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2010-10-03 借別キハ181系と関西乗りつぶし 2日目

まだ陽が上がらない早朝、ホテルをチェックアウトして地下鉄の駅へ向かう。堺筋本町駅の出入口は至る所にあるが、早朝だけあって、どれもまだシャッターが閉じていて入ることが出来ないものが多く、電車の時刻が迫ってきたので、少し焦りながらなんとか開いている入口の階段を降りる。

降りると地下鉄中央線の改札はすぐ近くだったのだが、堺筋線は更に長い通路を通らなくてはならず、また小走りで改札へ向かう。

自動改札に「スルットKANSAI 2days」を通してホームへ、幸いホームはすぐ目の前だった。

数分待つと、天下茶屋駅行きの8両編成の電車が入ってきた。電車は乗り入れ先の阪急の車両で、マルーン色の車内に入る。

車内は日曜日の早朝という事もあってほとんど人は乗っていない。天下茶屋駅に付き、地下から地上に上がると、南海天下茶屋駅の入口があり階段を上り改札を抜ける。南海本線の下り方面のホームに上がると、間もなく陽が上がるようで少し明るくなってきた。

ホームで電車を待っている人は朝帰りの人が多く、声が大きい数人の若者や酒などでダウン寸前の人などがちらほらといて電車を待っている。

約10分ほど待つと、急行和歌山港駅行きの電車が入って来た。電車は今では南海の大勢のステンレス車では無く、7000系の6両編成で片開き扉は今では大手私鉄では珍しい。(ただ、関東では京浜急行でよく見かけるのでそれほど珍しいものではないが)

車内は、ミナミ繁華街からの帰りの人が多く、ほとんどの人が眠りに入っている。ライブからの帰りらしき人も多く、派手なファッションの人も多い。

大和川を渡り、堺市に入ると遠く生駒山の山並みから太陽が昇るのが見える。この辺りでは所々で高架工事中で、既に片側の線路が高架になっている所もあるようだ。急行の停車駅の堺駅羽衣駅泉大津駅岸和田駅と停車するたびに眠っていた乗客起きて、電車から降りてゆく。泉佐野駅では、空港線の乗り換えの為に両側のドアが開き、

空港線からのなんば方面行きの電車から和歌山市方面に向かう人がこの急行に乗り換える。

空港線と別れ、遠くには大きな観覧車、高いビルが建ち並ぶりんくうタウンの先に関西国際空港人工島が見える。

尾崎駅付近から海沿いを進み、みさき公園駅までは南海という路線名の通りの路線が続く。みさき公園駅で、なんば駅行きの特急サザンを見る。

前4両が自由席車で、後部4両が指定席車ということだが自由席車というのは要は、普通の通勤型電車で、名鉄でいうと特別車、JR東日本でいうと普通グリーン車のような扱いのようだ。

自由席車は既にここみさき公園駅でも立ち客がいるほどの混雑のようだが、後部の指定席車はまったく人が乗っていないようだ。

ここから海を離れて山地を進み南海本線では最初のトンネルを通過する。人があまりいない所を進んでいるのか駅間距離は長いようで、孝子駅を通過し山地を抜け、紀ノ川駅を通過し紀ノ川を渡ると、もう和歌山市街だ。川を渡った電車は、スピードを落として和歌山競輪場の入口の前をかすめて、JR紀勢本線と合流し和歌山市駅に到着。

ここ和歌山市駅で数分停車していると、この急行乗客はほとんど降りたようで、ただでさえ少なかった乗客は、私が乗っている最後尾から先頭車両方向を見てみるとまったく人がいなくなった。

どうやら、この急行に乗っている乗客は、たぶん私だけのようだ。乗務員の運転士車掌よりも少なくなってしまったわけで、話に聞いていたとおり和歌山港線の利用客は少ないようだ。

電車はゆっくりと和歌山市駅を出ると、電車が留置されている側線の中央を通って単線となって運河を渡る。

ここからは、民家が線路すぐ近くに迫り、そのためか電車はゆっくりと進む。近年廃止された3つの駅の跡を見つけようと注意しながら車窓を見る。

進行方向左手に1〜2両分の空き地があり、そこが廃止された駅の跡のようで、ホームや駅舎などはまったく無くなっている。2つの運河を渡り、左にカーブすると終点の和歌山港駅の2番線に到着。

1面2線のホームは盛り土の高台にあって、ここからフェリー乗り場がよく見える。8両分の有効長がある長いホームはカーブしている。

駅名標などは、昔から使われているような毛筆文字を使った古いもので、ホームを覆っている屋根も木造のようだ。

ただ発車案内は、反転フラップ式になっている。

1番線の先には、線路が続いていて途中で車止めがあってそこで線路は途切れている。この線路が約8年前に廃止された水軒駅までの線路のようだ。

このようにホーム上で写真を撮っていると、女性車掌からバッグの忘れ物があると声をかけられる。どうみてもそれは私のバッグで、網棚にのせていたまま存在自体を忘れていた。焦ってそのバッグを受け取る。こんな事は以前訪れた信楽高原鉄道信楽駅の時とまったく同じ事をしてしまった。

今乗ってきた電車は約10分ほど停車した後、折り返す。次の電車は約1時間半後となるので、そのまますぐに折り返しも良かったが、せっかくここまで来たのだから、廃止された水軒駅までの線路跡を歩いてみようと思い付き、ホームの階段を降りて自動改札を抜ける。

改札の先にはフェリー乗り場があるが、フェリーは到着していないのか周囲には人はほとんどいない。

駅前のほとんど本数が無い、バス乗り場のロータリー付近には猫が数匹いたので電車をバックに数枚撮影した後、廃線をたどる。

自動車が猛スピードを上げて走る産業道路の横をビクビクしながら歩き、煙突から白い煙が出ている花王の工場の横を通る。

工場からは石けんのような匂いが漂っている。線路跡は草が生い茂っていて、レールやバラストなどは見えなかったが、しばらく歩いていると、ようやく錆びたレールが見えた。

この辺りは、レールが残っていて現役の貨物線のような感じだったが、工場にトラック専用の入口を新設したようで、ここで線路跡はごっそりと削られている。

それを過ぎるとまた復活していたが、この辺りから線路跡は、不法投棄のゴミや残土が捨てられていて荒れ放題になっている。線路沿いの緑地帯の裏は民家が建ち並び、その住民達が勝手に建物などを建てている所もあるようだ。

一部ではその緑地帯の木々を松林に復活しようと、松の苗木を植えている場所もあって、時折清掃活動もしているようだ。

その線路跡を進み、赤い道路橋が見えると運河に突き当たって開けた場所に出る。そこは、バスや自動車の駐車場になっていて、ここが水軒駅の跡のようだ。

ネット上の地図ではまだレールが残っているが、今ではすっかり無くなっていて、ここが駅だったとは言われなくては気づかない感じだ。

私も、現地では場所がわからず、後でネットで調べてここが駅跡だっと気づいたくらいだった。

ここに来るまでは、何もないところに線路を作ったので廃止されたもの当然だと思っていたが、現地に来てみると、

この付近には紀州徳川ゆかりの養翠園や水軒公園などいくつかの観光地があるので、使い方によっては廃止しなくても良かったのでは無いかと思った。

駅の跡には、水軒堤防の石積が移設復元されて説明板もあったが、ここが水軒駅の跡だという事もどこかで触れてくれても良かったんじゃないかと思う。

想像よりもだいぶ歩いたので少し疲れてきた。和歌山港駅から出る電車の時間もいつのまにか迫ってきたので、少し早歩きで駅へ戻る。

花王の工場の横まで戻ると和歌山港駅から地上に降りるコンクリート造りの高架の存在に気づく。その横を通り過ぎると駅に停車中の特急サザンが見えた。

その特急サザンからの数人の乗客が改札を抜けて、フェリー乗り場への連絡口へ行く人がいてその人とすれ違う。

ホームに戻ると「特急サザン 12号」なんば駅行き8両編成が、ホームぎりぎりまでかかって停車している。

指定席車はまったく人がいないようだったが、自由席車は、先ほどの乗ってきた急行よりは、たったの数人だけだが乗車している。

先頭車両の運転室近くの席に座り、先ほど廃駅の一部は確認出来たが、もう少し場所を特定しようと思い、車内にほとんど人がいない事もあってデジカメを取り出して動画を撮ることにする。

さっきは、見えにくかった駅跡も前から見ると、場所の特定は出来る。先ほどは気づかなかったが、線路には柵などが無い所が多く、そして線路には草が生えている場所もあったので、こんな線路に堂々8両編成の特急が走るのも何とも場違いな感じで面白い。

和歌山市駅に着くと、ホームには多くの乗客が待っていて、私一人だけが電車から降りると、多くの人が乗車する。

特急サザン跨線橋の上から見送り、次は、南海の支線の乗りつぶしだ。

まずは加太線からで、その加太線は隣の紀ノ川駅が起点だが、全ての電車がここ和歌山市駅から出ているようで、調べてみると、昔は今とは逆方向に進んだ後、すぐに紀ノ川を渡ったらしいが、水害の影響で加太線の紀ノ川に架かる鉄橋が使えなくなったので、路線変更をしたようなので、その名残なのだろうか。

次の加太駅行きまで約20分ほどあるので、まだとっていない朝食でも食べようと、駅内にある立ち食いうどん屋に入る(立ち食いそば屋でないのが関西らしい)。

券売機で、ここは関西らしくとかやくご飯とうどんのセットを買う。

出てきた、かやくご飯は、どんぶりいっぱいに入っていて、これとうどんのどんぶりが二つ並び、ボリュームがある。これで400円ちょっとだから安いと思う。どんぶりに入ったかやくご飯は、想像以上に美味しく、うどんと共に残さず食べる。お腹も満ちて、加太線のホームへ行くと2両編成の加太駅行きの電車が停まっていた。

電車に乗り込むと乗客は数えるほどしかいない。電車は紀ノ川を渡って紀ノ川駅に停車し、ここで数人の乗客が降りる。

紀ノ川駅急行などが停車しない駅なので、加太線の電車を利用する人もいるようだ。

紀ノ川駅を出ると、左にカーブして本線と分かれ、途中までは複線となっている線路を行く。線路沿いは住宅地となっていて、それほど速度は上がらず、最初の停車駅の東松江駅に着く。ここから先は駅間距離が短く、思ったよりも民家などが多い沿線を小まめに停車して行く。

八幡前駅和歌山市駅の電車と交換。日曜朝という事もあるので、あちらの車両には人が多く乗っているようだ。

二里ヶ浜駅を過ぎると、左手の車窓から海が見えてきた。その二里ヶ浜ではサーファーが数人サーフィンをしている。

ここまで来ると車内の乗客は途中駅でほとんど降車しているので、数えるほどしか乗車していない。

磯ノ浦駅を過ぎると海を離れ、山間部に入って終点の加太駅に着く。加太駅は想像と違って山の中の駅の様な感じで、駅の側には山が迫っている。

加太駅は昔の海水浴場などへの観光客が多かった頃の名残か、櫛形の2面2線となっていて終着駅らしい雰囲気だ。

駅前には古い土産物屋などもあって、観光地の駅らしいが、降りた乗客は私を含めて数人しか降りなかった。この駅からの乗客も数人しかいないようだ。

当初の行程では、ここで一本見送った後、駅付近を見てから次の電車で戻るつもりだったが、雨が降り出した事もあり、ここから海までも遠そうだったので、今乗ってきた電車で戻る事にする。

最後部の運転室のすぐ近くの席に座ると、駅から職員が数人電車に乗る。往路の時は気づかなかったが、車掌は乗っていなかったので、ワンマン運転をしてるようだ。

ただ運賃の回収などは駅で行うようで、車内には運賃箱などは無く扉も全ての扉が駅で開く。

その為のせいか駅はほとんどが有人駅のようだった。加太駅から便乗した職員は途中駅で降りたので、駅の職員だったのだろうか。

往きと違い、この和歌山市駅の電車は途中駅で乗車する人が多く、席はだいたい埋まった。

私は、紀ノ川駅で降りるが、ほとんどの乗客和歌山市駅まで乗り続けるようだ。乗り換え時間が短いので、急いで跨線橋を渡り上りホームへ移動する。ホームへ着くと、すぐに普通8両編成のなんば駅行きやって来た。

紀ノ川駅を出るとまた山間部に入り、住宅地が造成中の場所に新駅を建設しているのが見えた。

これが再来年の春に開業予定の「和歌山大学前駅」で紀ノ川〜孝子駅間は駅間距離が長いという事もあるので、ここに中間駅が出来てもあまり問題なさそうだ。

この長い駅間を使って車掌が車内を廻ってゆく。山間部を抜け、左手から多奈川線単線の線路が合流し3つの線路がしばらく並んでみさき公園駅に着く。ここで降りて次は多奈川線乗りつぶしだ。

普通電車という事もあって、降りる乗客も乗車する人も少なく、普通をホームで見送った人は、特急でも待っているのだろう。

降りたホームは、櫛形のホームになっていて、多奈川方面に多奈川線専用の乗り場があるのだが、そこは一日一本だけの電車しか停車しないようで、それ以外の電車はこの長いホームの後方に短い2両編成の電車が停まっていた。

多奈川駅行きの電車は2扉で車内は長いロングシートになっている。乗客は私を含めてたったの二人だけのまま発車した。

しばらく本線と併走して、右にカーブして山間部を抜けて川を渡ると市街地に入り、最初の停車駅の深日町駅に着く。高架になっていて、元は2面2線の交換可能駅だったのか朽ち果てたホームが残っていた。ここでの乗降は無い。すぐに次の深日港駅に着き、ここで一人の乗客が降りたので、車内は私と運転士だけとなった。

深日港駅のホームでは電車を待っている人がいたので、この電車の折り返すまで待つのだろう。もうここから終点の多奈川駅が見えるたので、あっという間に終点の多奈川駅に着いた。

昔は、なんば駅からの直通急行などもあった名残かホームは長い2面2線となっている。今は、1面2線となっていてホームの先は柵がある。乗客は私一人だけという事もあって、あまり駅に長居は出来ないので、すぐに自動改札を抜ける。

駅前に出るが、雨が強く降り出した事もあって、また今乗ってきた電車で引き返す事にする。発車まで数分あるので、先ほどはじっくりと駅内を見る事が出来なかったので、ホームに架かる屋根の下からだけだったが、数枚撮影する。

同じ運転士が折り返しの電車も運転するようで、駅に入っていた運転士が電車に戻ってくる。車内は私一人だけかと思ったが、発車近くになって若い女性が乗り込んだ。

次の深日港駅と深日町駅で数人の乗車があって、またみさき公園駅に戻ってきた。ほとんどの乗客がこのまま南海本線に乗り換えるようで、同じホームで電車を待つ。

しばらく待って、普通のなんば駅行きがやって来たので乗り込む。泉佐野駅までは先行し泉佐野駅で降りると、空港線も未乗なので、乗ってみたい誘惑があったが、行程が狂うのでまた今度にしよう。

空港からやって来た空港急行なんば駅行きに乗り、次の停車駅の貝塚駅で降りる。ここからは「スルットKANSAI 2days」は使えない水間鉄道水間線へ。

改札を抜けて、階段を降りた所に水間鉄道貝塚駅があって、発車間際という事もあったので、一本見送って次の電車に乗ろうかと思ったが、切符を買ってホームに入ってしまった事もあって、そのまま乗ってしまう。

電車は、元東急7000系だった1000系の2両編成でワンマン対応の為、運転室後ろに料金箱、乗車口の扉には券売機とPiTaPa対応のICカード読み取り機が設置されていて、こんな小鉄道PiTaPaに加盟していたのかと意外に思う。

貝塚駅を出た電車は、ゆっくりと民家が間近に迫る線路をゆっくりと進む。中間駅が全て無人駅のようで、後部の車両に乗ったので、まったくドアは開かない。

雨が降り出し、車窓からの景色があまり望めず、途中で阪和線がオーバークロスしたようだが、まったく気付かなかった。名越駅で交換する。車内の乗客は、途中駅で停車するたびに減って行き終点の水間観音駅まで乗車する人は少なかった。

水間観音駅は、以前の名称は水間駅だったようだが、昨年名称が最寄りの水間寺にちなんで、水間観音駅となっている。駅前に出てみると、駅舎はそのお寺をモチーフにした建物になっているが、その駅名標はまだ「驛間水」となっている。

駅前には出たものの雨が強くなったので水間寺などへ行くのは諦めて、また切符を買って改札を抜ける。まあ時間は無かったので、行くのは無理だったが。

ホームの端に立って水間観音駅構内にある車庫を見てみる。現役の車両は全ての車両が元東急7000系だが、車庫の外れには、今は廃車となっている元南海の車両が置いてある。

外にはエアコンの室外機があるので、中は部屋になっているようだ。以前読んだ鉄道雑誌では、あの車両は東急の車両を更新する改造工事を行った際に、作業員の控え室に使ったそうだ。

また電車に乗り、今度は停車するたびに乗ってくる。下り電車との交換は、また同じ名越駅だった。

貝塚駅につく頃には、席は半分以上埋まったようだ。駅に着くとほぼ全ての人が南海に乗り換えるため急ぎ足で階段とエスカレーターを上がる。今回は、一本見送ろうと急がずに歩く。上りホームは電車が行ってしまった直後だったので人は少ない。

電車を待っている間、独特のフォルムの特急ラピートが通過する。その後にやって来た2扉車の普通をパスして更に待っていると、下りのラピートが駅を通過した。今度この辺りを訪れた際には乗車したい。

次にやって来た、なんば駅行きの空港急行に乗り、珍しい駅名の「蛸地蔵駅」を通過して高架駅の岸和田駅で降りる。車内の多くの乗客も先行するこの「特急サザン24号」に乗り換えるようだ。

ホームで待っているほとんどの人は先頭4両の自由席車に乗るため、自由席車の乗車口のホームには列が出来ているが、後方の4両の指定席車が停車する辺りには誰もいない。

やって来た特急に乗り込むが、やはり席は空いていないので、立つことに。一枚扉のドアに寄りかかる。大きな窓なので車窓を眺めるにはいい。

高架工事中の羽衣駅を通過するが、高師浜線の電車は停まっていない。浜寺公園駅では、珍しい櫛形のホームで停車中の普通電車を追い越す。

堺駅でも多くの乗車があり、右手から高野線の高架が合流する岸里玉出駅を通過すると、複々線となって天下茶屋駅に戻ってきた。ここから南海高野線に乗り換える。

本来の行程では、南海の支線の終着駅では、一本電車を見送って次の電車に乗る予定だったが、乗って来た電車ですぐに折り返す事にしたので、多少時間が余ったので、

ちょっと遠回りをして新幹線に乗る予定の京都駅まで行こうと行程を変更する。

高野線の下りホームへ行き、やって来た急行橋本駅行き6両編成に乗り換える。

高野線開通80周年のヘッドマークが付いていて、行き先標示には、[急行 橋本 高野山連絡]と標示されていて、橋本駅極楽橋駅まで接続する電車があることがわかるようになっている。

大阪訪問の際に良く利用したビジネスホテルの最寄り駅の堺東駅では、金剛駅行きの各停を追い越す。

中百舌鳥駅を通過すると泉北高速鉄道の線路が地下に入って行くのが見えた。北野田駅に停車し、ここから先の高野線は未乗路線になる。しばらくして左手から単線の線路が近づき、河内長野駅に着いた。

近鉄長野線に乗り換える為にここで降りて、改札を抜けると。すぐに近鉄の改札がある、近鉄でも使える「スルットKANSAI」カードを自動改札に入れて入場する。

ホームに降りると、1面2線のホームにはまだ電車は到着していなかった。なにげに線路を見ると、近鉄長野線狭軌だったと気づき、そういえば狭軌近鉄南大阪線系統は初めて乗車することになる。しばらくして、大阪阿部野橋駅行きの4両編成の準急がやって来た。

準急と言っても、近鉄長野線内は各駅に停車するようだ。発車するがそれほどスピードは上がらず、単線ということもあって二つ目の駅の滝谷不動駅で電車と交換する。

富田林西口駅付近から遠くに白い奇妙な形の塔が見える。どうやらPL教団の関連施設らしい。富田林駅で多くの乗降があり、電車と交換の為か少し停車する。ここから近鉄長野線は複線となって多少電車のスピードも上がったような気がする。

次の喜志駅でも多くの乗車があり、ロングシートは全て埋まり立客もいるようになった。そしてもう次の駅が南大阪線の乗り換え駅の古市駅に着く。

ここで南大阪線急行が先行するので、多くの乗客が電車から降りる。ほとんどの乗客大阪方面へ向かう人ばかりで、私は逆にここから橿原神宮方面へ向かうため、階段を使って下りホームへ。

電車が行ってしまったばかりなのかホームはあまり人がいない。ホームで電車を待っていると吉野行きの特急が通過する。

その後、橿原神宮方面から2両編成の電車が到着した。それは、ここ古市駅始発の橿原神宮前駅行きの普通電車で2両と短い編成に多くの人が乗り込んだ。

次にやって来る急行に乗ればいいのにと思ったが、急行が停車しない駅へ行く人ばかりなのだろうか。

いつの間にかその普通は発車してしまったようで、また数分待つと、ようやく吉野駅行きの4両編成の急行がやって来た。

ここで車掌が交代する。車内に入るとだいぶ空いている。電車は、川を渡ると山間部に入り、それを抜けると尺土駅に着く。ここで先行していた先ほどの2両編成の普通を追い越す。

ここから近鉄御所線が分岐しているが、今日は時間が無いので、この辺りにある近鉄の支線はいつか集中的に乗りつぶそう。

商業施設などが多くなると、高田市駅に着く。高田市の中心地なのかここで降りる乗客は多い。高田市駅を出ると、すぐに単線JR和歌山線をオーバークロスする。

いつの間にかもう次の停車駅は、橿原神宮前駅で大きな学校施設の横を通って、南大阪線の終着駅の橿原神宮前駅に着いた。

急行電車は更にこの先の近鉄吉野線吉野駅まで行くが、私はここで降りて急行を見送った後、近鉄橿原線のホームへ移動する。

橿原神宮前駅の連絡通路には、観光地らしく土産物屋や飲食店が並んでいる。乗り換えは階段などが無く平面で移動できるので楽だ。

橿原線のホームには、すでに京都駅行きの急行電車が停車中で、まだ発車まで少し時間があるので、ホームの先へ行ってみる。そういえば雨はいつの間にかやんでいた。

ホームから駅の外を見ると、制服姿の学生がグループで歩いているのが見える、たぶん修学旅行なのだろうか。

線路を見ると広い標準軌で、ただ車両は先ほど乗って来た、狭軌の車両とほぼ同じ大きさなので、鉄道に興味がない人は軌間の違いなど気づかないだろう。

6両編成の電車は、やはり全車ロングシートで、ここから京都駅まで急行でも約1時間15分ほどかかるので、車窓などが楽しめるクロスシートだったら良かったのだが、こういうニーズは特急列車でというのが近鉄方針なのだろう。

JR畝傍駅の最寄り駅の八木西口駅では、それほどの乗降は無く、次のというか同一駅の大和八木駅近鉄大阪線の乗り換え駅のためか多くの乗車がある。

新ノ口駅手前で、近鉄大阪線へ向かう単線の短絡線と合流する。特急列車のみ通る路線だが、これもいつか乗らなくてはならないだろうか。

次の停車駅の田原本駅では近鉄田原本線との乗り換え駅だが、田原本線の駅は駅前から少し離れた、西田原本駅から出ているので車内から駅の場所が確認出来なかった。

平端駅でも、近鉄天理線の電車を見る事が出来ない。JR関西本線をオーバークロスし高い所から見るとこの辺りは溜め池が多いのがわかる。

近鉄郡山駅で多くの乗車があり、席は全て埋まる。近鉄奈良線の接続駅の大和西大寺駅手前で、信号待ちのため少し停車する。ここ大和西大寺駅でも多くの乗降があり、多くの乗客が入れ替わる。

高の原駅特急の通過待ちの為、数分停車。新祝園駅辺りから、JR学研都市線の線路とほぼ併走するが、こちらは高架線の為、線路は良く見えるが、JRの電車は結局見る事が出来なかった。

ただ、昨年、学研都市線を乗車した時と違い学研都市線の各駅はホームが7両編成対応に延ばされているのは確認出来た。

その併走も終わった新田辺駅で停車していた普通からの乗客が乗車したので、車内は混んでくる。大久保駅で、京都市営地下鉄普通電車を追い越す。

桃山御陵前駅ではあまり乗降は無く、次の近鉄丹波橋駅では、京阪電鉄からの乗り換えの為か多くの乗車がある。

竹田駅地下鉄との乗り換え駅なので多少乗降がある。京都駅一つ手前の東寺駅では観光客らしき人が数人降りた。

次は終点の京都駅で、新幹線の高架をくぐり、右へゆっくりとカーブして新幹線駅直下のホームへ入る。終着駅らしい櫛形ホームで新幹線の高架下という事もあるのか薄暗く、地下駅のような雰囲気だ。

改札を抜けると、すぐ近くに新幹線の改札があって、JR在来線より乗換が楽になっている。奈良方面へ向かう人のほとんどが、新幹線から乗り換えて近鉄で向かう人が多いのもわかるような気がする。

私の中学生の修学旅行も、新幹線から近鉄の団体列車で奈良公園へ行った事を思い出す。

新幹線の自動改札を抜け、朝食べたうどんとかやくご飯しか食べていなかったので、車内でとろうとキオスクで色々と買う。しばらくすると「のぞみ36号」が入って来た。

これで、今回の2日間の乗りつぶしの旅は終了。主な目的だった「キハ181系」乗車だった昨日の天気もだいぶ良く、今日もなんとか天気が持ってくれて助かった。

まだまだ、関西の路線の多くが未乗路線なので、今回使った「スルットKANSAI 2days」もしくは「3days」カードをうまく使って完乗を目指さなくては。


次回の乗りつぶしの旅は、北東北を予定している。なんとしても今年の12月の東北新幹線全線開業まで、移行される東北本線を乗らなくては・・・


乗りもの乗りつぶし該当区間
堺筋本町大阪市交通局 堺筋線天下茶屋 
天下茶屋急行南海電気鉄道 南海本線和歌山市羽衣ー和歌山市
和歌山市急行南海電気鉄道 和歌山港線和歌山港和歌山市和歌山港
和歌山港南海電気鉄道 和歌山港線 特急サザン 12号和歌山市 
和歌山市普通(南海電気鉄道 南海本線紀ノ川 
紀ノ川普通(南海電気鉄道 加太線加太紀ノ川ー加太
加太南海電気鉄道 加太線紀ノ川 
紀ノ川南海電気鉄道 南海本線 普通みさき公園 
みさき公園南海電気鉄道 多奈川線多奈川みさき公園多奈川
多奈川南海電気鉄道 多奈川線みさき公園 
みさき公園南海電気鉄道 南海本線 普通泉佐野 
泉佐野南海電気鉄道 南海本線 空港急行貝塚 
貝塚水間鉄道 水間線水間観音貝塚水間観音
水間観音水間鉄道 水間線貝塚 
貝塚南海電気鉄道 南海本線 空港急行岸和田 
岸和田南海電気鉄道 南海本線 特急サザン 24号天下茶屋 
天下茶屋南海電気鉄道 高野線 急行河内長野北野田河内長野
河内長野近畿日本鉄道 長野線 準急古市河内長野古市
古市近畿日本鉄道 南大阪線 急行橿原神宮前古市橿原神宮前
橿原神宮前急行近畿日本鉄道 橿原線大和西大寺橿原神宮前大和西大寺
大和西大寺急行近畿日本鉄道 京都線京都 
京都JR東海 東海道新幹線 のぞみ 36号新横浜 
新横浜JR東日本 横浜線 普通長津田 
長津田東急電鉄 田園都市線 各停藤が丘 

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