Macをほぼ初めて使って感じたこと(ハード編)
はじめに
レビューを書く前にまずは私自身のPC歴など。
10年少しほどWindowsをメインで使って(それ以外の選択肢を知らなかったのが大きい)、その後4年ほどLinuxメインに。
3年ほど前にMacを少し触ったが、カスタマイズの出来なさに辟易して慣れる前にLinuxに戻ってしまった。
そんな私が久しぶりにMacを使ってみようと思ってボーナスでMacBook Air(mid 2012)を衝動買い。
今でもどちらかと言えばアンチアップルだけど、できるだけ公平にレビューをしようと思う。
サイズ・重さ
11.6インチという大きさでキーピッチ19mmを実現したこの大きさは絶妙だと思う。
「なるべく小さい物が欲しい」「キーピッチ19mmは必須」の2つを併せ持つ絶妙なサイズだと思う。
重さについては見た目からしたら少し重め(1060g)。良く言えば重厚な感じ?
でも最近はこのサイズで800gくらいのものもあるし、もう少し頑張って欲しいかも。
キーボード
上でも書いたけど、この大きさでキーピッチ19.05mmを実現したのは素晴らしい。
キー配列については、「電源キー間違えて押しそう」「insertがないのか」「Escapeキーの位置が悪い」「1キーが長いのが不細工」「Functionキーにプリントしてあるアイコンがよく分からん」など細かい点はいろいろあるが許容範囲。
打鍵感については、3年前にMacBook(無印)を使った時はゴムのペコペコ感があまり好きではなかったけど、MBAのキーボードは悪くない。キーストロークは浅めだが、きちんと押した感触がある。
HHKなど本格的なものと比べたらと比べるのは流石に可哀想なので言及しないけどノートPCの中では結構打ちやすい方ではないだろうか。
(というかMacのキーボードって全体的にストローク浅めだよね。なんでだろう?浅めの方が人気あるとは思えないんだけど。)
トラックパッド
機能・性能ともに素晴らしい。
Win/Linuxのタッチパッドはマウスが無いときのその場凌ぎ感が強かったけど、Macのトラックパッドはマウスが必要ないくらいの出来。
Apple Magic Trackpadを別に買おうか迷うくらい。
ディスプレイ
プログラミングをする都合上あまり横長すぎるのは好きではないんだけど、家では外部ディスプレイ使うからまぁいいかと。
解像度(1366x768)はギリギリ最低ラインか。
やはり縦が小さいのがネック。
見た目が綺麗なのかは・・・正直よくわからない。分からない程度の差、というわけではなく、おそらく私が鈍感なのが大きな要因だと思う。
バッテリ
5時間は少し短いかな。
最近のノートPCは10時間くらい持つものが多いし。
あとApple製品全般に言えることだけど、バッテリ交換が難しいのは困る。
ここはぜひ改善・・・する気はないだろうなぁ。
音
Macは音がいいという思い込みから少し期待してたけど、正直期待はずれ。
篭ったような音になってる。
というかどこから音が出てるのかわからない。
まぁ音についてはもともとあまり拘りはないからいいんだけど。
LAN
無線LAN(802.11an/bgn)は文句なし。
Aterm WR8700N-HP との11an接続で185Mbpsほど出てる。
これはAtermの実効スループット公称値(187Mbps)とほぼ同じ値なのでAPを変えれば更に速度は出るはず。Web上ではMBAの理論公称値である300MBpsに近い値が出てるという記事もある。
ただやはり有線LANは欲しい。家では無線でよくてもホテルとかで有線Onlyなところはまだまだ多いし。
熱
熱は結構こもる。底が結構熱い。
横や下に排熱のスキマがないけど大丈夫なの?と布団の上で作業することがある人には不安になる(笑)
外部接続端子等
- USB 3.0 x2
今となってはついてないほうがおかしいくらい。
でもAppleはそろそろUSB捨てそうで少し怖い。
正直にいうとThunderboltはいいからHDMIが欲しい。
ThunderboltあってもいいからHDMIが欲しい(笑)
今のところ買った周辺機器はこのThunderbolt→HDMI変換ケーブルのみ。
Thunderboltは今後流行るのかな?流行ってくれればオールインワンで便利そうだからいいな。(ブリッジ接続はあまり好きではないんだけど。)
VGA端子がないのは高評価。あれはそろそろ消えるべき。まだプロジェクタだとデファクトスタンダードなのが難しいところだけど。
- イヤホンジャック
まだ使ったことないので無評価。マイクジャックないのには今気づいた(笑)
- フロントWebカメラ
まだちゃんと使ったことがないので無評価。
気付き次第更新します。
Synergyを導入。
複数のPCを1つのマウス/キーボードで操作する(ついでにクリップボードを共有する)ためのソフトウェア、Synergyを導入した。
SynergyにはWindows,Mac,Linux版がある。
今回は2台のPC(pc1,pc2)を用いる。
OSは両方ともUbuntu Linux。
pc1に接続されたマウス/キーボードでpc1,pc2両方のPCを操作することが目的。
インストール
クライアント・サーバー形式のソフトウェアだが、Ubuntuでのインストールは両方とも
# apt-get install synergy
でOK
これでサーバ用コマンドsynergysとクライアント用コマンドsynergycがインストールされる。
共通設定
全てのPCでホストネームを設定、確認する。
この名前は次のサーバ設定で使用する。
$ hostname #確認する場合 # hostname pc1 #設定する場合
サーバ設定
サーバ(使いたいマウス/キーボードが接続されているPC)で設定する。
下記ファイルを保存(場所は任意,今回は/etc/synergy.confに保存した)
section: screens pc1: pc2: end section: links pc1: right = pc2 pc2: left = pc1 end
内容は見ればわかるかと。
pc1の右にpc2がある構成。
right,leftのほかにもup,downを使うことも可能。
自作PCを新調した。
4年弱ぶりにDesktop環境を一新。
正確にはまだ買ってきたところで、組み立ててないけど。
今回はコスパを優先した構成。
派手なことはせず、そこそこの性能だしつつ安めにおさえようかなと。
ハードウェア構成
以下、今回自作するPCの構成。
値段は今回購入したもの。
CPU+M/Bセット割引とかあったけど表には反映せず。
CPU | intel | Core i5 2500 | 17770円 |
---|---|---|---|
M/B | ASUS | P8H67-M EVO | 15980円 |
SSD | CFD | CSSD-S6M64NMQ 64GB | 9980円 |
HDD | HITACHI | DESKSTAR 1TB | 5980円 |
Memory | バルク | DDR3-1333 4GB x 2 | 6980円 |
GPU | なし | CPUに内蔵 | |
光学ドライブ | バルク | CD/DVD - 読み書き | 流用 |
FDD | バルク | (WinXP DSP版に付属) | 流用 |
電源 | Sea Sonic Electronics | SS-550HT | 流用 |
CPUクーラー | intel | リテール品 | |
ケース | Antec | P182 | 流用 |
以下、各パーツの選択理由
CPU
intel派なのでAMDは考慮していない。
i5の最上位である2500とi7の最下位である2600のどちらにするか迷ったが、8000円ほど値段が違うにもかかわらず性能は大して違わないのでコスパ優先でCore i5 2500に。
また、倍率ロックがかかっている解除されている2500kもあったが、現時点ではオーバークロックは考えていないためこちらも価格優先で選択せず。
でもよく考えたら内蔵GPUが違うし2500kのがよかったなと後悔中。
M/B
グラフィックはあまり必要としないのでCPUのGPU機能を使えるH67チップセットで選ぶことに。
ASUS or Gigabyte で考えていた(MSIはあまり好きじゃない。Asrockは正直あまり信用してないw)けど、やっぱりUEFI使ってみたいのでASUSを選択(笑)
本当はATXサイズのP8H67-Vが欲しかったけど、どこいっても(3店舗しか回ってないけど)売り切れだったので2000円くらい高いMicro-ATXのP8H67-M EVOを選択。
あ、もちろんB3ステッピング。
HDD
保存用には別途自宅サーバ(2TB)で行うため、容量はそこそこで。
OSがXPやLinuxなため、4KBフォーマットされていないHDDを選択することに。
この時点で現実的な解がHitachiのみに(笑)
ちょっと割高だけどまぁ仕方がない。
おそらくHitachiのHDDを買うのはこれが最後になるでしょう。
Memory
4GB x2 か x3で迷ったけど、現状を見るに6GBあれば足りなくなることはないだろうと考え x2 を選択。
足りなくなったら足そう。
ソフトウェア構成
今回自作するPCのOSはWindows XP(流用)とUbuntu Linuxのデュアルブート。
XP(というか32bit OS)では8GBのメモリが活用できないためWindows7を買おうと思ってたけど、あまりWindowsを起動することはなさそうなのでもったいないかなと(笑)
まぁこのへんも使いながらフレキシブルに。
追記するかも。
ERROR: could not find gem XXX locally or in a repository
何らかの原因で、gemが一切使えなくなったときの対処法。
# gem install XXX ERROR: could not find gem XXX locally or in a repository
ソースクリアすればいいらしい。
# gem sources -c *** Removed specs cache *** *** Removed user source cache *** *** Removed latest user source cache *** *** Removed system source cache *** *** Removed latest system source cache ***
DAAP over SSH
編集中.....
方法
ssh -o GatewayPorts=yes -CNfL 3689:daap_server:3689 ssh_user@ssh_server
samba_serverは(SSHサーバから見た)Sambaサーバのアドレス。
ssh_user@ssh_serverは(ローカルから見た)SSHサーバのユーザ/アドレス。普段ログインするときに使ってるもの。
各オプションの意味は以下
オプション | 意味 |
---|---|
-o GatewayPorts=yes | localhost以外からもアクセスできるようにする。詳しくはココ。 |
-C | 転送内容を圧縮する。無くてもいける。 |
-N | シェルを開かない |
-f | リモートでのコマンド終了を待たない。(よく分かってない) |
-L 3689:daap_server:3689 | ローカルの3689をdaap_serverの3689にマッピング。最初の3689は変更可能。 |
これだけでは検出できない。
次のコマンドで、avahi(apple bonjureのクローン)に検出できるようにする。
avahi-publish-address -v -H "`hostname`.local" -s "share_name" _daap._tcp. 3689 &
`hostname`.localはローカルマシンのホスト名(hostnameコマンドで出てくる名前)に.localを付けたもの
share_nameは共有名。音楽クライアントで検出する名前。まぁ何でも良い。
その他のオプションは以下。
オプション | 意味 |
---|---|
編集中 | 編集中 |
この状況でミュージックプレーヤを立ち上げると、share_nameで設定した文字列が見えるはず。
Samba over SSH
名前の通り、SSHを通して外部LANのSambaに接続する。
ポートフォワードするだけなんだけど。
実は私の環境ではSFTPがあれば、何の問題もないけど、興味本位で。
ランダムアクセスしたいときに使えるし。
環境
サーバ側は以下を想定。まぁ一般的な環境。
クライアント側はポートフォワードに対応したSSHクライアントがあればOK
今回は Ubuntu10.10 + OpenSSH を使用
Windowsでもputtyとかでいける。
方法
まず、ポートフォワーディング。
1023以下のポートを占有するので、root権限が必須。
sudo ssh -L 139:samba_server:139 ssh_user@ssh_server
samba_serverは(SSHサーバから見た)Sambaサーバのアドレス。NetBIOS名でも可。
ssh_user@ssh_serverは(ローカルから見た)SSHサーバのユーザ/アドレス。普段ログインするときに使ってるもの。
そしてアクセス。Ubuntuの場合Nautilusでそのままいける。
先ほどのシェルはSSHサーバに繋がってるのでもう一つシェルを開いて(もちろん、先ほどのsshでNオプションをつけてもいい。)
nautilus smb://localhost/share_name
と打てば、ファイルブラウザ(Nautilus)が開いてディレクトリが表示される。
share_name はSambaでの共有名。
もちろん、smbmountやsmbclientやらでも問題ない
//localhost/share_name
と入力すればアクセスできる。
出来ない場合
以上で出来ない場合は、Sambaサーバの設定を見直すのが良いかも。
私の場合、
interfaces = 192.168.11.0/24 bind interfaces only = yes
をコメントアウトしてsamba再起動でアクセスできた。
実はよく分かってないのでもう少し要調査。
問題点
問題が2つほど。
- root権限が必要。
- ローカルのLAN(意味かぶっとる)のSambaにアクセスできない。
一見ローカルのポートを変えれば全て解決しそうな気がするが、
ssh -L 8139:samba_server:139 ssh_user@ssh_server nautilus smb://localhost:8139/share_name
と入力しても何故かエラー(Connection time out)。
これについてはよく分からない。
WR8700N-HP レビュー
NECのルータWR8700N-HPを購入したのでレビューでも。
スペック
詳細なスペックは公式ページを見ると分かるのでパス。
購入時に重視したのは以下。
- 有線LAN
- 1000base-T 対応
- 無線LAN
- 802.11a/b/g/n 対応
- a+n/bg+n 同時使用可能
- その他
- (LAN内)ジャンボフレーム対応
これらに全部対応したルータが他に見あたらなかった。特にジャンボフレーム対応でお手頃な値段のルータがNEC以外はなかなか見つからない。
速度
有線LAN+ジャンボフレーム
ジャンボフレーム使いながら有線LANの速度測ってみた。
構成は単純で、こんな感じ。
[PC]----(1000baseT)---[ルータ]---(1000baseT)---[サーバ]
ちなみに、この測定においてボトルネックは全てサーバのスペックである。
ルータの限界ではないので勘違いしないように。
MTU | 速度(MB/s) |
---|---|
1500 | 19.6 |
3000 | 25.1 |
4500 | 31.9 |
6000 | 37.2 |
7500 | 38.4 |
9000 | 15.2 |
現在は、MTU7500で使っている。
実際の所これだけ出れば、HDDの読み書きの方がボトルネックになりそう。
無線LAN
まだ測ってないので保留。
というか、11nに対応した機器がNexux Oneしかないので測定しづらい。