思いました(笑)

「心身」「両方」という言葉を使われる光一さん。
身体だけじゃなく、っていう想いがおありだったんだなあ、ってグッときました。
こうなってしまって、精神的にも参らないわけなくて、それを光一さんはよく分かってらっしゃるんだよな、って。
さらりと「動いちゃダメ」とおっしゃる感じももう。

自力で横浜スタジアム行ける、ってドヤ顔でおっしゃる剛さん。
いや、そんな当たり前のことでそんなに自慢げにされても!(笑)って思ったら、光一さんが「俺行かれへんわ」って普通におっしゃったので、なるほど、身近に行けない方がいらっしゃるからですね、って思いました(笑)
行けないって普通におっしゃる光一さんも凄いよなあ、スターですね・・・!(笑)

(ファンや皆さんを)心配させちゃいけないからね、っていうのが、お二人の共通認識として話されていて、この日に至るまでにこういうやりとりをされたのかもな、って思いました。
この形に決めるまでも本当に大変だっただろうからなあ。

よろしくお願いします、とおっしゃる剛さん、可愛い。
いっせーのーせ、可愛い。
といった具合に、とにかくこの時の剛さん、何をしても何を言っても可愛らしくて、びっくりしました。
なんだろうなあ、多分、ちょっと無防備に見えるんですよね、いつもより。
自分を作っていないというか。
画面越しだからでもあったでしょうし、そもそも、そんな余裕も無かったんでしょうけど。

真夏にタキシードでしっかり感を出そうとされるという光一さんの分かりやすさ、男性らしい。
物凄く似合われますからね、キッチリした装いが!

皆さんに気を遣っていただいて、とおっしゃる剛さん。
ここで、支えてくれて、とか、助けてもらって、じゃなくて「気を遣っていただいて」っていう発想が出る剛さん、凄い。そういうとこ好きです。
「今、気を遣ってもらってるな」って感じるのって、ある種の察しの良さとか、敏感さが必要だと思うんですよね。
剛さんはその能力が高すぎて大変な時も多そうですけど、だからこそ、細やかなところまで感じて喜んでもくださいそうだな、って思います。

足枷で身動き出来なくされてるネタ、細かいところで笑わそうとしてくださる感じで、和みました。

いつも思うんですけど、信頼があるから(年齢だの何だののことを)言えます、っておっしゃる光一さん、他の示し方が沢山あるのでは?!って気持ちになりますね!(笑)

せめて、こういう時には、信頼以外の言葉を使ったほうが良いのでは?!っていう(笑)
「信頼」っていう言葉の価値がペラペラの紙のように軽くされすぎてて・・・!(笑)

さださん方式(笑)のくだりも、凄く可愛らしかったです。
提案してみたものの、すぐ引っ込めちゃう剛さんの感じも、光一さんの全然、拒否する気が無さそうな感じも(笑)

歌に入ってびっくりしたんですけど、これ、音が剛さんに届くまでは、結構時間がかかってますね!
お話しされてる時はそんなに時差を感じなかったので、剛さんがかなり早めに言葉を返したり、光一さんの御返事を察したりしてらっしゃるってことなのかな、ってびっくりしました。

こんなにやり取りしてるのに、画面でも状況を把握されてるのに、つよし元気かい?と尋ねられる剛さん。
しかも、2日続けて聞かれる剛さん。面白すぎるな、これ!(笑)
どうしてるもなにも、御覧の通りギター弾いてますよ、感が凄い。
15日に「締めて」って光一さんに言われて、思わず笑っちゃいながら締める剛さんの笑顔が凄く可愛らしい。

近付くと歓声が「おさまる」時がある、とおっしゃる光一さん。
御言葉のチョイスが本当に王族っぽくてテンションが上がりました(笑)
かっこいい(笑)

剛さんも勿論、光一さんも肩お大事にされてくださいね、本当に!
とか思ってたら、なんか可愛い笑顔で可愛らしい仕草を繰り返してらっしゃる剛さん。
思わずこちらも、可愛いという言葉を重ねて表現してしまうくらいの可愛さ。

後ろ気を付けて!って剛さんに言われて、咄嗟に、素で警戒する光一さん。
本当に素で警戒した人の表情をされてて、ちょっと珍しいものを見せていただいたな、って思いました(笑)

「剛君、見たいのある?」とおっしゃいながら、剛さんの御返事を待たずに御自分の希望を伝える光一さんと、全く気にしてらっしゃらないおっとりした剛さん。
凄くキンキさんっぽい・・・!(笑)

2004年のお二人ってことは、うわあ、同い年くらいのお二人だ、怖い!(笑)
っていうか衣装が凄いですね!
剛さんの髪が黒髪で長くされてるし、光一さんの表情にまだ幼さがある。
凄いなあ、変な言い方ですけど、この頃こんな年齢なんですねえ。

1997年の剛さんって本当、「少年」として最高というか、完璧な「少年」って感じですよね・・・!
それも恐らく、女性にとってもかもしれませんが、男性にとっても「理想の少年」が形になった存在、みたいな。
歌声もそうだもんなあ、少年の歌声として完璧。
光一さんもまた、この年代だからこその尖り方をしてらっしゃいそうな雰囲気と表情で、やっぱり昔から気が強いというか、意志がハッキリしてるタイプだったんだろうなあ、っていう気持ちになりました。
お二人並ばれたらお互いの個性と魅力がより引き立つ、っていうのが一目で分かって、そりゃあ!そりゃあこの二人組は売れるでしょう!!って感じました(笑)

にしても、未だにちょくちょく、この頃の剛さんが「堂本剛」って感じ、とおっしゃる光一さんも凄いですよね(笑)
剛さんほど変化のある人も少ないと思いますけど、光一さんの中では、その印象を修正する必要が無いってことなんだろうしなあ。まあ、自分との違いが分かりやすく示されてる時期っぽく見えるもんなあ。

これ、毎回、剛さんはピンと来てなさそうな反応をされてるのも面白いな、って思います。
正直、言われるほうは嬉しいかって言われたら、って感じしますもんねー(笑)
それでも、特に嫌がるでもなく、なんとなく流す剛さんのおっとりさが割と好きです。
剛さん、どの時期を言われてもピンとこなさそうだしなあ(笑)

FRIENDS行けますか、って聞かれて、「任せてください」っておっしゃる健さん、かっこいい。
しかも半音下げにしてくださってる健さん。細やかな気遣い・・・!(笑)
良い曲ですねー、一瞬を掴むような曲。
あの年代のキンキさんにも合いましたけど、今歌われるとまた違う味がある。

「薔薇と太陽」
吹く真似はしてもらいたいけど、耳の為に絶対に吹かせたくはない光一さん。
短い時間内に何度も、しかも段々強めに、決して吹いてはならない、と言い聞かせていく光一さん。
このイベント中だけでなく、凄く細やかに剛さんの耳への負担を気にしてらっしゃって、光一さんにとってもやっぱり衝撃的なことだったんだな、って切なくなりました。
そりゃそうだよなあ。

どっちでもいい、と言いたくて咄嗟にどうでもいい、と言っちゃう光一さん。
凄く光一さんらしい・・・!
ざっくりになっちゃう感じ。
言葉って難しい、って続けておっしゃる御様子に、本当ですよね、って言いたくなりました(笑)

踊ると暑い、ということを心配する剛さん。
冷房の温度を下げてあげようとする剛さん。
凄い笑顔で冷気は来ない、とおっしゃる光一さん。
キンキさんらしいやりとりだよなあ。やんわりさと笑いと。

(剛さんの位置に)お客さん勝手に立たないでくださいね、っておっしゃる剛さん。
ここ、かなりグッときました。
正直、そうするしかないにしても、ファンの方々であっても、自分が歌うところを違う人(達)に歌われるのって、あの状況だとやっぱり見ていてキツい部分もあるんじゃないかなあ、ってぼんやり思っていたので。

歌番組にしてもそうでしたが、いつ御自分が光一さんの隣で歌えるようになるかもまだ全然分からなかった状態で、光一さんが他の人(達)と声を合わせて歌うのを見るって、やっぱり不安というか、独特の辛さがあったんじゃないかな、という気持ちになっていて。

勿論、剛さん御本人がおっしゃってる、ファンの方々が声を出してくださる、成立させてくださる嬉しさとか感動とか、そういうのとは別に、ということなんですけどね!

私がナーバスになりすぎな気もするし!
まあでも、剛さんが光一さんと歌われるのを見た今だからこそ言えることですが、やっぱり夏の歌番組にしても、見ていて独特の辛さと切なさがあったなあ、と思います。色んな意味で。
勿論、あれ以外どうしようもなかったでしょうし、仕方ないことなんですけどね!

何をするか決めてない、とおっしゃいながらも、薔薇と太陽をやるつもりでいて、剛さんがいらっしゃるお部屋にちゃんと楽器も置いてもらっていた光一さん。
そりゃあ、色々考えますよね、ああいう形になったら余計に。

そして、曲が始まれば、誰よりも間奏を楽しみにし、誰よりも楽しんでらっしゃる光一さん。

これはこれで本当に、滅多に聴けない形ですよね。
ハモリのみを集中して聴かせていただける、って。
あと、光一さんは本当に、最初から踊るおつもりなら、タキシード以外の服にしとけば良かったのでは!?っていう気持ちにちょっとなりますね、あまりに暑そうで。
それでもタキシードで気合入れをされた光一さんの心意気。
あと、光一さんは人前で踊ることがお好きなんだなあ、って改めて感じました。
動きが完全に、他者に見られる前提の動きで。

曲が終わり、身体に残る、のところがしんどそうだった、っておっしゃる、やはりよく見てらっしゃる剛さん。

光一さん、夏の時点でもやっぱりそれなりに鍛えてらっしゃいますねー。
ジャニーズさんはどちらかというと、女顔の方が鍛えたがるように見えて、ちょっと惜しい気持ちになってしまいます(笑)

Tシャツの件はこれ、凄く恥ずかしいことになってますね、キンキさん!(笑)
そして、この流れで「聴いてて」って言った挙句に「ひとりじゃない」とか、もう光一さん直球すぎて凄い。
曲が分かった瞬間の剛さんの表情も、混じり気が無いもんなあ。
発症からずっと、光一さんが剛速球の直球しか投げてらっしゃらないのを見ると、剛さんは光一さんのお気持ちは疑わなくて済むから、それだけでも良かったなあ、って思います。

to Heart
これ、物凄く良かったですね。素晴らしい、本当に。
会場でこれを聴けた皆さんは、本当に嬉しかっただろうな、と思います。
安心させてもらえたでしょうね。

これも、「薔薇と太陽」と同じく、滅多に無い形ですよね。
本当に、剛さんの声は美しい。
そして、それこそ、夜に似合う、優しく切ない溶け方をする。

この状況で、この歌詞を、こんなに美しく歌ってもらえるって、この瞬間なら奇跡を信じたくなるな、っていうくらいに綺麗。剛さんは、こんなに力のある歌声を持ってらっしゃるんだ、って改めて感じました。
歌詞の一つ一つの言葉が、剛さんに歌われることで輝いて、それぞれの力を持つような。

そして、剛さんはそりゃあ演技が上手いよな、と思います。
歌詞が、元からある物を歌うんじゃなく、まるで剛さんの中から出てきた言葉であるように聴こえる。
それって、演技の上手さに通じる能力だよなあ、って思えて。
表現力がある、あるいは、表現に説得力があるってこういうことだよな、って。

そして、本当にお上手なままで。
片耳が聴こえづらくて会場にも来ることが出来ない、という状況の方だなんて、とても思えないくらいに上手い。
だからこそ、どうしても辛い。なんで剛さんなんだろうなあ。

歌い終わって、会場に聴こえてた、って分かった瞬間の笑顔がまた無邪気で、嬉しそうで。

こうして、穏やかな表情で、状況としては大勢の人前ではないからか、ある種、リラックスしている感じで歌ってらっしゃる剛さんを見ると、ああ、剛さんは歌う事がお好きで、楽しんでらっしゃるんだな、って思えて、ホッとしました。歌うことは剛さんを幸せにしてくれるかもしれない、って思える。この剛さんを見ると。

そして、ここでも、音を最小限にしなきゃ駄目、とか、アンプ通してないからね、とか、常に剛さんの耳のことをを気にかけてらっしゃる光一さん。

じっと聴いていらっしゃる光一さん、何とも言えないお顔をされてるな、って思いました。
ただただ一心に、じっと見て、聴いていらっしゃる感じ。
途中からは振り返って大きな画面で見てらっしゃっていて。
この状況でこの歌詞を剛さんに歌われる、ってどういう気持ちになるんだろうなあ。

ずれても良いから何か歌おう、と光一さんがおっしゃった時、剛さんも光一さんに応えて、何歌う?って、わりとすぐにおっしゃっていて、こうして二人でやって来られたんだよなあ、って改めて感じました。
こうしてお二人で、どうなるか分からないことにも挑戦してきたんだな、って。

あと、こちらのほうが早いのか、って勘違いされる剛さんに、すぐさま「遅い!」訂正してあげる光一さんが、まるでお兄さんみたいで、可愛らしかったです。
剛さんのほうが早いわけないですもんね!!(笑)

どれくらいズレるのかを曲が始まる直前まで気にされる剛さんと、「もう始まるよ!」ってちょっと楽しそうにおっしゃる光一さん。剛さんが一緒に歌おうとしてくださるの、光一さんも嬉しかったんだろうなあ、って感じました。

歌い出してはみたものの、やっぱり分かんないなー、みたいな感じで、困ったように笑われる剛さんの笑顔が本当に可愛らしい。
何気に、なかなか見ない表情なような気がします。

ズレてしまってることに関して、思ったよりも全然、悲壮感が無くて、見ててもホッとしました。
悲しい想いをされてる、という感じではなくて、お二人で、そしてバンドの皆さんと、頑張ってみる、という感じで。

それから、間奏中のお二人の表情がもう。
剛さんが笑っちゃって、その笑顔につられるように光一さんが笑って、かつ、大きな画面の剛さんを振り返る、っていう流れが、本当に、こんな時なのに、幸せな、としか言いようがない感じの雰囲気で。

この曲の間は特に、光一さんは本当に、剛さんのことを大事に思ってらっしゃるんだなあ、ってつくづく感じました。
剛さんが笑ってらっしゃるから、光一さんも思わずあんな風に笑っちゃうんだな、って。
その笑顔がまた、本当になんだろう、大事に思ってらっしゃらないと出来ないよな、っていう感じで。
剛さんを見て笑ってらっしゃるその表情だけでも、光一さんにとっての剛さんがどういう存在なのかが伝わってくるような。

まさに、お互いの笑顔が、お互いにとって「一瞬で笑顔つくれる武器」なんだな、という感じ。

物理的に阻まれていてでさえ、一緒に笑えるキンキさんの御様子には、なんでこんなことになってしまってるんだ、という辛さを超えるような何かがあって、凄いなと改めて感じました。
お二人の間にあるものが、凄くピュアに見えて。
ひたすらに大きくて、ひたむきな好意。

そして、ここで歌われた「もう君以外愛せない」、光一さんの力の入った歌い方的に、絶対に、何がなんでもこの幸せを手放すものか、というニュアンスが出ているようで、同じ曲でも、時と場合によって様々な色を持つんだな、ってしみじみと感じました。

合作、光一さん、御自分はここ数年、作曲のお願いを交わし続けてきたにも関わらず、剛さんには昨日の今日で「なんか書けた?」的な催促をしてらっしゃった感じ、光一さんだなー!って思いました(笑)
対剛さんの光一さんってこういうとこありますよね!みたいな(笑)
それでも、二小節でも良い、っておっしゃてる気遣いもあって。

若干、ってこの字で合ってるんですかね?!
インパクト強すぎるな、どうしてその単語が出てきたんだ、って衝撃でした(笑)
そりゃあ、剛さんがパッとああいう歌詞を書いてこられたことを褒めますよね!(笑)

そして、女詞(おんなし)って言い方、ここで初めて聞いた気がします。
女性詞より荒っぽい感じがして、女詞っておっしゃる光一さんかっこいい!ってちょっとテンションが上がりました(笑)

剛さんが愉快に読もうとすると、物凄い勢い、かつ、物凄く優しい声で止めに入る光一さん(笑)

剛さんの字は相変わらず可愛らしいし、一つ一つの字が絵みたいですよねー。バランスが可愛い。
羨ましい。

剛さんが乙女な感じの歌詞を書いてこられたことが、とても嬉しそうな光一さん。
今更、物凄く楽しそうに剛さんの性別を疑ってみる光一さん。
光一さんは剛さんの感性を凄く楽しんでらっしゃいますよね、いつも。
微笑ましい関係性だよなあ。

別の、あるいは他人のところの花火と「うちの」花火っていう感覚があるのが凄いですよね!
スターさんだ・・・!(笑)

サビの突発ラブ、これ本当に音にハマりすぎてて、他を考えるの難しいよなあ、って感じました。
ここまで綺麗にハマっちゃってると。

あと、多分、波打つ、のニュアンスなんじゃないかな、と思いますが、虹打つ、っていう言葉のダイナミックな美しさ。剛さんだなあ、ってしみじみと感じました。剛さんならではの発想の美しさ。

そして、聴こえないそのメロディも、のストレートな辛さ。
文字が足りない、と思って咄嗟に付け加えた「会いたいよ」の強さ。

指で文字数を数えてらっしゃるのがまた可愛らしい。

光一さんのキンキへの曲は、いつも本当にメロディ自体がキラキラしていて、ドラマティックで、だからこその切なさもあって素敵ですよね。今もこんな曲をキンキさんに書かれるんだなあ。
大サビも盛り上がって、凄く綺麗。

歌い終えてから、二人でやりとりしてらっしゃる時のお互いへの声の柔らかさが、「作業」という言葉の硬さと似合わなくて、ちょっと面白いくらいでした(笑)
こんなに優しいやりとりをしてらっしゃるんだなあ。
キンキさんは本当に、品が良い。

あと、光一さんによる大サビのメロディの説明がまるでキンキさんのことを言っているようだし、聴く感じ、陽炎の影響を感じて、物凄くグッときました。

堂島さんに容赦なく歌詞の説明を求めるキンキさん(笑)
堂島さんも、本当に良い方なのが伝わってくるよなあ。

この場で、一緒にいることさえも出来ない中で、完成を楽しみにしていてください、と言えるものがあるキンキさんの強さ。
光一さんはやっぱり、お客さんは勿論、剛さんに、自分達の先を示したい、見せたい、という想いがおありだったのかな、ってぼんやりと思います。そういう励ましだったんじゃないかな、って。

今までにある曲だけじゃなくて、これからの曲。
これからのキンキさんを、20周年のイベントだからこそ、示したかったのかな。

まだ決まってないけど、冬のコンサートで二人揃う姿を待っていて、とおっしゃる光一さん。
早く治して、っておっしゃってたりもしたし、多分、この頃は、結構、なんて言うんですかね、ここまで難しいとは思ってらっしゃらなかったのかもな、って思います。
なんとなくですけど、このイベントの感じだと、光一さんが、もしかしたら剛さんもかもしれませんが、思ってらっしゃったよりも、現状は厳しいんじゃないかな、って。
この時、まだ発症から1か月くらいだもんなあ。

Anniversary、改めて聴くと、やっぱり不器用な男性の曲ですよね。
光一さんに似合う不器用さ。
絵を描いてらっしゃる剛さんも綺麗だよなあ。
こうして見るとやっぱり、剛さんも美形なんですよねえ。

そして、歌い終えた光一さんの表情が、本当に男前。
かっこいい人だな、ってしみじみ感じました。
きちんとやり遂げた人のお顔だなあ。

最後に「うちの」花火があがるんですね(笑)

剛さんの絵をしみじみ褒める光一さんと、光一さんの絵が好きだと2日連続でお伝えになる剛さん。
やりとりが微笑ましすぎる。

歌ってくださったお客さん達に「ありがとお」っておっしゃる剛さんの微笑みが綺麗。
この時の剛さんは本当に、無防備というか、真心がストンと伝わってくる。
防御用のベールすらも被らないでいる感じ。
その姿と言動がこんなに綺麗なんだから、そりゃあ愛される方だよなあ。

光一さん、もう一曲は数年後、っておっしゃるのも、数年後のキンキを信じてらっしゃるようだな、って感じました。

頑張ろうね、剛君ね、っておっしゃる光一さんは、心の底から、剛さんに起こったことを、自分のこととして、自分達のこととして捉えてらっしゃる感じで、なんだかもはや、下手な身内以上の感覚に見えるよな、って思います。
一心同体、一蓮托生、本当にそんな感じ。

一日でも早く、って何度もおっしゃる剛さん。
そりゃそうなんですけど、やっぱり焦るよなあ、剛さんの立場にいると。
そして、「そりゃ焦るよな」っていうことも、きっと光一さんは凄くよく分かるんだろうなあ。

「光一にも沢山迷惑をかけちゃったから、ちゃんと恩返し出来るように」っておっしゃる剛さん。
いやいや、っておっしゃる光一さん。
関係性の品が良い。
こう言わずにはいられない剛さん、本当に、何も取り繕えない状態だったんだな、って切なかったです。

光一さんのキンキさんに関するプライド。
絶対に成立させられる俺らはいるはずだ、って独特な言い回しだよなあ。
怖いことは何も無かったよ、って剛さんに伝える光一さん。
光一さんの剛さんに対する優しさってこういう種類ですよね。

僕の立場で言えることじゃないかもしれないけど、というニュアンスの事を、この日だけでも何度もおっしゃる剛さん。そう思って飲み込むんじゃなくて、こうやって前置きしながらきちんと言葉にする剛さんが好きだな、って思います。

「光一さんが辛い時、何かあるときは存分に甘えていただいて大丈夫なので」っておっしゃる剛さん。
光一さんが笑いに持って行っても逃がさず(笑)、「そう言ってる人ほど、ってこともあるから」っておっしゃる剛さん。
これ、こうやって言ってくれている人がいるのといないのって、全然違いますもんね。
近いところに、そして御本人が辛い状況にいても、こう伝えてくれる剛さんがいる光一さんも羨ましいな、って思います。
剛さんは、光一さんに、自分が出来ることをしてあげたいというか、とにかく、心を尽くしてあげたいんだろうなあ。
剛さんもふと、こういう包み込むような優しい情を光一さんに示されますよね。

ずっとお互いさまでやってきた、ってさらっとおっしゃる光一さん。
二人組で20年やってきてるんだもんな、ってグッときました。

最後まで、お二人共凄く可愛らしい。

思ったよりずっと幸せで、ずっと綺麗なイベントでした。
辛いほうとか、悲しいほうとか、悔しいほうに、簡単に行ってしまえるような状況だったのに、お二人は絶対にそちらに行こうとはされてなくて、お二人の意思の強さを改めて感じました。
凄い人達ですね、キンキさんは。
ステージの皆さんも、とっても素敵でした。
お客さんも、やはり動揺というか、辛さも皆さん、それぞれにおありだったでしょうが、そこを超えて参加されていて。そうそう、お客さんと言えば、あんなに映されるとちょっとアレですね、もし自分があの場にいたらと思うと、肝が冷えますね(笑)
あの時間帯だし、ああいう趣旨のイベントだったし、仕方ないとはいえ。

色々おありだったでしょうが、ダイジェストという形で見せていただけて、本当に良かったです。
お二人の、いつもとはまた違う温度のやりとりや、表情の綺麗さに何度もハッとしましたし、しみじみと、キンキさんは唯一無二の二人組だな、と感じました。

何より、あの状況で、こんなに幸せな感情にしていただけるイベントを成立させたお二人に驚きました。
これはもう、見ないとどうしても伝わらないものですよね。
お二人の歌声も、いつもとはまた違う形で堪能させていただけて。

宝物に触れたような気持ちになりました。
21年目以降のキンキさんも、幸せに笑い合ってくださいますように。

もうあと数日でコンサートが始まりますね。
どうか少しでも、剛さんにも、光一さんにも、負担が少ないものになりますように。