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ノリツブシ*ニッキ このページをアンテナに追加

2010-06-06 エアポート快特・急行の初乗車と横浜市電保存館へ。

先週は、成田空港へのアクセスがだいぶ短縮される新路線の開業前の様子を見に行ったが、今日もその空港関連で。

京急蒲田駅を通過する電車が出来たというニュースを聞いて初めて京急ダイヤ改正を知り、羽田空港エアポート快特の登場でわずかながら短縮したらしく、以前からあの周辺で高架工事をしていたのは知っていたので、京急蒲田駅周辺がどのくらい変わったのかも見たかったので、今日は京急の新種別「エアポート快特」に乗ってみることにした。


その「エアポート快特」は、品川駅からノンストップで終点の羽田空港駅まで行くので、まずは品川駅へ行かなければならない。

東急大井町線中延駅から都営地下鉄浅草線に乗り換えて泉岳寺駅へ。

停車中の「快特浦賀駅行きは、クロスシート2100形で次の品川駅だけまで乗るのは、何かもったいない感じがする。

シーメンスの電動機から流れる独特の音階音が流れて電車は発車し、地上に上がるともう品川駅だ。

車内のほとんどの乗客は、乗ったままで、ここ品川駅で降りる乗客は少ない。ホームに降りて電光掲示板を見ると、今乗ってきた「快特」の次が目当ての「エアポート快特」だった。日中毎時3本程度の運転なので、多少待つことになると思っていたが。

やって来た「エアポート快特」は、京成3700形電車で、当然ながら全車ロングシートだ。先ほどの京急の「快特」とはこちらの方が停車駅の数からすると格が上なのだが。

車内はそれほど混んでいないようで、もう次の駅が終点の羽田空港駅なのでこのままで終点まで行く事になるようだ。

品川駅から羽田空港駅までは16分だそうで、京急蒲田駅を通過してもたいした時間短縮にはならないようだが、今年10月に羽田空港国際線ターミナル駅が出来るので、その駅での停車時間増加分を京急蒲田駅の通過で相殺するつもりなのだろうか。

その京急蒲田駅は、京急本線の上り方面のホームが高架化されたようで、使用中止となった地上ホームはまだ残っているが人はいない。ただ、下り方面のホームはまだ地上にあって、京急蒲田駅を出るとすぐに急カーブで踏切を通るので、停車しそうなほど減速してホームを通過してゆく。

空港線第一京浜を渡る踏切の線路はまだ残っていて、最近出来た高架線は上り方面用なので、品川方面から来る電車は今までと変わらないようだ。ただ、踏切を通る電車の運転頻度は減ったので、第一京浜の渋滞は多少は改善されそうだ。

その出来たばかりの高架線と併走して糀谷駅を通過する。ここ糀谷駅も上り方面のホームは高架化されていて、その糀谷駅を過ぎると高架の線路と合流して複線となる。

多少電車のスピードが上がり、大鳥居駅穴守稲荷駅を通過して地下に入りさらに天空橋駅を通過する。ここから羽田空港駅の間に新駅の羽田空港国際線ターミナル駅が今年の10月21日に開業するので、その新駅の様子を見ようと暗い車窓を見つめる。明るい場所に出ると工事中のホームが見えてきた。だいたいホームは出来上がってるようで、なぜかホームドアの様なものも見える。そして、電車は終点の羽田空港駅に着いた。飛行機に乗るわけではないので、また戻る事になる。

次の電車も、この5月に出来たばかりの新しい種別「エアポート急行」の新逗子駅行きに乗って横浜方面へ向かうことにする。

やって来たのは京急2000形電車で、車端部のクロスシートに座る。京急蒲田駅で方向転換をするので、空港線内は進行方向の逆を向いて座る。

また空港線で戻るが、「エアポート快特」では無いので、空港線内は各駅に停車して行くが、駅で電車を待っている人の多くは品川方面の電車を待っているようで、この横浜方面へ向かう電車にはあまり乗ってこない。

地上に上がり、先ほど通った第一京浜の踏切が近づいてきた。高架に上がるのか楽しみにしていると、また地上を通って踏み切りを渡る。

どうやら、この糀谷駅京急蒲田駅は、今は暫定的に単線並列になっているようで、横浜方面へ向かう電車は京急蒲田駅の地上のホームへ入るようで、出来たばかりの高架線を通る電車は、品川方面行きの電車に乗らないと駄目のようだ。

また、近々訪れないといけないかと少しがっかりするが、今の単線並列も下り用の高架線が出来ると無くなるわけなので案外貴重なものかも知れない。

地上の京急蒲田駅のホームで方向を転換して横浜方面へ電車は向かう。ホーム上では羽田空港行きでは無いと再三案内がある。京急本線六郷土手駅手前まで高架工事中で、上り線はすでに高架線になっているようだ。

多摩川を渡り、京急川崎駅で「快特」と待ち合わせをする。ほとんどの乗客は乗り換えるが、クロスシートで車窓が見やすいので、このままこの電車に乗り続ける事にする。

次の目的地は、併用軌道や路面電車好きとしては、以前から訪問したかった、横浜市電保存館へ行く事に。

その場所は電車では中々行きづらい場所にあるが、少し歩くぐらいは問題ないので、京急線の駅では一番近いと思う南太田駅へ向かう。

エアポート急行」はその南太田駅は通過してしまうので、手前の日ノ出町駅で降りて普通電車に乗り換えることになる。

日ノ出町駅は、トンネルを出るとすぐにホームになっていて、そのホームもカーブしているので、駅員が珍しく日中でも常時2人がホーム上に立っている。

やって来た金沢文庫駅行きの800形普通電車に乗る。もうすぐ無くなる1000形電車だったら良かったのだが。

南太田駅で降りると電車は通過待ちの為、少しの間停車している。それを後にしてホームの階段を降りて改札を抜ける。

その市電保存館のホームページには、市電最盛期の頃の系統図がダウンロード出来るようになっていて、今回はそれをiPhoneに入れているので、いつでも見ることが出来るが、その図を見ると駅を少し進んだ先の交差点で昔、市電吉野町方面へ曲がっていったようで、その市電が通った道を歩たどると市電保存館に着くようだ。

大岡川を渡った先の吉野町の交差点では、関内方面から弘明寺へ行く路線と交差していたそうで、そのルートの地下を今では市営地下鉄ブルーラインが通っていて、ここには地下鉄 吉野町駅がある。

首都高速の高架をくぐり、しばらく歩くと堀割川と道路が併走する。この今歩いている道路は国道16号線だそうで、16号線はこんな所を通っていたのかと少し驚く。市電が通っていた名残か今でも道幅が広いようだ。

市電の系統図に乗っている電停の名前は、今もバス停の名前として残っているようで、市電保存館の場所は滝頭電停近くの市電の車庫だった場所にあるので、バス停の名前を確認するたびに、その市電保存館が近づいている事がわかる。

その滝頭バス停のひとつ手前の根岸橋バス停近くにある古道具屋には、廃止された際に手に入れたのか、市電電停名の看板が外に展示されている。

その看板を見ると、次の電停が滝頭電停と書かれていてるので市電保存館は近そうだ。さらにそこから少し歩くと団地の建物に「市電保存館はここです」と看板があって、「入口はこの裏です」とあったので、団地の建物の横を通り裏側に行くとようやく市電保存館の入口に着いた。

バスの車庫と並んで市電保存館の入口があって、入口の前には、市電の車輪が置いてあり、「YOKOHAMA TRAMPORT」と表示されているエントランスゲートのすぐ横には、国道15号線神奈川新町付近に最近まで奇跡的に残っていた市電の架線用ポールが立っている。ただ、鉄製なのに野ざらしのままで大丈夫なのだろうか。

市電保存館は団地の建物と一体となっていて、上層は住宅となっている。入口の自動ドアすぐ近くに券売機があって、大人・高校生は100円、中・小学生は50円で、就学前児童と65歳以上は無料なので、だいぶ安い入場料だ。その自動券売機で出てきた券を受付で見せて入場する。

その受付では、売店もあって市電グッズや書籍などを売っている。入口近くは、市電などの歴史がわかる年表や写真のパネル・展示品などがあって、それらを少し見た後、さっそく電車が静態保存されている区画へ入る。

ここには、電車6両、貨物電動車1両が静態保存されていて、貨物電動車以外は、実際に車内に入れるようになっている。

とりあえず一両一両、車両の説明を見た後、外観を眺めて車内に入って見る。さすがに屋内にあるので、車両の状態は良好で車内も綺麗だ。

電車の外観は、建物の柱があるので中々全体を見る事は出来ないが、市電の車庫を訪れているような感覚が味わえる。

屋内なので、撮影する時は広角レンズでは無いと車両の全体をとらえるのは難しく、さらに昼間でも少し暗いので撮影はちょっと面倒だ。

先ほど、根岸橋付近で見た古道具屋にあった電停の表示看板は当然ながらここにもあって、ここ滝頭電停のものなどが展示されている。

日曜日なので、もっと人が多いと思っていたが、それほど多くは無くゆったりと電車を見る事ができるのでいい感じだ。電車が展示されているさらに奥の区画には、大型の鉄道模型パノラマがあって、人が少ないと思ったていたらほとんどの人はここにいたようだ。

入場料が安い事もあるのか子供連れが多く、やはり子供はなじみのない市電の実物の電車よりも新幹線や特急電車など色々な電車が走っている、こういった模型の方が好きなようだ。

そこには、地下鉄シュミレーターもあってそれは有料のようだ。鉄道模型パノラマはさほど興味は無いのでさらっと一周して、また電車が保存されている区画に戻ってくる。

貨物電動車付近にある、自販機コーナーにはベンチなどがあって食事や休憩などが出来る場所があり、そこにはモニターがあって、今ではほとんど残っていない市電の現役時代の映像が流れていた。これは興味深く、10分もない映像だったが、市電だけでは無く、三ツ沢辺りを走るトロリーバスの映像もあって、今とあまり変わらない三ツ沢付近の風景を走るトロリーバスは初めて見る。

この貴重な映像は、市民が8ミリフィルムで撮ったもので、8ミリなので標準画角なのだが、モニターがワイド画面なので、横に引き延ばされてしまい、市電が太って見えてしまうのがなぜか引っかかる。

車両を見たり・撮ったりして一通り廻った後、入口近くに戻って当時の系統図や資料を見る。そこにある映像コーナーでは、市電が廃止された後に出来た地下鉄開業当時の映像を見る。地下鉄が最初に出来た区間が、伊勢崎長者町上大岡駅間となぜか横浜の中心部から少し離れた中途半端な場所から出来たのは知っていたが、映像を見るのは初めてだ。

あまり長い滞在時間では無かったが、市電だけがこれだけ展示されている博物館などは日本ではここだけのようで、併用軌道好きでしかも横浜市民なのになぜ今まで訪れていなかったのだろうか。と思ったりした。

市電保存館を後にし、ここから一番近い駅はJR根岸線根岸駅なので、そこまでまた歩く事にする。この川沿いの道に市電が走っていたことを想像して今も残っていたらとどうだったかなと考えながら歩く。

少し歩くと交差点になり、国道16号はここから横須賀方面へ向かう。根岸線の線路が海側に見え、また少し歩くとようやく根岸駅に着く。

昨年の2月の本牧貨物線を訪れた以来で、ホームからは新日本石油の石油精製工場と多くのタンク車が留置されている。その時は、電気機関車が停まっていたが、今日はいないようで、すぐにやって来た京浜東北線直通の大宮駅行きの快速に乗り込んだ。


羽田空港は、今年の秋に国際ターミナル完成のよって京急の新駅と東京モノレールが新線に切り替えられるので、また訪れることになりそうだ。後、市電保存館を訪れた訳ではないが、運動不足解消のために市電の線路をたどって歩いてみようかなと思っている。


乗りもの乗りつぶし該当区間
藤が丘東急電鉄 田園都市線 各停溝の口 
溝の口東急電鉄 大井町線 急行旗の台 
旗の台東急電鉄 大井町線 各停中延 
中延東京都交通局 浅草線 普通泉岳寺 
泉岳寺京浜急行電鉄 本線 快特品川 
品川エアポート快特京浜急行電鉄 本線)京急蒲田(通過) 
京急蒲田(通過)エアポート快特京浜急行電鉄 空港線羽田空港 
羽田空港エアポート急行京浜急行電鉄 空港線京急蒲田 
京急蒲田エアポート急行京浜急行電鉄 本線)日ノ出町 
日ノ出町京浜急行電鉄 本線 普通南太田 
根岸普通(JR東日本 根岸線横浜 
横浜普通(JR東日本 京浜東北線東神奈川 
東神奈川JR東日本 横浜線 普通長津田 
長津田東急電鉄 田園都市線 各停藤が丘 

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