色彩講座 5月中頃には 再開?、

 昨年末から本講座(新色彩)は(筆者の健康都合により)お休みを頂いてきました。 これまでも入院や施術での休講など・・色々ご迷惑を掛けてきました。 昨年末の切削手術は4度目でしたが・・結果は(余り芳しからず・・)病巣は更に広がり進行している。 とのコトなので・・、他のモロモロ(健康現況、年齢、手術歴など)モロモロ勘案して(最後の機会とのコトなので)、病巣(膀胱)の切除の大手術ですが、受けることにしました。
 手術本番は29日の予定ですが、私の体調には問題があり(腎臓切除・冠動脈バイパス4か所、脊柱管狭窄など循環系に)、点滴や輸血などの薬剤の調整を要するとのことで、今日(22日)から入院です。
 手術やその後の経過が順調に進めば、術後の回復は2週間程度と思いますが、その後のリハビリなどもあるので・・退院は恐らく5月に掛ることでしょう・・。
 手術を終えて無事退院(帰宅)ができれば、一日でも早く講座を再開させたいと思っていますが・・
 、といった次第で・・本講座の再会は、早くても5月半ば・・(6月以降になるかも 知れません)
 新講座といっても。 内容はこれまでと同じモンですが、・・要点はトコトン整理しておきます)分かり易く整理したいと思います。 ご期待ください.
 旧三原色ノインチキ新色彩の要点・・ぜひ予習をして置いてください

デハデハ、これから入院手続きに出かけます。

 旧色彩は、ウソの塗り固め! 

 旧色彩は、ウソの塗り固め

 筆者が本講座を始めてから10年以上になります。とくに(2011)原発震災以降は、旧色彩学の「欺瞞と無節操」に愛想を尽かして『独自の正しい色彩学』を目指して学習・開発を進めて来ました。
 皆さんが(小)学校時代習った「3色円板による三原色の説明」が、大ウソの始まりです。
 現在では、多くの色彩解説書が、円板をセロハン模様に変えていますが、学校の教科書は昔のママで、変更はありません。
 ← (文部省は「子供の科学」だから、いい加減でもヨイつもりらしい・・)
(子供時代に間違って教えられ、訂正をしないから、今の大人が全員間違えたのは、当たり前)

 「3色円板」

 「三原色(加減法混色)説明」
 私達は、学校時代に「2枚の3色円板」で「(赤緑青)の組が光の三原色、(空茜黄)の組が色の三原色」と習い、さらに上級になってからは、光の三原色は「混色によって合成色は、色が明るくなるから加法混色」。 絵の具などの色料は、「色を混ぜると暗くなるので減法混色」と説明されました。

(1) 「混色法というのに、色が指定されていて任意の色が選べない
 「(赤と緑と青)に限られる。色の場合(空茜黄色)に限られる。」 ←自由に色が選べないでは、混色法と言えない
(2)2つの色光のばあい
 2色の合成で明るくなったのは、光の総量が増えたからで、(加法混色)によって明るくなったのではナイ。 ←(同色(赤色)を足し合わせても色は変わらないハズなのに、光が強くなるので白く明るくなる。
(3)色料の混合は中間混色になる、
 同色の混合では色は変わらないハズだが、色料による(減衰度)の増加で暗くなる。
 印刷技法で、CMY混色では黒が作れず、CMYKと黒が必修になります。減法ではなく中間混色だから黒が出せない。

色彩講座(まとめ)の早期開催は困難です

 筆者の健康都合により、講座は中断(休講)でご迷惑を掛けています。 今回も昨年末(12・7)の(入院・手術・検査など)により閉講中で、今日に至っています。何とか早く復帰再開したい・・と思っていますが、中々上手く行かないようです。
 筆者の(自身の体感)では元気で、体調も回復と思うので・・、早期に「新色彩学の総まとめをしたい」、のですが・・医師からは、術後の回復養生に専心セヨとのことで「実際の仕事は一切(STOP)の命令が出されている状態です。
 つい先日の検査(X線・核物質・MRI・心電・ソナー・・)結果が、医師から告げられましたが・・「結果は、悪性腫瘍(芳しからず)」との結果で・・再手術が要請されました。
 目下体調は(手術に耐える)元気であること、未だ他所への転移はない・・、(他の治療では再手術不可能になる)、筆者が高齢であること、など勘案して、事実上手術可能の最後のチャンス・・、とのことなので・・、
(今までは何かと渋ってきたのですが)・・、今回は覚悟を決めて(大きな手術になる)を受けることにしました。 来月早々から手術手配を進める(入院?・・)とのことです。      
 うれしい話 でありませんが・・以上のようにな次第です

 というような次第で、HPの早期開催は困難(延期せざるを得ません)になりましたが、がご容赦下さい。  
 手術には、回復を含めると、少なくとも2・3ケ月程度は必要と思うので・・講座再開は、早くても 5・6月以降になるだろう・・と思います。

 明けましてお目出とうございます 

 明けましてお目出とうございます(新年ご挨拶が大変遅くなってしまいました)本年も宜しくお願い致します。
 旧年中は(小生の健康都合により)、講座日程が定まらず、皆さんに大変ご迷惑をお掛けしてきました。
 昨夏に漸く再開した「講座」でしたが、・・暮れになって急遽(検査.入院.施術)となり、(講座のお休みを)頂いた次第です。 入院中は、家に帰れば、すぐにHPの再開をと思っていましたが・・、帰ってはきましたが仲々思うようには行きそうもありません。
  術後の回復(出血停止)が芳しからず、未だに不安定な状態です・・・。 現在は、検査の結果待ちで、(自宅療養中)ですが・・(根を詰めた仕事や、少しハードな運動もダメ)な状態です。
 最近の検査結果については、2月半ばには出るハズなので、当面の予定は次回(15日頃)には出せると思います。
 医師の方では、今後の長期の治療方針(大きい手術など)を検討している模様で・・さらに精密な検査を求めてきています。
 
 と言った次第なので、恐らくここ2〜3月は、検査漬けなるのでは?・・と思っています。
 さて
 講座については
  ★ 昨年末に「話の要点だけは・・」とお伝えした積りですが・・(急遽、詰め込んだので)どれだけ理解できたでしょうか・・?
  ★ これまでの講義は、色の現象説明なども・・(物理や工学)説明に偏り、色彩面からの追及が不充分だった・・?
 など・・、気掛かりな点が幾つか残ったままです。

これからの講座を・・(どうしましょうか・・?)
 筆者としては、出来る限り「色彩学的な整理や体系化して」皆が学び易いように、と思うのですが・・、筆者の現況では(何処まで出来るか?)ですが・・、(在宅する限り(HP)に掲載葉可能)として、早急に取り組むか?
 
 本講座を始めてから、早や10年を超えました。、東北原発震災以降は(単なる講座でなく)新色彩学を目指して、新しい理論体系や技法開発を行ってきました。(だから 講座内容はその都度書き加えられてきたので(膨大な内容になりましたが)、年次による整理、明確な(目次・系統立て)が出来ていません
 最近では、「2014年夏に(病気入院のため終了し)、2015年5月再開」したのが、一つの節目になっているので、これ以前は(新色彩の開発期と見て)、「以降の記述を取り纏め、整理をして」(CDの発行する)ことにしたいのですが。

 以上、筆者の現況と、これからを(長期の目途は立ちません)どうしようか?など考えます、ご希望があれば、ぜひお知らせください。
メール ja3rx@kmf.biglobe.ne.jp/


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07、等色関数と色温度

☆★☆★  明日から、検査入院(手術?)のため(年内お休み)をお願いします  ☆★☆★
  (筆者の感じ(自覚症状)では、元気なのですが、上記のような次第で・・毎度ご迷惑を掛けます。)

 ≪ 旧色彩学は(色)について(何も分からず)「色彩は心理」と言って(科学・物理に反発(実は逃げた)だけで、(旧)三原色光説は(ウソとハッタリの空論ばかり)、「何一つ正しいものはナイ」ことは明らかデス。≫
 昨日の(図面)は、光がどのように色として認識されるのか?・・、これまでの「色の成因の総まとめ」デス。 物体表面の各色が夫々の分布傾斜を持ち、このの分布傾斜度を、センサー感度が、自身のレベル感度を移動させて、曲線と合わせることで色を判定する・・・仕掛けです
 ←(個々の現象の詳細はこれまでの該当ページを参照して下さい。
   
等色関数
 (第2図、右側端)(上)から、(a)LMSセンサーの吸光率、(b)RGB色空間(刺激値)、(c)XYZ色空間、とのことですが・・、RGB感度の(−)は不都合だと(数学的変換)で負値を消したそうです、が 
 本関数は、世界的な機関(CCITT)がデータを集め解析して毎年発表をしているモノです。 これまで何年も 色々ゴタクを並べていますが、
 ←(筆者には、この図の意図や.取扱い、仕上がり効果.制約条件.etc、どれも何のタメなのか?サッパリ分かりません・・)
 これを出した人達が(色とは何か?・・が)一番分かってイナイ様子です。

 (筆者の解釈、計算結果)
 筆者の、色彩学(熱擾乱光の基本(広帯域特性)やセンサー感度、色の検出など)を使って、この等色感度の値から(センサーの動作(L−M))を求めると、上記の図面のように「色温度の傾斜度」に対応する数値が求まります。
 つまり、これまでの三原色は(単に見えた)と言うだけで、色原因の説明が出来なかったのですが・・、今回の関係に、初めてセンサー感度の(波長特性と光の分布傾斜度=色)が適合したコトになります。 ← やはり(三原色光は存在せず、幻だった。)

(L−M感度)
 当初は錐体の3センサーを「RGBセンサー」と呼んで、色の直接原因としてきましたが・・(多くの現象が符合せず・・※)現在はLMSセンサーと改称しています。
 ※ 三原色説は、RGBの3色光が(可視光範囲の3分割帯域)としたので(帯域が重なり、負値が出るので(数学変換)を持ち出すなど・・)不都合だらけです。
 「並列三原色」の固定観念を外して、LMSは夫々別の(独立)した動作をする、と考えると・・LMSを直交3軸方向に採った色体系が考えられます。 ←(例えば、RGBデータ方式も)
 私達の4軸8色立方体も、このLMS方式ですが(データ値は既に偏差値処理)がされたモノです。

(3データの方向)
(旧色彩の3色円板でも、3つの原色方向は相互に(120°)の違いがあります。 3軸型の色立方体とした場合も、白黒軸方向から見ると、3センサーは(120°)の違いに見えます。
 これまでの感度図の3曲線は、夫々独立した方向のセンサー感度図を比較のため重ねたモノで・・(本来は3枚の独立図面で相互に関係はありません)

← Lセンサーの動作基準から見ると「Mセンサーの値は、常に(120)°差なので反転動作に見えた」のです

 (ベクトル演算)
 色の性質や操作・相互の関係などを調べるため、色を数理的(ベクトル)表示で扱う、コトはヨク行われます。 光の強度・感度など(エネルギ強度)は単一の方向の比較で普通の加減算でヨイのですが、色を跨ぐレベルの合成や比較などでは、ベクトル演算が求められます。
 ベクトル演算は、角度の計算なので(加算はあるが減算はナイ)のです。11.22)の錐体センサー構造模型図では、 データが溜まると計測面は(右から左へ)移動し、(Lセンサでは(赤→黄色)へと赤が減る方向で、Mセンサで左移動は(黄色→緑と)緑が増える方向です。
← つまり、(M)感度は、Lとは(120)°差方向で、数値的には(L−M)に見えますが(LとM)2方向の値の合成加算なのです。

等色関数の曲線)
 今日の図面(中)は、(b図)のLMS感度を拡大したモノですが、(草色はMを反転したモノで)
(L−M)感度を求めると(点線の{−2〜(560nm=0)〜+3}への急峻な変化になります。
 この(560nm)を中心とする急峻な変化は、左側の(色温度の回転図)の傾斜度に旨く対応します。
※ ← そこで、「L感度はセンサー実測値、M感度は光源光の補正値、(L−M)の値が(色)の傾斜度」になります。
 
(明暗とカラー)
 LとMセンサーは、数も多く は、赤〜(黄色)〜緑の範囲が実質的な色の検出範囲で、黄色は(LとMセンサー)の重なり(干渉)域で(540〜600nm)で色が急変化しています。
Sセンサーは{青は昼間の空の青色(背景)と(地上範囲または夜の黒色背景色}の切替えスイッチ動作 です。


※ 上記は入院を前にして(泥縄で)、これまでの成果を取り纏めて等色関数に当て嵌めただけのモノです。  詳細な数値や周辺技術事項の検討が全く出来ていません。
 (特に筆者は、「等色関数の処理手法を(納得や理解を)していません」皆さんはどのように思われたでしょうか?・・、疑問も賛成の意見も、遠慮なくゼヒお聞かせ下さい)
 おそらく年内は入院中でお返事は出来ないと思いますが・・ そうそう、年末、年始のご挨拶もも出来そうもないデスネ・・
 デハデハ「コレマデ有難うございました、新年からも中頃には(出る積り)宜しくお願いします。

06、センサー感度と色の判定


センサー感度と色の判定     

 ≪ 視覚(目)は、生まれつき人の身に付いた能力なので、「色やモノが見える」のが当たり前で「ナゼ色や形が見えるのか?」・・など考えるコトはありません。
 だから、これまでの色彩学も・・色や光の(配置や対比)を云々するだけで、人(の目)がどのように「光を取込み、色を判定してきたか?」といった議論は殆どありません。

(物質表面の色)
 太陽からの光が、地球に到達し、空気層で散乱透過された光が、地上に降り注ぎ、身の周りの物を照らすので、 私達は、そのモノの表面で(透過・散乱)された光を見て(形や色を判断し)、そこに(生活に関連する)物が存在を知る・・ようになっているのでした。


 (センサー感度曲線)
 旧色彩では、「光や物の有無で色が決まって居る」と考えたので、目がどのように光をキャッチするのか?、と言ったコトには無頓着で「目の感度(曲線)」、は作られていません。 そこで筆者は(止むを得ず ※)自作の感度図を作りました。
※ 基本的には、現行の比視(出力)感度を反転して、(入力感度)とし、レベルを適当に合わせたモノです

 (センサー感度と光の強度)
  先日の(11.23や24日)などに、センサー感度と色温度分布の関係を示しましたが、(目は(センサー感度)を正確に調整して、光分布が丁度色に見えるようにします。

 (色票の反射率と光レベル)
 目は画素単位で色を判別します。センサー感度レベルと色票の色(反射率の図面)の対応を下段に並べたので、詳しく見て下さい、。
 センサーの感度は、全体レベルが纏まって(適合レベルを探して上下する)モノです、(旧三原色では、各センサーは夫々別感度で色を探した)。
 一枚(組)の感度図面の上下だけで、各センサーの入力を調整して、全色が識別出来る感度曲線の(絶妙のカラクリ)を見て下さい。 

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(新しい色彩の探索)
 前にも述べてきましたが、筆者はここ10年以上前から、旧色彩学(論)の不備や偽計に気付き(その訂正を求め)「新しい色彩学」の構築を目指して、ここまで進んできました。
 ここ2年程は筆者の体調不良のため(休講が多くなりご迷惑を掛けて来ました)、夏からの講座は(これまでの講義の穴埋めを目指したモノでしたが・・(年内終了を目指してきましたが、 どうやら大方は終了出来たように思っています)

 ☆★ 実の所、またもや、医師から再(々)の検査・手術が要請されて、8日には入院です。従って年内の講義は、この辺りまでで一応打ち止めです。(特にご要望の点があれば、ご連絡下さい、新年明けてからの再開で取り上げようと思いますが・・  ☆★
 (アドレスなどは、プロフィール または9月25日を)

05、透過と散乱


透過と散乱

☆☆ まづ最初にお断りしておきます ☆☆    
 (旧三原色式の図面の借用)
 これまでの話で、旧三原色は誤りで 実際の色光の帯域は(可視光線範囲の中でナク)(近紫外〜近赤外)領域にまで拡がったモノとのお話をつづけてきました。
 しかし今回の「光と色・補色・フィルター関係の話」では、この広範な「熱擾乱光の分布範囲」を三原色のように見て(置き換えても殆ど支障ナク)説明出来るので・・、旧三原色用の図面なども、そのまま借用して説明をしています。・・色並びの詳細では違う面がアルので(要注意)デス。

 (散乱光)
 物体に光が照射されると、その表面は(光を選別して、一部を返す)ので、私達は、その光を(色や形)として認識しています。 一般的に(表面で光が返された)ように見えるので「反射光)」と呼ばれるコトが多いのですが(上の図でも)、これは誤りで・・、正確に「散乱光」と呼ぶべきです。
 前記の光は一旦物質の表面から中に入り、物質の分子に衝突(進路変更を繰り返して)一部が表面に舞い戻ってきたモノなので、光の強度は大きく下がり、進路はバラバラ・・で散乱光と言います。.

(鏡面反射)
 水面や平滑金属面や結晶面などで、人の顔や姿が写って見えるのが(鏡面反射)で、 物質の表面に光が来たとき、光の(強度はそのまま)進路だけが変わる・・のが反射で、 反射面に垂線を立てると、入射角と反射角度が等しく、他の要素(強度や色)もそのままですが・・、詳しく見ると(反射点で光の位相が反転する)コトに留意して下さい。

(散乱・透過光の旧色彩の図面)
 上図の左側が、(A)散乱光と(B)透過光の図面です。
*、実際の色光範囲を、これまでよりも域外へ大きく広げて考えて下さい
*、下のB図面では(文字では表面反射が書かれてますが)で(反射の残りが溶液に入る)のと違っています
*、C図も、物質の表面での吸収と内部吸収を(同一視して)区別していません。
   また、色別の反射率は、明るさなのか、光強度なのか不明です

(帯域フィルターの特性)
 進行する光にとって、分子構造の並びは、格子状の網目のように見えます。 網目の効果は、光の波長や方向によって異なりますが、一般的には「ある周波数(波長)を境にして、それ以上(または以下)を通過(または抑制)させる」モノがあり、帯域通過(または抑制)フィルターと呼びます。
 両特性を組み合わせて、一定の帯域を(通過または抑制)する型もあります。

(F’層の厚みと光の減衰)
 右側の(第4図)は、水溶液やフィルター層に入った光がどのように減衰するか、を示したモノで、この図の場合、 一枚分の厚み(深さ)で70%になり、2枚で50%・・と減衰しています。 2層で5割減衰しましたが、3割が上へ向かって散乱光になり、2割が吸収されて消滅です。上に向かう光は始めは深さに比例して増えますが、次第に少なくなりますが、これも或る程度の深さまでで、上向き光の積算値は一定の値で落ち着きます。

 水溶液などの場合、上から照射された光は、水中に入って、分子に衝突(エネルギー交換)して、進路を変えられて
*(一部は反転して水面に向かいます。 ←(散乱光として上から見える光デス、グラフ上部は、返り光の強さと積算値)
* 他は更に奥へと進んで・・衝突を繰り返しながら奥へ進む光が透過光です)。←(水の密度は均一なので、透過光は、水面からの深さ(一定の比率)で減少します。(赤色の曲線の下部)
* 進路変更を繰り返す度に(エネルギー)を失って消滅するものもあります、(赤と緑の間)
 * 固体は密度が高いので、深くは潜らず浅くて表面色(散乱光)が決まりますが、液体などでは深くまで潜る(透過光)ので、フィルタ層の厚みで効果が違って来ます。


(F’の波長特性)
 (青い)光ほど周波数が高く屈折率が高いので、水深が浅くても素早く水面に戻りますが、
 (赤い)光ほど周波数が低く屈折率が低いので、水面深くに潜ってから水面に戻ります。
従って、この戻り(散乱)光の特性(波長や強さ)は、物質の屈折率や減衰率によって違います。 ←(特に色特性が顕著になるものを「色料」として使ってきました。)