小学館集英社プロダクション?

ハヤテのごとく!!」2期のスタッフロールの最後に出てくるこの謎の企業。

「あれ?そんなのあったっけ…小学館プロダクションなら聞いたことあるけど…」とふと気になったので調べてみたり。

元々、小学館集英社が同系列(一ツ橋グループ)の別企業ということは割と知られている話である。

もっと言うと、元々は「小学館」がやっていた一部事業*1を分離独立する形で出来たのが「集英社」という企業なのだ。

ただ、現在は小学館も子ども向け以外の事業展開をやっていないわけではない*2ので、集英社と競合する部分もある。

なんで競合してる部分があるのに一つに統合しないか?というと、競争原理に基づく両者の発展を促すため*3とのことである。

閑話休題、元々あった「小学館プロダクション」というのはコンテンツビジネスを統括するもの、つまりおおざっぱに言うと小学館関係の版権関係の処理やら放送中のアニメなどを制作統括する企業である。

こっからは推測なのですが、一ツ橋グループの上の方に居る人たちが「なんで分けてんの?集英社のもここでやっちゃえばいいじゃん!」「じゃあ纏めちゃおうぜ!!!」的な感じ*4で話し合って出来たものが「小学館集英社プロダクション」というわけなんですね。

Wikipedia見る限り、今のところは小学館関係のコンテンツしか扱ってないようですが、これからは版権処理やらアニメビジネスを小学館集英社でまとめていくんでしょうか。

「サンデー×マガジン」じゃないけど「ジャンプ×サンデー」もあり得るって事ですね、わかります。

*1:おおざっぱに分類すると、子ども向け→小学館・それ以外→集英社、という形だと思われる。

*2:言わずと知れたサンデーとかビッグコミックとか。あと少女漫画系は結構かぶってたりする。

*3:Wikipediaより。

*4:要するにコストカット。

Link

銭ゲバ」を三行で語る

録っておいた最終話をようやく見た。

いやーすげぇこの最終回。

特に強制的に話のコントラストを出しまくってくるあたりにはやられた。

なんかTV版エヴァの最終回を思い出しちゃった。*1

  • 人生は不可逆的である

別の言い方をすれば要するに「後悔先に立たず」ってことなんだけど、「銭ゲバ」(の主人公)においてはそもそも「後悔」という概念が見あたらないため「不可逆的」ってことにしておく。

ワタクシ的には「JPEG理論」とか「MP3理論」*2と呼ぶことにする。

  • 小さな出来事(の積み重ね)が他の出来事に大きな影響を及ぼす

主人公がああなったのはいろんな出来事の重ね合わせなのは言うまでもないとして、割と大きな外部的要因がいくつかある。

  1. 主人公の親父が鬼畜
  2. 金持ちの女の子に嫌われた
  3. 慕っていたあんちゃんを殺しちゃった

これらの三つにはそれぞれ前段階として「無実の罪を着せられる」「お菓子を持ち帰ろうとしているところを見られる」「泥酔してたおっちゃんから財布を盗んでいたところをあんちゃんが発見」という出来事があるんだけど、その前の段階にもその前の前の段階にも小さな出来事があるわけですよ。*3

これはとりあえずワタクシの好きな歌の歌詞を引用しておきます。

なんてことのない作業が この世界を回り回って
何処の誰かも知らない人の笑い声を作ってゆく

「なんてことのない作業」のポジティブな側面がこの曲のような感じだとしたら、逆に最もネガティブな側面がこの物語のようなことなんじゃないかなぁと思った。

  • 何事もそんなにうまく事は運ばない

最後はちょっと微妙だけど、別の言い方をすると「隣の芝生は青い」的なことですかね。

「お金のない不幸」があれば「お金のある不幸」もあるし、それぞれ逆もあり得るわけで。*4

いやはや、近年では希に見る傑作です。決して万人向けではないけど。*5

*1:大まかな構成的には似てるような気がするけど結末は若干異なる。

*2:どっちもそのフォーマットにするとそこから元の状態には戻すことが出来ない「非可逆圧縮」の代表例であることから。

*3:たとえば、3番目の出来事の前には当然「おっちゃんが外で寝ちゃうほど飲んだくれる」っていう出来事があるわけで。

*4:もちろん後者は我々からすれば「それはただの無い物ねだりなんじゃねぇの?」とか思ったりするわけですが。

*5:ま、要するに「エルフェンリート」とかと似たようなもんですかね。

LIFE

なんとなく幸せだったあの頃を思い出してみる

自分のiTunesライブラリの中に「LIFE」という曲は5曲*1入ってるのだが、その中で一番最初にiTunesに入ったのは「YUIのLIFE」である。

別にYUIが特段好きなアーティストってわけではない*2のだけれど、入ってる理由は高三の秋〜冬頃に家に帰るといつもテレビから流れていて、それで気に入ったからである。

なんでいっつもテレビで流れていたかというと、

  • 某死神アニメのEDになっていたから
  • その後にやっているアニメ…『BLOOD+』を母がいつも見ていた

からである。*3

少し話は変わるが、自分の通っていた高校は県内ではどちらかというと「進学校」のジャンルに入る高校*4で、文化祭が終わると*5センター試験までずっと、三年生は9時から18時くらいまで全部センター対策という授業に切り替わる。*6

まあ、もちろん部活でも疲れるには疲れるけど、こっちは主に精神を疲弊させるので、家に帰るととりあえず荷物を放りだしてテレビをぼーっと見つめながらまったりとした時間を過ごすわけですよ。*7

で、家に帰ると決まってテレビから流れていたのがこの曲であり、この曲を聴くとあの頃を思い出してなんとなくしんみりした気持ちになるのだ。

あと、なぜ母が『BLOOD+』などというアニメを継続視聴していたのかは今となっては謎である。*8

が、ストーリーこそほとんど覚えてないものの、このアニメ(というより関連する楽曲群*9)は大学受験前のあの頃の記憶と強烈にリンクしているのである。

これらの曲群を聴くと、別に「あの頃に戻りたい」とは思わないけど、それでも「辛かったけどそこそこ幸せだったなぁ…」とか、今となってはそう思えるような気がするわけです。

…なんかよくわからんな、この話。

数IIIを復習


前に書いたとおり現在、個別指導塾でアルバイトしているわけだが、教室長から「数IIICできる?」と聞かれ「まぁ…一応高校では習いましたけど…」と答えると「今の大学四年生が抜けると数IIIC*10出来る人キミともう一人しかいなくなるんだよねぇ」と驚愕の事実をさらっと言われる。そんなに文系多いのかこの教室。*11

数C(行列と曲線)はそこそこ覚えてるし現役時代は割と得意ですらあったんだけど*12数III(極限と微積)が絶望的に頭から抜けてるし現役時代も割と苦手とした分野だった気がする。

というわけで、教室の問題集からコピーしてひととおり復習することに。

ちなみに現在は「数列の極限かぁ…そういえばそんなのあったなー」とかいうレベルです。

*1:そのうち4曲は「キマグレンのLIFE」のバージョン違い。

*2:実際、YUIの曲はこれと「Good-bye days」しか入ってない。

*3:その某死神アニメは通常テレビ東京系で放送されるのだが、東北にはテレビ東京系のテレビ局が無く、我がふるさと岩手県ではTBS系のテレビ局で土曜夕方…つまり『BLOOD+』をやっていた土6枠(今の日5枠)の直前にやっていたわけである。

*4:一学年300人中5〜7割ほど(年によって変動)が国公立大学(そのほとんどが岩手大学)に進学する程度。ちなみに岩手の一番上の進学校(毎年東大に数人輩出)は2年の1学期までに全員数Cまで終わるとか聞いたことがある。

*5:文化部を含め、三年生が完全に部活を引退する。

*6:ただし私立専願の生徒や推薦志望の生徒は除く。

*7:しかも岩手(特に内陸)は夏が終わると秋をすっ飛ばして一気に冬の寒さになり登下校が非常につらいので尚更のこと。

*8:多分、いわゆる「ジャパニメーション」的な作品(たとえば押井守作品とか…というか、このアニメも元は押井守のアニメ映画がベースとなったものである)に感心があったみたいなので、その流れだと思う。

*9:具体的には元ちとせの「語り継ぐこと」とかアンジェラ・アキの「This Love」など。

*10:物理もだったような気がする。

*11:どおりでやたら数学ばっかり回ってくるわけだよ。

*12:なぜなら行列が前の大学の頻出分野だったから。バリバリのコンピュータ系学科なので当たり前と言えば当たり前。

Private Laughter

都心へ

いつも使ってる駐輪場にも情報化の波が来たのかどうか知らんが、定期のカードがIC化されていた。

コインパーキングみたいなシステムになって見てくれは格好いいが自由に出入りできなくなったので面倒と言えば面倒。

で、バイトの給料振り込み用の口座を作りに笹塚*1に。

口座を作るときに「じぶん銀行」をやたらプッシュしてくるのはなんなんだ。

とりあえずKDDI&MUFG必死だな、と。

せっかく都心のほうに来たので案の定アキバに。

行く途中で偶然中央線の古い電車を見る。なんか自分が中央線*2乗るたびに見てるような気がする。そんなに本数残ってないと思うんだけど…。

トラタワ*3に行ってキーボードマニア*4やりまくり。剣の舞とCASSANDRAが楽しすぎる。

*1:京王線新宿駅の手前

*2:今日乗ったのは黄色い電車のほうだけど

*3:駅徒歩5分くらいの場所にあるゲーセン。音ゲーフロアに弐寺が6台ずらーっと並んでる光景は圧巻。

*4:2オクターブ分の鍵盤(ダブルプレイは4オクターブ分)でキーボードを演奏する音ゲー。良曲揃いなんだけど難易度が非常に高いのでシリーズが止まってしまった不遇の作品。

あなたは海の底

飛び込んだ海の水は
冷たくて 柔らかくて
アブクの中に沈みました
夕日がきれいです


マサカサマになった 双眼鏡をのぞいたら
私の未来は見えますか? あなたは海の底

近況

というわけで今日の曲は知る人ぞ知る名クソゲーである「ムーンライトシンドローム*1のED曲から。

不意に思い出して聞いてみましたがやっぱ名*2曲です。マイナーなのが信じられない。


  • ニコニコ大辞典

最近は「〜動画」よりこっちの方をメインに見てる気がします。

Wikipediaのようにハイパーリンクで辿ってくとたまーに秀逸な記事が出てきて、じゃあ動画も見てみようっていう構成の妙がね…*3

インターネットに日常的に触れてる人でWiki系のものに(たとえ一瞬でも)はまったことのない人はいないと言っても過言じゃないからね。

  • 土曜21時から22時台の日テレ

銭ゲバ」を毎週見てるわけですが…これよくこのご時世・この時間帯に放映できてるなぁって感心するほどの出来。*4

日テレってたまーに超アグレッシブなドラマ作る気がする*5

で、そのままの流れで「エンタの神様」を見るのですが、相変わらずひでぇ。

ネタのレベルの落差が前より酷くなってる気がする。*6

今では「どんなに自分が笑えなくても客席はがんがん笑ってる」っていう、あの独特な空気感みたいなものを楽しむものだと、そう思うようにしています。

*1:トワイライトシンドローム」を狂気方面だけに突っ走らせたらこういう感じになるのかねぇ?みたいなストーリーのADVゲーム。

*2:「迷」成分も少し内包されてますけども。

*3:この前張ったやつの原曲はそもそもは全く別の項目から「Windows」という項目に飛んでたどり着いたものだし。

*4:倫理的・ストーリー的な意味で。

*5:女王の教室」とか「最後の弁護人」とか。

*6:後半のほうは結構プロい人がネタやってくれる確率が高い。あとはほぼランダム。

風をあつめて

街のはずれの
背のびした路次を 散歩してたら
汚点だらけの 靄ごしに
起きぬけの路面電車が 海を渡るのが 見えたんです
それで ぼくも
風をあつめて 風をあつめて 風をあつめて
蒼空を翔けたいんです
蒼空を

近況

  • バイトは火・木・金

こっちのほうは2/23が都立高校の試験らしく、いきなりその直前の慌ただしさに揉まれる。おかげで完全に感覚取り戻しました。

  • プロジェクトはスケジュール押しまくり

当初4月リリースだったのが知らぬ間に8月リリースに。ボーカリストが決まらないらしい。ぶっちゃけ蚊帳の外。

  • 楽曲制作

去年末の反動なのか*1ここ1ヶ月くらいまともに曲を作ってなかったので、ニコニコで気になった曲をリミックスしてみたり。

流行はだいぶ落ち着いた?初音ミクを使ってみたりとか。このソフトはやっぱりすごいね。

無駄に徹夜してほとんど寝てませんがこれからバイトです。

*1:ちょうどスケジュール的にはきちきちだったのでメールで送られてきたものをアレンジしまくってた。