サボリ

ま・・またサボってしまった・・・・!!!
このまんまじゃ引きこもり一直線じゃないのか?
朝起きてめんどくってそのまんま寝てしまったら気がついたらこの時間。
もうなんなんだこのダメすぎっぷりは・・・!!
とりあえずこんなんじゃ社会じゃ生きてけない甘ゝ女になってしまうので。
山篭りでもしてこよう。お百度参りとか?
なんにせよこれじゃダメだ。
   




ってゆーか勉強しなさいってーハナシなわけで。

ひきこもってみた

今日はとりあえず一日引きこもってみました。
音楽流しながら暗い部屋でお菓子食べたり、マンガ読んだり、小説読んだり。
たま〜にもそっとおきてチャーハン作って食べたりそうめん茹でて食べたり。
久しぶりにネットの旅にもでてみたり。
なんか「自分の殻」に閉じこもるのって一種の自分の巣にいるヒナみたいだなと思いました
自分の所持してるモノとか好きなモノとかに囲まれて
ぬる〜いお湯にどっぷりつかっているような、
でたまにふと現実の世界を思い出したときものすごい後悔とか憂鬱におそわれて。
「巣」にいる時は安全だしラクだしすっごい無気力なカンジもいいけど
やっぱりこれで一生いたいなってワケにはいかないのです。
しかも巣から出てみてのデメリットもある(お菓子食べすぎで太ったりとか、明日ともだちにどう説明しようかとか)
自分の世界だけで生きるのってやっぱいいなと思うけど
やっぱりそれだけの人生なんて私はやだな〜と再確認しました。
いやだし疲れるけどやっぱり他の人の世界に触れたり、自分の世界を傷つけられたりしながら生きて生きたいと思いました。
まあ結局これからもたま〜に引きこもってみるのかもなあ。

殺人者はそこにいる―逃げ切れない狂気、非情の13事件

殺人者はそこにいる―逃げ切れない狂気、非情の13事件 (新潮文庫)

殺人者はそこにいる―逃げ切れない狂気、非情の13事件 (新潮文庫)

人に殺される瞬間って、どんなことを思うのだろうか。
やっぱし実際にそうなってみないと決してわからないものなんだろうけど精一杯想像してみるとやっぱりひとつしか思いつきませんでした。
「恨む」
う〜ん、自分の性格の悪さがよくわかる・・・
まあ、よっぽど自分が相手に対して酷い事をしたとかそうゆう希望だとかでなくて
まったく何もしていないのに、または殺されるようなことなんかしていないのに、ある日突然これからの自分の人生を台無しにされたら?
私は恨んでも恨みきれないと思います。
そんな感じで殺人事件には、それだけどす黒い渦巻いたものがどろどろと圧し掛かっているものだと思います。
殺人者の恨み、被害者の恨み、遺族の恨み・・・
恨みが恨みを招きまた新たな恨みを生み出す。
こんな恐ろしいものが、自分の周りではないにしろ同じ地の上のどこかで起きてるなんてそれだけでも恐ろしいです。
そしてその中でも特に読んでいて不快感のあるものが集まっているこの一冊。
気分が落ち込んでいるときに読むことはオススメしません
ただ、ただこの本を恐ろしい物みたさの為に読むのか、
それとも何かを少しでも得ようとして読むのは自ら選択できると思います。
起きてしまった「非情」な殺人事件のウラにはどうしようもない虚しさや悲しさがありました。
結局人間はひとりで決して誰ともひとつになれなくて、
それだからこそ「殺していい」なんてことは絶対にありえない。
「自殺記録テープ」なるものを録音した中年男性の話がありました。
彼は自分の家族を道連れに、それも何も明かさず、ある日突然信頼していた家族を裏切り殺害。
無理心中させた上に、「これからお前らのところに行くよ。」と家族が行きたがっていた地や思い出の場所へ行き、家族の願いを果たしてやるつもりになるという恐ろしいほどの勘違い自殺劇を演じます。
テープでは、ひどく自己陶酔になっていて、家族が自分と同化しているとでも思っているような話しぶりです。
彼は無理心中することで死後の世界で永遠に家族とひとつにでもなれると思ったのでしょう
しかし、テープの最後に録音されていたのは、
「ひとり」の人間が命を絶ったあとの、耳を裂くような轟音でした。
ハッピーエンドには程遠いのです。

私がこれを読んで学んだことは人間というものの絶対の孤独と悲しさでした。
殺人事件を通して学ぶのも悲しすぎるけど、
人を殺すことほど無意味なものはないなあと思いました。

好きじゃなくて付き合う?

結局また別れました。。なんなんだ自分!!!!!
まあ微妙なカンジなのでなんともいえんです。
でももう愛はないなあ。少なくとも最初からあったのか疑問。
そういうのすっごい最低だって思う人もいると思うのですが
私は本当に好きなひとと付き合えたらそれはそれですごい幸せだけど
たまには例外もあっちゃダメなのかなあ・・・。て思います。
少なくとも付き合っている間はお互いすごい大事にしあって幸せなんだったら
それを愛が足りてないからって一言でいけないものとか悲しいものにするのはそれこそ悲しいと思ったのです。
付き合うことで色々なものを得られたし、良い思いでもできたし、楽しいときもあったし。
別れはどうであれ付き合ってきた人たちには本当に感謝したいです。
まあ昔は自分も好きでもないやつと付き合ってバカな女!とか平気で言ってたわけですが・・
とりあえず、毎夜の孤独に耐える日々が始まりです。
う〜ん、どこかに渡辺いっけいそっくりの素敵な方がいないかしら!(本気)

眠れるラプンツェル 山本文緒

眠れるラプンツェル (幻冬舎文庫)
↑画像ナシ。なんで〜(泣
中学3年生ぐらいの時ラプンツェルの童話を読んで「なんかすっげ怖い話!」と思ったのを覚えています。
美しいラプンツェルを塔に閉じ込め、また彼女を助け出そうとする王子を殺そうとしてしまう恐ろしい魔女のおばあさんでした。
確かに怖い。独占欲とか、なんだかそういうものの塊のような。
でも、この「山本文緒ラプンツェルにはそういうあからさまな魔女はいない。
昼ドラにでてくるようなねちっこい悪女とか、ありがちな適役とかは出てこないのです
強いて言うならば主婦の主人公を少しずつ蝕んでいく「日常」でした。
主婦の生活が彼女を塔に閉じ込め、他との接触を遮断し、ただ空を眺めて何かを待つような眠れるラプンツェルにしてしまった。
しかし、この作品での王子様は、ちょっとびっくりするかもしれません。
嫌悪感を抱いてしまう人もいるかもしれない。
王子様は、隣人の息子の12歳の少年でした。
ラプンツェルは28歳の専業主婦。王子は12歳の少年。
決してショタコンとかの話じゃありません。
読んでいて息が詰まってしまうような苦しい恋愛があります。
「日常」の崩壊と、崩れる魔女のおばあさんの独占。
なにもかもを失ったと思ったラプンツェルにもひとつだけ残されたものがありました。
それは男を誘う美しい声でもなく、綺麗な長い髪でもなく、
塔の扉の鍵でした。
最後の最後どうなったかまでは書かれていませんが、目覚めたラプンツェルはきっと少なくとも眠っていたころよりは幸せになっていてくれていると思います。
主婦の生活のつらさとか、愛に年齢差は関係ないだとかそんなことを語っているのではありません。
「人間」って深い喪失や悲しみを体験して、それでも生きていくものなんだ、
むしろそれがあるから「人間」なんだ!!!!
喪失は悲しいけど、それを恐れて眠っているようにはなりたくはないです。