福井かに旅行 (1)恐竜博物館

なんかの番組で福井でカニを食べていてカニが食べたくなったので福井まで越前ガニを食べに行ってきた。

まずは東海北陸道福井県立恐竜博物館を目指す。嫁のiPhoneのナビが意外と賢くて助かった。


駐車場には巨大な恐竜のオブジェ。まだ雪の残る山を背景に、なかなかの迫力。


館内に入るとチャマリンという謎のマスコットがいた。


まずは春の企画展、肉食恐竜の展示。

小さい肉食恐竜。

大型の肉食恐竜、スピノサウルスの胴椎。ティラノサウルスより大きく、大きい物では18mほどもあったらしい。

ティラノサウルス・レックスの頭。

ゴルゴサウルス・リブラトゥス。


続いて常設展へ。入り口と企画展は3階なのだが、エスカレータでB1Fまで降りる。
雛人形の衣装を着た恐竜がキモイ。

始めの通路には左右に化石が埋もれたままの形で展示されている。

そして突き当たりにはマラサウルスの産状化石というものがある。ほぼ全身の骨格が残されている貴重な標本らしい。写真上側の通路から歩いてきて、そのまま階段を上ると全体が見れる仕組み。

続いて「恐竜の世界」という展示。動くティラノサウルスがお出迎え。小さい子どもは割とガチで泣いている。

トリケラトプスの頭蓋骨。トリケラトプスだったかどうかはちょっと自信がない。もともとそんなに恐竜の名前を知ってるわけでもないが、ステゴザウルスとかウルトラサウルスとかそういう超メジャーなものはもちろん、展示の名前を見ても初耳のものが多かった。

竜脚類の大腿骨。ごつい。ケイ化しており、表面はツルツルしている。

エイリアンっぽい。展示は骨格標本も含めてレプリカも多い。

パラサウロロフスの巨大なトサカ。管楽器のように共鳴させて音を鳴らしたらしい。

筋肉。でかい。

いろいろな恐竜がいる。

巨大な恐竜のジオラマ。こいつも動いていた。

ステゴザウルスかと思ったら違うやつだった。

最後は福井県の恐竜。フクイラプトル・キタダニエンシス。もう一種類、フクイサウルスというのもいるらしい。

研究中。

展示室を出るとクリーニング室が公開されている。

完全なる晒し者。こんなところで仕事ができる集中力がすごい。

次の展示に進もうとすると、突然火災報知器が鳴り響いた。辺りは騒然とし、階段でゆっくりと出口に向かう流れができはじめたが、館内放送はなく、係員はキョロキョロしたり無線で話し合っているだけで、誘導するそぶりは全く見られない。結局1Fから3Fの出口付近まで移動してからようやく「誤報でした」との館内放送が流れた。
危機管理意識がなさすぎてびっくりだが、どうも以前(しかも割と最近)にも同じように誤報があったらしい。突っ立っているだけのお仕事ですか。

もし本当に火災だったら完全に逃げ遅れるパターンなので、子連れで行くときは気をつけた方がいいかもしれない。まああんだけ家族連れがいたら中には火災報知器押しちゃう子どもがいるかもしれないというのは分からんでもないが。


続いては「地球の科学」という展示。
琥珀やら鉱石やらの展示がたくさん。昔こういうの好きだったなぁ。

正直恐竜よりもこっちのほうが興味があったりする。

アンモナイトの化石。

ティラノサウルスの大腿骨の実物。かなり巨大。

その他体験コーナーや視聴覚室もあり、触って楽しめそうなエリアもあった。


お土産屋さんにこんなものがwww



というわけで1時間少々だがなかなか楽しめた。子連れでいくとよさそうな場所であった。ただし火災のときは係員は当てにならないので自己責任で逃げるように。