博士になりました

博士号の学位を取得して,博士になりました。

 

僕の分野である社会科学の年間博士号取得者は1,300人余,なかでも,博士課程の通常在学期間3年で取得するのはこの中の1/3と言われているので,学位取得に関してはトップランナーだったと言えるのじゃないでしょうか。死ぬほどきつかった。

 

死ぬほどきつかったのは比喩でもなんでもなくて,自分の周囲でも学位取得を目指していた人びとが,身体を壊したり,心を壊す様子を目の当たりにしてきました。そして,彼らは取得を諦めたり,亡くなったりと僕の周りから徐々に消えて行きました。5人いた研究科の同期で学位取得に至ったのは僕だけで,1人は留年,1人は行方不明,1人は退学,1人は亡くなりました。

 

「Five Star Stories」という漫画に,強制的にキッツい縛りプレイ「自己鍛錬プログラム」を

架すヒュートランというキャラがいるのですが,それと一緒です。逆境,困難,屈辱に喜びを感じるドMでないと学位は取れないもんだなと思います(他の分野は知りませんが)。

ということで,テレビで博士という肩書きの人を見かけたら,「あぁ,この人もアカデミックなドMなんだなー」と思っても間違いではないと思います。

 

まぁ,そんな感じで苛酷な学位取得でした。

みなさ〜ん!元気ですか〜!

残暑お見舞い申し上げます。


先日『魔女の宅急便』を見たのですが、キャッチコピーが素敵でした。
「おチンコむこともあるけれど、私は元気です。」

環境が変わったり、人生の大事があろうとも人間は前に進める生き物です。
今は元気なくても、またそのうち元気だせばいいんじゃないかなと思います。


少し本音がポロリしちゃいましたね。


じゃ、またぁ〜

私信:Xiaoくん元気?