英語の文法書あれこれ

1年に1度は文法の再確認をしたくなる。で、今更だけど「ロイヤル英文法」を買ってみた。

ロイヤル英文法―徹底例解

ロイヤル英文法―徹底例解

文法書との付き合いは、高校時代に学校指定で購入した「総解英文法 くわしい解説と段階的演習」から始まった。しかし、最後まで愛せなかった(涙)。やり直し英語のはじめは、某翻訳家推薦の「新英文法 (チャート式シリーズ)」。「総解英文法」よりは読みやすかったが、あまり面白いと思えず、通読はせずときどきリファレンスとして使うのみだった。。
英文法解説総合英語Forest, 5th edition
この数年は「Forest」と江川さんの「英文法解説」を使ってきた。「Forest」は評判通りの良書で、文法アレルギーはこの本のおかげで解消したが、翻訳をかじるようになって、さすがに間に合わなくなってきた。英語の達人諸氏から評判の高い「英文法解説」は、購入当初から格調が高すぎてどうも馴染めない……いつか使いこなせるのではないかと夢見つつ、つい「Forest」に手が伸びてしまうというありさまだった;;
Grammar in Use Intermediate with Answers with Audio CD: Self-study Reference and Practice for Students of EnglishPractical English Usage (Practical English Usage, Third Edition)
英英では、評判のいいSwanの"Practical English Usage"に挑戦してみたが、アルファベット順だけに、とても通読する気になれず。リファレンスとしては使えるのかもしれないが、あまり使ってない(大汗)。ケンブリッジの"Grammar in Use Intermediate"は素晴らしいワークブックでお薦め本のひとつ。けど、リファレンスとしてはちょっと使いづらいのではないかと思う。
例解 現代英語冠詞事典わかりやすい英語冠詞講義
その他、マニアックなところで、「英語冠詞講義」や「英語冠詞事典」あたりもお薦めだけど、英文書いたり翻訳やる人、英語の先生以外にはあまり必要ないかもしれない(笑)。

「ロイヤル英文法」は、情報や例文がしっくりきて、きっちりかゆい所に手が届くという感じ。類書の「表現のための実践ロイヤル英文法」とだいぶ迷ったけれど、「表現…」は「ロイヤル」と比べると情報が中途半端な感じがしたし、世間で言われているほど「ロイヤル」がとっつきにくいとも思わなかった。
文法書選びは、各自の英語力と必要な情報の量と質、好みや相性なんかが絡んで意見の分かれるところだろうけど、現時点で個人的には「ロイヤル」がベストだ。ああ、もっと早く買うべきだった!、なーんて思ってます、ほんと(笑)。

Our Stolen Future 182~201p -8

生殖器官の退化。精子カウントの減少。魚類や両生・爬虫類だけでなく、ヒトも確実に影響を受けはじめている。
温暖化と併せて、地球上の生物はウチとソトからその存続を脅かされていると……だんだん怖くなってきたよ;;