優しかった気持ち

人がつくったものが好きです。AKB48劇場公演。

ヒグラシノコイ

あまりにも時間がとれないので、ついに休憩時間にデスクでオンデマ配信を観るという行動に踏み切りました。まあいつものように着席で観てはいるんですけど振りコピ自制するのは大変だね…(?)何が起こるかわからないのでニヤニヤ自制のためにアイドルなんて呼ばないでは飛ばして←、oveture〜向日葵までの前半を観ました。

3月21日、相笠萌ちゃんの卒業公演は「僕の太陽」公演でしたが、新しいポジションをわざわざ覚えてでも出演を志願するメンバーがいたほどということで嬉しく頼もしいことですね。彩希ちゃんは昨年夏からのリバイバル公演ではセンター前田ポジが定着していますがそれ以外にできるのが何ポジかあるので、みんなの出演も考えてスライドしたのでしょう(萌ちゃんがいろいろ考えて組んでくれた様子がMCからわかりましたが)。彩希ちゃんはたかみなポジ、なぁちゃんは増田ポジを新しく覚えての出演だったので、ゆうなぁのヒグラシノコイでした。

先にくどくどと書いてしまいますが、「僕の太陽」公演はひまわり組に始まり、研究生、チーム4、他グループでも行われたことがあり、現在はリバイバル公演としてAKB劇場で続いています。本当にいろんなメンバーがこの演目に立っている。ヒグラシノコイは二人組のユニットですが、一度きりのペアも含めたとして一体何人がこの歌を歌ってくれたのでしょう。
そのたびに、表メン高橋・増田ペアの天性的な素質はずばぬけていたのだなと再確認します(彼女たちをベースにして用意された楽曲なのだから当然のことではあるのですが)。声の太さが違いますし、A、Kそれぞれの歌姫が並ぶ注目のユニットでした。
しかしそして同時に今痛感するのは、ひまわり組に立つひとりひとりがまだ幼くてチームとしての団結に欠けるところ。後世のチームがこのステージに立ち物語が紡がれるほど、これを認めないわけにはいきません。私は増田さんの歌が好きでした。たかみなのことも好きでした。でもどこかアンバランスで(それはあるいは身長差のせいにもしたくなりますがw)ぎこちない感じがありました。
今でもアンダーなどの関係で全然話したことのない2人がヒグラシをやる機会は今でもあるでしょう。現になーにゃとあゆちゃんがそうだったみたいですけどwなーにゃ亜衿ペアは2人ともが16歳で、思い入れを持って取り組んでいるようでした。同じユニットをこなすとなれば、チーム全体がまとまる以上に息をあわせて作っていかないと。

最近元気のない彩希ちゃんの声はやはりどこか萎れていて、伏せ目がちで瞳の力が弱々しいところは今の気分にぴたりとはまってる感じ。これまでも峯岸チーム4前身となる研究生メンバーでの僕の太陽公演はそれこそオンデマでしか観たことがありませんけど、なーにゃ不在の日に過去に経験したこのポジに入る機会があって、私の観たことのない時間も全部が今の彩希ちゃんを作っているんだなあと感慨深くなったことがありました。しかし似合う。白が似合う。

これが特別な想いを馳せなくていい通常の公演だったとしたら、彩希ちゃんはもっと凛として背筋が伸びてて、腹から声出して歌えるのになぁと少し惜しくなっていると続きのパートを歌いだすなぁちゃん。彼女もまた歌に定評がありますし、ちょっと語尾が鼻にかかって癖のつく歌い方が大好きですが、身体の底から低い声を鳴らしてきてくれるのが、過去の映像なりで追従してくれているのかなと微笑ましくなったりします。

そして彩希ちゃんが歌っている時は全然気にならないのに、なぁちゃんが歌い始めた途端に歌詞の一言一句が村山彩希さんに捧げられているように聴こえてしまうのは気のせいだろうか(笑)岡田奈々さんの口から紡がれる歌は想いでぐっと重たくなるのがわかります。それもまた彼女の表現力ということでしょう。弱ってる彩希ちゃんを支えてくれるような歌でよかったです。

美しい…。
またこのペアで劇場に立てる機会はあるかな。というか、特別な機会ではないと観れないなんてある意味では劇場公演の定義からは脱してしまいますし、ぜひまたなぁちゃん僕太出てほしいな。2人の歌が好きだからまた観たい。本音を言えばヒグラシ以外にもゆうなぁの2人に歌ってほしい曲はたくさんあるんだけどねw

25時をまわってしまいましたのでこのへんで。土曜日越えるまで倒れるわけにはいかないのだ…