コンシェルジュプラチナム 1〜2
- 作者: いしぜきひでゆき,藤栄道彦
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2011/03/22
- メディア: コミック
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あちこちで社会問題となっている地元商店街(シャッター通りになりかけている)に、出張所を作り、ホテルのコンシェルジュを派遣するという、新しい設定。実際にやってみたらどうなるのかなあと思ったり。郊外の大型ショッピングセンターに人が取られ、そこで地元商店街はどうすべきか、ってのは就職活動でグループディスカッションをしたことを思い出す。
メインの登場人物は、若い女性コンシェルジュ。商店街の復興を目指しているけれど、心の底では「無理かもしれない」という思いもあり、同僚に指摘された。…そんな指摘いらないよなあ、と思った。そしてもう一人。その指摘をした、臨床心理士の資格を持ってる(んだっけ?)若い男性コンシェルジュ。でも確か、ホテルにちゃんとした籍があるわけではなかったはず。スカウトされていたから、確かそうだった。人の仕草を見て、対象人物の本当の気持ちを推測したりすることで、話をいい方向に進めていく。それを評価されているけれど、本人は「勤まらない」と思っているようだ。まあ、確かに。上記の指摘なんか、そうだよなあと。でも、コンシェルジュとしてその能力を生かせれば、覚醒しそう。いずれはそうなるんだろう。
で、商店街で協力してくれる人たちも魅力的な人が多く、「どうせ…」と思っている人はそんなにいない印象。色んなアイディアで、面白そうな企画の話がいくつかあって面白かった。あまりリアルにいきすぎないのが魅力だな〜。
3巻は今年発売されるようだ。楽しみじゃあ。
MOON 3〜5
- 作者: 曽田正人
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/12/26
- メディア: コミック
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心配していた日本公演も、無事に終了。よかったよかった。ニコの存在あればこそだなあ。ほんといいペアだと思うのだけれど、なかなかくっつかないなあ。スバルは完全に気持ちがあるみたいだけれど、ニコは…ううむ。事故死してしまった恋人のことは、彼の心に深く根付いているようだ。
ドイツに戻ってきてからは、再び大会(ヴァルナ)に出ることを決意。何か目的があったはず…何だっけ…忘れてしまった。プロのバレリーナとして確立するため、だっけ。そのためニコとペアを組むんだけど、スバルのことを死んだ恋人の名前で呼んだり、言いだしっぺのくせに、「別に出なくてもいいじゃないか」的なことを言っちゃったりして、なんとも…ギクシャク。ああもう!と読者としては思っちゃう(笑)。
そしていざ大会。屋外で行われているんだっけ? 「黒鳥」を踊るスバル。私的な感情が出すぎた踊りをしてしまい、自己嫌悪に激しく陥るスバル…だけど、審査員や観客等には「新解釈」としてとらえられ、これが良い方向に行くのかどうか…ドキドキな展開。そして、スバルの新たなライバルとなりそうなダンサーが登場。チャイニーズで、お互いに火花バチバチ。でもダンサーとしては認め合っているところもある感じ。…怖いわ、なんせスバルだし(笑)。それに、もしかしたらスバルと同じ所属になるかも(引き抜きされるかも)しれないし、よけに怖い。でもわくわくする、微妙な気持ち(笑)。