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2015-07-30 京成”シティ”ライナーに乗って成田空港の先へ

6月の下旬、前から乗ってみようと考えていた京成シティライナーに乗って、芝山鉄道芝山千代田駅へ行ってみた。

その乗車をするシティライナーとは、現在、成田空港への最速のアクセスとなるスカイアクセス線経由の新AE形のスカイライナーがあるが、以前の旧スカイライナーのルートの京成本線経由で京成成田まで行く列車で、使われる車両は未だ残る旧スカイライナー用のAE100形を使っている。今では土休日を1往復するだけとなっていた。

たぶん先は短いと思われ、シティライナーの廃止そしてAE100形の廃車前に一度は乗車してみたかった。ようやく今回乗車することができた。

ただ、成田へ行っても用は無いので、久々に芝山鉄道線にも乗車をし、その終点の芝山千代田駅から芝山鉄道ホームページにあった、ウォーキングMAPのルートを歩いてみる。(リンク)最近カラダがなまっているので、ウォーキングをしたかったこともある。


シティライナーのたった1往復の往路は朝9時に京成上野駅を出るので、土曜の朝、少し早起きをして上野へ向かう。あいにく天気は雨模様だったが、雨も朝までとの予報を信じで傘を持たずに家をでた。

JR上野駅を降りてみると、まだ雨が降っている。京成上野駅まではいったん外へ出なけらばならず、傘を持ってこなかったことを後悔しながら早足で交差点を渡った先の上野公園入口にある駅へ向かった。

ライナー券を買おうと自動券売機を操作するが、なぜかスカイライナーしか列車の案内が出てこない。仕方なく、有人窓口で京成成田駅までのライナー券を購入。特急券は950円と距離を考えると少し高い。

購入後、発車時間の案内を見ていると、外国人が先ほどの有人窓口でスカイライナーライナー券を買ってる。

自動券売機で買えなかったのは、誤乗防止のためなのかもと思いながら、自動改札を通る前に駅のミニコンビニで、車内で食べようと朝食を買いにゆく。

朝っぱらながら、チューハイとサンドウィッチを買いこみ改札内へ。スカイライナーは既に発車していて、次のスカイライナーまで30分以上もあるためか、空港へ向かうと思われる人や外国人はあまり見かけない。

この時間を使って、シティライナーを発車させるようで、これも誤乗防止のためか。

ホームへ降りてみたが、まだ列車は到着しておらず、ホームも閑散としていて、シティライナーへ乗車をすると思われる人をほとんど見かけない。

ようやく発車の10分前にシティライナーが回送されてきた。もうとっくに廃車されているとばかり思っていたAE100形は成田方の先頭車両のトリコロールのラインはすっかり褪せていた。

到着してもなぜか、ドアは開かずようやく発車の3分前になってドアが開く。これもまた誤乗を防止するためか。

  • 指定されたのは中間の4号車だった

ようやくドアが開き、中へ入るが指定された4号車は私一人だけで、このまま一車両を独り占めになるかと思ったが、もう一人乗車をした。結局4号車に乗車をしたのはわずか二人だけとなった。色々と聞いていたが、想像よりもこんなに利用者がいないとは・・・。

室内を見渡してみるとシートは問題ないが、色褪せたテーブルを見て、さすがに設備は古臭く感じる。

京成上野駅を出ると、そのもう一人の乗客がビデオカメラを取り出して車窓を移してゆく。私と同じように鉄道ファンのようで、どうやら動物園博物館駅跡を撮っているようだ。

上野の山からトンネルを抜けるとすぐに山手線などをオーバークロスして日暮里駅へ。2階の上りホームへ着くが、この車両の乗車はなく、他の車両もほとんど乗車がないようだ。車内放送では、スカイライナーでは無く、空港へ行かないことをしきりに案内している。

スカイライナーならこの先はノンストップで空港へ向かうが、このシティライナーは通勤ライナーのイブニングライナーとほぼ同じ駅に停るようで、次は青砥駅に停る。青砥駅では、後部の8号車のドアのみが開き、これもイブニングライナーと同じようなドア扱いとなる。

青砥を出て、京成高砂駅を通過すると車掌が車内を廻り検札が始まった。ただわずか二人だけなのですぐに隣の車両へいってしまった。京成船橋駅でも後部車両の8号車のみのドアが開くので、降りる人はほとんどいないようだが、他の車両から8号車へ行かなければならない、ただ京成船橋駅までのライナー券を買うと自動的に後部車両に席が割り振られるのかもしれないが。

ここ京成船橋駅でいくらかの乗車があったようで、通路を通り前の車両へ移動する人が数人いる。なぜ、前の車両の席が割り振られるのだろう?

車窓から見える景色は、残念ながら雨模様のままでこの後、ウォーキングをするため天気が心配だ。

街並みが続き、ようやく京成佐倉駅を過ぎた辺りから緑が多くなり、印旛沼付近の景色が沿線で一番いい景色なのだが、すぐに成田市街へ入ると、また街並みとなる。シティライナーという名のとおり、都市を結ぶというか、街中を進む列車で、だいたい1時間ぐらいで京成成田駅に着く。

ホームへ降りた乗客を見ると、ここまで乗っていたのはだいたい20人ほどぐらいのようで、ほとんどの人はすぐに自動改札を抜けてゆく。

回送されるAE100形を見送った後、次の芝山千代田までの電車まで30分以上もあって、さらに芝山鉄道SuicaPASMOかなどのICカードが使えないため、ここまでSuicaでやってきたので、いったん改札を出る。

ここからすこし先にJR成田駅があり、ここで降りたのはもう数年ぶりのことになる。

自動券売機で芝山千代田駅までの切符を買うが、460円とわずか数kmだが京成芝山鉄道の2路線を通ることもあって高い。

東成田芝山千代田方面は、下りホームに到着するため地下通路を通ってゆく。ここ京成成田駅は上りホームと下りホームの間にもう1本、上りのライナー専用ホームがあり、今の時間は閉鎖されている。

ここが使えるのは、早朝のモーニングライナー4本と土・休日は午後に1本シティライナーがあるのでその時に開くようだ。

上り列車が出る1・2番線へ行く。2番線に芝山千代田方面の電車が発着するが、その前に京成上野ゆきの特急電車成田空港から到着するので、今の時間は一番利用者が多いホームになる。

ここのホームには、正体不明の棚があるが、これは行商人用ためのものか。

ようやく芝山千代田ゆきの電車がやって来て、十数人の乗客が降りた後、乗車。降りた乗客よりも多くの人が乗り込んでいて想像していたよりも乗客がいる。

この先、成田空港へ行く路線までは京成本線まわりの特急などと同じ路線をゆく。周囲は空港近くのこともあって自然豊な場所を速度を上げて走行してゆく。成田空港へゆく本線とそれて、しばらくすると地下へ入り東成田駅へ到着。ここが旧成田空港ということは有名で、ドアが開いた少しの間、コンデジで今は使われていないホームを撮ってみる。

ここでは意外にも降りる人がいたが、空港で働く人かもしれない。

だいぶ前に、乗りつぶし目的で初めてこの路線を乗った時は、ここ東成田駅から警察官が数人乗車をして車内巡回を行っていたが、今回は警察官の巡回は無いまま、地上へ上がり右手に飛行機が駐機されているのが見えると、終点の芝山千代田駅に到着。警察官の巡回が無かったのは、成田空港の警備が緩和されたことにも関係があるのかも。

ここまで20人ほど乗っていたが、あまりこの駅で降りる人はおらず、車内に残ったままの人が多く、只(ただ)乗りに来た人が多いのかもしれない。

ICカード読み取り機などが無い、古いタイプの自動改札に切符を通して改札を抜ける。すっかり人もいなくなった閑散とした駅前で、雨は小ぶりながら降り続いている。天気予報を見て雨がやむとばかり思っていたので傘を持ってこなかったのが失敗だった。

  • 駅前には、芝山鉄道延伸を期待する看板があったが、たぶん無理だろう

駅前にはコンビニなど商店はまったく無く、このまま今日はウォーキングを諦めて、いっそこのまま電車で戻ってしまおうか、それともちょうど外房線松尾駅行きの小型バスが到着したので、これに乗ってしまおうかと思ったが、Google Mapを見ると少し先にコンビニがあることがわかり、この雨ならなんと歩けるかと、まずはそのコンビニまで歩いてみることにした。

その前に、今乗ってきた電車が発車をするので、雨の中から駅を出る電車を撮る。

歩いてる最中、なんとか雨もやみそうなので、ルート通りに歩くことを続ける。

雨がふっていることもあって、クルマの通行量は多いがまったく歩いている人を見かけないまま。はにわ押しの芝山町埴輪モニュメントを見ながら歩いていると大きな音がして、頭上に飛行機が通り過ぎてゆく。天気が悪くすぐに雲の中へ入ってしまうが。この後、ようやく雨があがった。

この先もルート通り歩いてゆくと、飛行機が展示されている施設があり、道の駅ではなく空の駅という名の「風和里しばやま」というドライブインがあった。そこには、何か車両のようなものも展示されていたので、鉄道ファンとしては気になったのでちょっと寄ってみる。

それは、成田空港の第2ターミナルを結んでいた「シャトルシステム」というもので、最近それが廃止されたため、ここへ車両が展示されていたものだった。

原理は、空気を噴射しわずかに浮上した後、動力はケーブルで引っ張っている、平面ケーブルカーで。これは乗りつぶし対象とはならない平面エレベーターだ。

それらを見学した後、再びルートにしたがって、飛行場へ沿う道路まで歩いていると、この辺りを巡回している警察のパトロールワゴンが、路上駐車をしているクルマを見つけ、数人の警察官がそのクルマへ寄っているのを見ながら通り過ぎる。周囲を歩いているのが私一人だけなので、不審者と思われないかビクビクしながら通り過ぎる。

ようやく飛行場沿いをとおる道路に来たが、通行量が多く、飛行場関連のバスやケータリングトラックなどが多く通っている。展望台のようなものがあるとのルート図だったが、それらしきものが見当たらないので、ここの歩道で数分おきに離陸する飛行機を撮ってみる。

天気は少し回復したが、やはりすぐに雲の中へ入ってしまう。迫力ある光景だったので、これは天気がいい日にきたかった。

ルートの最後にある航空科学博物館の近くを通っていると、その博物館には展望台があってそこから飛行場が一望できそうなので、寄ってみることにした。それほど飛行機の歴史はあまり興味は無かったが展望台からの眺望を期待して入場する。

入場料が安いためか、思ったよりも多くの人がいるが、ほとのどの人はクルマで来館しているようだ。

ひと通り、展示物などを見た後、最後に展望台へ行ってみる。ここからは離陸する飛行機が良く見えるのだが、離陸する地点までが少し遠く、さらに着陸する地点はもっと遠いため、以前訪れた飛行場屋上の展望台よりも迫力がないようだ。しかも最近の飛行機は双発機ばかりのため迫力がない。時折飛ぶ貨物専用機の4発機は大きくて迫力があったが。

その後、展望台から降りて野外にある展示飛行機などをYS-11などを見て博物館を退場した。それほど飛行機には詳しくないが、ここの展示物は全体的に古臭く感じる。

ウォーキングルートは、ここから芝山千代田駅へ戻ることになり、ルート図には約10kmぐらい歩いたことになるが、体感的にはそんなに歩いた感じがしない。(10kmってこんなものだっけ)

芝山鉄道線は、今の時間、毎時2本程度の運行で、スマホで帰りのルートを調べるてみると、ちょうど京成成田駅発のシティライナーの往路に乗ることができそうだ。これで往きと帰り1日1往復だけの列車を両方乗れることになるため、少し高いライナー料金を払ってでもこれは利用することにした。

京成成田駅に着いたが、シティライナーの発車まで10分も無いので急いで自動改札を出て、すぐさま自動券売機でライナー券を購入。ここでは京成上野と違ってライナー券は自動券売機で買えることができた。

昼食をとることができなかったので車内で何か食べようかと思ったが、駅構内に売店は、なぜかパン屋しかなく、仕方なく惣菜パンのコロッケパンと甘いチョココロネを買い込み、アルコール類は売店がないため購入できないので、自販機でコーラを買って、朝は閉鎖されていたライナー専用ホームへゆく。

ホームには数人の乗客がいて列車を待っている。この駅が始発なので、成田空港方面から回送されてきたAE100形の5号車に乗り込む。

後は、また1時間弱で都心へ戻ってゆく。このシティライナーは、今朝の京成成田ゆきと比べるとこちらの方が乗客は多いようで、乗車をしている5号車には数人の乗客がいる。

車窓からの景色は、これといったものは無く、京成船橋駅では、2号車のドアのみが開くのだが、意外にもここからの乗車があったようだ。

東京都へ入る江戸川を渡る手前で速度が落ちたが、川を渡ると再び速度が上がる。京成高砂駅を通過して、この列車は青砥駅に停車をする。

私は押上線から都営浅草線で帰るため、ここで降りるが、他の駅のように指定された車両のドアのみが開くとばかり思い、中々それを案内する車内アナウンスが無いなと思いながら近くのドアへ向かう。青砥駅に着き、ドアが開くか心配だったが、ここでは全てのドアが開いたので無事降車できた。

降りたホームから列車の前方後方を見たが、ここで降りたのは私一人だけだった。ホームには京成上野ゆきの電車を待つ人が多くいて、何だか場違いのように思いながらシティライナーを見送る。

そして対面のホームに間もなくやってきた。エアポート快特に乗って帰る。

今回、初めてのシティライナーの乗車と成田空港近辺のウォーキング2つの目的で、成田空港近辺のウォーキングはあいにくの雨になってしまったが、シティライナー乗車は往復で乗れたこともあったので訪れて良かった。

そのシティライナーは、この利用状況ではAE100形引退と同時に廃止されてしまうかも。

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