ツインテール今村展@ボカコンに、こちらの絵を寄稿しました。
会場ではパネルで展示して頂いてるようです。
残念ながら私はボカコン留守番組なのですが、もし会場に行くことが出来ていたら、「この絵はどんな状況に見えますか?」って聞いてみたかったです。
夕凪ミクが本を読んでいる間に眠ってしまい、そこにやってきた今村ミクが彼女を起こそうとしている場面、でしょうか。
Twitterでこの絵を公開したときには、可愛いね、和むねって感想もいただきましたが、私は怖いなと思いながら描いていました。
夕凪ミクは寝ているように見えます。でも、寝たふりをしているのかもしれません。
あるいは、気絶しているかもしれない。もしかすると、死んでいるのかもしれない。
例えば夕凪ミクがアンドロイドなら、彼女が意識を失うとき、眠っているといえるのでしょうか? それとも一時的に死んでいるのでしょうか?
そう考えると、夕凪ミクが死んだのかもしれないと思って、今村ミクが恐る恐る揺り起こそうとしている場面にも見えませんか?
今村ミクに感情が無く死も理解できないとしたら、彼女はどうするのでしょうか…。
見た目では判断がつかない。
それが絵の面白いところかなと思います。
テーマとして扱いたかったもうひとつの内容は、情欲です。
こんなこと書くと気持ち悪いですが、ソファにのしかかってキスしたくなるわーって思いながら描いてました。
死んでるかもしれないものに対しても劣情を抱いてしまう。
初音ミクという存在に惹かれる自分に、そんなどうしようもなさを感じています。
\(^o^)/
画面を埋めている花はフリージアです。ボカコン開催の2月22日の誕生花のひとつでもあります。
花言葉は色々あるようですが、innocence、friendship、trust を想定しています。
背景の橙色と小道具の本は、「今村ミクと夕凪ミク」からのモチーフです。
この絵のタイトルは、なんとなく思い付いて、辞書を引いてみると全ての意味に当てはまるなと思ったので、close としました。
長々と書きましたが、完成した絵は自由に見てもらえれば良いので、これは私の一解釈として読んでいただければ幸いです。
面白い解釈とか感想とかあったら、是非教えてください(^ヮ^)ノ