青橋由高「妹は電波系♡」

さて、今日は青橋由高センセの新刊を読んだので読書感想を記録しておきますっ

作者本人のコメントはこっち→http://aohashi.livedoor.biz/archives/51969657.html

今作の特徴を一言でまとめてしまうと、頭がイっちゃっている青橋ヒロインの極みですねー。最近の青橋さんの作品で、頭がイってしまっているヒロインとくれば、作者本人のコメントでも言及がありますが、「生徒会長は妄想系」の舞奈などですねー。
で、このヒロインの魅力については、かーずさんがノックダウンしてしまったようなので*1、かーずさんのコメントを紹介。

お兄ちゃんが好きで好きで好きすぎる妹がヒロインなんですが、まあここは良いです。
しかしこの響ちゃん、さらに暴走しまくっていて、「過去108回の前世でも、ずっとお兄ちゃんと結ばれていた」とか言い出す、電波ゆんゆんな妹さんなんです(冒頭から「自分は別の時空間から来た異世界人なの」ですからね)。
しかも盗聴監禁当たり前という、昔の闇可憐ちゃん、今でいう『お兄ちゃんのことなんか〜』の奈虬ちゃんに通じるストーカー・シスター。俺の妹がこんなに変態なわけがない。

前世の縁があると信じこんで、追いかけて、追いかけて。今までの青橋作品でも背徳感から覚悟を決める、という展開があるけど、今回はちょっと違う感じ。なし崩し的に既に押し切られてしまう展開。だってねぇ、最初からエロい。朝フェラが既に日常生活の習慣になっているなんて、スタートの時点から主人公・陸が妹に毒され過ぎだろっ

で、響の魅力とくれば、ふりふりのアホ毛!ふりふりポニテが好きだーとは前から何度も書いていますが、ふりふりのアホ毛もいいっすねぇ!!ツンツンした上で、ぺちぺちされたい。

個人的に今作のベストシーンを選ぶなら、お弁当を食べた後、学校の屋上でのシーンかな。後半は、修学旅行で、愛子との会話ターンが多くなり、主人公の朴念仁具合に笑えたw